Beach Fossils - Don't Fade Away

正直に告白すると、これまで全く聴いてこなかったインディバンドのひとつがこのBeach Fossils。 名前は知ってたんだけど、たぶん1ミリも聴いてないんじゃないかというレベル。

で、このBeach Fossils。
出身がNYブルックリンというのもさっき知ったくらいなんだけども、6月に出る新作から3曲公開されている。これがめちゃくちゃ良いという評判を得て、ふらりと聴いてみたらめちゃくちゃ良かったよという話です。
Beach Fossilsってこんなバンドだったんすね。
食わず嫌いだめね。

特にこの「Don't Fade Away」は10年くらい前のUSインディ的な懐かしみ。
こういうドリーミーなインディポップはいろんなバンドがやり尽くして使い古された感もあるのだけど、気負わずリラックスした雰囲気。成熟した大人の説得力があるとでも言おうか。「ああ、こういう感じね」という気持ちにさせないあたりに結成14年目となるバンドの強さを見出している。

アルバムとしては6年ぶり4枚目。タイトルは「Bunny」で6/2にリリースです。ジャケ好き。彼らは全く意図していないと思いますが、今年はうさぎ年ですね。

アルバムから公開されてる曲をさらに2曲。穏やかで郷愁を誘う「Run to the Moon」とメランコリックな「Dare Me」。いずれも素晴らしい。