Amyl and The Sniffers - Jerkin
オーストラリアはメルボルン出身のガレージパンクバンド、Amyl and The Sniffersが「Jerkin」のMVを公開。
10/25にアルバム「Cartoon Darkness」がリリースされたのを機に聴いてみたのだけど、これは好き。何しでかすかわからんフロントのねーちゃんを屈強な男どもが支える構成の過激なパンクバンドは過去にも何組かいたと思うし、新鮮さはないのだけれど、MVやアートワークみても突き抜けてます感は感じる。まずジャケットからしてこれである。
もろだしだー!もちろんモザイクまでセットでのアートワークなんだけど、今時なかなかこんなことやる人たちおらんよ。いてもちょっとアーティスティックな感じで見せる(※Sky Ferreiraの「Night Time,My Time」とか)感じだけど、ここまでのおっぴろげはあんまない。逆に爽快だ。乳首NG出てなかったら普通に晒してたんだろうなこれ。
で、オープニングを飾る「Jerkin」MV。
これまたメンバーはじめ老若男女の裸体がおっぴろげ(※黒塗りモザイクあり) しまくりの過激な映像である。持論なのだが、古代ギリシャ彫刻みたいに健康的でパーフェクトなヌードは(嫉妬や憧れも含め)万人の関心を惹くが、人々が目を背けたくなるような体型が崩れたヌードもまた人生の年輪を感じさせて味わい深いものがあると思うのよ。男女問わずね。
Amyl and The Sniffersの「Cartoon Darkness」は彼らにとっての3枚目のアルバム。リリース元はRough Trade。2ndアルバム「Comfort for Me」は国内チャートで最高2位を記録し、Foo FightersやGreen Dayの豪州公演フロントアクトなんかも経験。2023年には来日公演もやってます。
アルバムから他にも何曲か。
過去に例があるスタイルのバンドって書いたけど、聴いて一発目で思ったのはヴォーカルの感じから何から何まで「Be Your Own Petじゃん!」でした。BYOPは去年復活アルバム出してましたけど、この2組ぶつけてみたらとんでもないカオスになりそう。