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The 1975、パーフェクト・ゲームの予感

SUMMERSONIC 2022にてついに初ヘッドライナーを務めたThe 1975。

現地に赴くのは難しかったのだけれど、スタジアムは満員札止めでセットリストもヒットパレードで、凄まじい内容だったと伝え聞く。ロック・ミュージックが斜陽の時代において、The 1975みたいなバンドが受け入れられているのは喜ばしいことだし、いま10代・20代の人は彼らと同時期に若者時代を生きていられることを大切にして欲しいなあと思う。(バンドはいきなり解散するぞ)バンドの格としては、90年代/00年代におけるOasisやRadioheadみたいな、絶対王者感も出てきましたよね。

さて、そんなThe 1975のニューアルバム「Being Funny In A Foreign Language」が10/14にリリース。

2013年にリリースしたデビュー盤「The 1975」から9年経過しているけど、今回のアルバムで5枚目。2016年の2ndからは2年ごとにアルバムを出してるし、活動スケジュールがしっかりとコントロールされてるんだなあと感心する。破綻しまくるバンドも多い中、これはすごいこと。

前作アルバムでは1stシングルとしてハードコア・パンクな「People」をぶっ放してファンの度肝を抜きましたが、今回のアルバムでも1stシングル「Part of The Band」におけるBon Iverみのあるインディフォークっぽいプロダクションに驚かされたり。地味っちゃ地味なんだけど、添え物的な曲ではなく、しっかりと主張をするしたたかさ。優しさ。美しさ。


続く2ndシングル「Happiness」では、ファンが「これですわ」と膝を打つような高揚感&多幸感あふれる軽快なダンス・チューン。ホーンでのエロさ演出も大正解。あんたが大将。サマソニでライヴ初披露。ところで、なんで「Part of The Band」を先に発表した?天邪鬼だから?


んで、先ごろ発表された最新曲 (3rdシングル) がこの「I’m In Love With You」。この曲もサマソニで世界初披露されています。そう、こういうちょっとセンチメンタルな曲もThe 1975ファンにとっての「これですわ」のひとつなんですよね。この2曲がファンがThe 1975に求める「あああこれこれこういうの欲しかったん!」の究極の形ではないか?女子(男子も)はときめきが止まらないと思います。あなたは正しい。


というわけで、毎回良いのだけれど、今回のアルバムはパーフェクト・ゲームの予感がぷんぷんしております。アルバムリリースまで、新しい情報がでたらこのnoteにくっつけていこうかと思う。

・・・と、いうわけで、4曲目の公開曲「All I Need To Hear」MVが来ました。(2022/9/22追加) 最初に3分超の語りが入り、曲はそれからです。
過去3曲とは打って変わり、ムーディで穏やかなバラード。


あらためて、アルバムのアートワークとトラックリスト。

The 1975「Being Funny In A Foreign Language」
1.The 1975
2.Happiness
3.Looking For Somebody (To Love)
4.Part Of The Band
5.Oh Caroline
6.I’m In Love With You
7.All I Need To Hear
8.Wintering
9.Human Too
10.About You
11.When We Are Together


「Happiness」のライヴ映像です。レディング。



サマソニのライヴレビュー、すごく気持ちが入っていて良い。


実は初来日の2013年の原宿アストロホール(キャパ200、これはこれで激レア)以来、彼らのライヴを観ていないのだが、次に単独来日公演があったらぜひ行きたいと思っている。もう、アリーナクラスだろうなあ。

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(2022/9/22更新) 2023年4月に単独来日公演が決まりました!
やっぱりアリーナクラスでしたね。東京(関東)はぴあアリーナMM2デイズ。キャパ10000人×2DAYSで20000人動員。大阪城ホール16000人、名古屋の愛知SKy Expoは6500人。名古屋公演のキャパで観れることは今後無いかもしれないから、ある意味貴重かも。
招聘はCreativemanです。


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