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Spotify RADAR:Early Noise 2021
Apple Music派だけどSpotifyのアプリは一応ダウンロードしてます。
というわけで、先日発表されたSpotifyが選ぶ、日本国内の注目次世代アーティストのプレイリスト「RADER:Eraly Noise2021」をチェックしてみた。
2017年に日本でスタートした「Early Noise」は、Spotifyが注目する次世代アーティストを毎年年初に発表して、プレイリストやショーケースライヴなどを通じて魅力を伝えていこうというプログラム。
ちなみに昨年、2020年は藤井風、vaundy、RINA SAWAYAMAなどが選出。CMでブレイクしたNovelbrightも選ばれてますね。2017年にはあいみょん、ビッケブランカ、向井太一にSTUTS、そしてNOT WONK。2018年には羊文学、CHAI、カネコアヤノ。2019年にはKing Gnuに中村佳穂、秋山黄色、ずっと真夜中でいいのに。などなど、音楽マニアに高く評価されたアーティストからお茶の間レベルにまで突き抜けた紅白出演者まで、日本の「BBC Sound of~」みたいな感じになってきてるみたいです。
で、2021年。
※プレイリストのリンクはこちら。
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX4OR8pnFkwhR
選出されたのは以下10組。
映秀。
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
(sic)boy
Doul
chilldspot
Tokimeki Records
にしな
PEOPLE 1
macico
LEX
全部紹介するのはちょっと大変なので、気になった人たちだけピックアップします。
ラルクのHYDEをリスペクトしているというラッパーの(sic)boy。この曲はやたら耳に残ります。「Heaven's Drive」ってそれ、そのまんまラルクでは。MVもよい。
Chilldspot。世界観が完成されてるなあ・・・と聞いてたら高校生バンドと知って驚愕しちゃった。10歳くらいサバ読んでいませんか?ただし、さらりと聞いただけの印象では「目新しさ」は感じないかもなあ。気持ちよいけれど。
カメレオン・ライム・ウーピーパイ。J-POP定型フォーマットから逸脱していて好き。カルト的な人気は博しそう(今のままなら)・・・な気がする。
たぶん、いわゆるお茶の間にも届くようなブレイクを果たす可能性がいちばん高いと思っているのが、女性シンガーソングライター・にしな。聞く人みんな言ってますけど、彼女はとにかくすうっとリスナーの身体に溶け込んでいくような、声が良いですね。TV CMで流れていたりしたら、ふっとつかまれるような歌。これはとても強い武器になると思う。曲次第であいみょんレベルに売れるかも。
最後。一聴してびっくりしたのがDoul。17歳。まじかよ。これまで挙げてきたアーティストは基本的に日本国内向けな感じだけど、Doulは完全に世界仕様。youtubeのコメント欄には英語ロシア語日本語が入り乱れていることからも、下手したらワールドワイドで大化けするんじゃないかと思う。BTSの次にアジア人としてビルボードのトップを取るのでは?という幻想さえ抱いてしまう。ただし・・・ちょっと危うい感じもしている。どう転ぶかわからないスリル含めて、超注目の存在かと。サッカー好きとしてはユースの超有望株が下部組織でハットトリックとか決めまくってて、トップチームに上がろうとしてるんだけどトップのマネジメントが不安・・・みたいなムードと似てる。
Doulは別でnote書こうかと。ほんと面白いと思う。