"Stay Home" Selection Volume.1

コロナコロナコロナ、自粛自粛自粛・・・・で気が滅入ってしまうこの頃ですが、ライヴもできず、フェス等も延期が続き、レコーディングも難しく音源のリリースもままならない状況が続いている音楽家の皆さんは、様々な方法で音楽を届けてくれています。

この2か月ほどで聞こえてきたなかで、代表的なのがこの曲ですね。

星野源は節目節目で印象的な曲を提示するのが本当に上手い。「恋」しかり、「ドラえもん」や「Same Thing」しかり。今回の「うちで踊ろう」においても、今回のような状況下で嫌味なく「みんなのうた」を送り込むテクニックが堂に入っているよなあ、と感心しきりであったのですが、まさかの某首相によってケチが付いてしまうとは。これじゃ紅白で歌ったとしてもみんな「あの空気が読めない映像」を思い出してしまうよ。本当に可哀そうだったのだけど、某首相はそんなことは気にもなさらないのでしょうね。

みんなが感じた嫌悪感(普段怒らないような人もtwitterで激昂していた)はこの記事にうまくまとまっているなあと思います。ご一読を。

さて、うんざりする導入となってしまいましたが、星野源以外にも、いろんなアーティストがリモートを駆使してファンへ「音楽」を届けるべくトライしているけど、僕が気になって「これは！」と思ったものを邦楽中心にまとめてみた。邦楽・・・というか今回に関してはアイドル周り中心ですね。個別にnoteに書こうとしてたけど趣旨も似ているしまとめてしまえというやつです。

フィロソフィーのダンス - リモートライヴ

フィロのスは4人のメンバーがリモートで「自宅ライヴ」を披露。彼女たちに関しては、2019年の1年間はあんまり興味が無くなってしまっていたのだけど、ここ最近「やっぱりいいなあ」と思い直している次第。パジャマ姿で披露する「ダンス・オア・ダンス」最高です。この曲に関しても去年の9月にリリースしてるんだけど、このリモートライヴで初めて聴いたもんなあ。コミカル＆ハッピーで好き。lyrical schoolのrisanoがラップを入れたヴァージョンもかっこいいです。MVはこちら。

そして本日、第2弾として「スーパーヴィーニエンス」が！

おとはす可愛い。

でんぱ組.inc - なんと！世界公認ひきこもり！

完全リモートで「誰にも会わずに」作成したでんぱ新曲。

プロデューサー・もふくちゃんのひらめきから色んな人やファンまでもを巻き込んで、たった8日間で曲が完成したという・・・こんなときにでも、でんぱ組.incはなんらかの爪痕を残すことを絶対にやってくれる。特にもふくちゃんが復帰してからはクリティカルヒット率が高くなっているようにも思えます。人も集まるよな。

楽曲は浅野尚志＆ヒャダインが手掛けていて、THEでんぱ節の典型ともいえるんだけど、歌詞や経緯を含め、グッと突き刺さる。MVも素晴らしくって、ある意味「WWDBEST」並みに「残る」楽曲に仕上がったと思う。推しが卒業しても、やっぱりなんだかんだ気になってしまうでんぱであった・・・・。

twitterでもTLで「何かやってんな・・・？」とは思っていたのだけど、改めてストーリーを読むとちょっと感動的ですらある。何が起こったのか？以下記事を読んでみて欲しい。

でんぱ組.incはいかにして自宅にいながら8日間で楽曲を完パケたのか？

脇田もなり - 接吻 (ORIGINAL LOVE Cover)

最後に、脇田もなりによるORIGINAL LOVEの名曲「接吻」カヴァーでグルーヴィ＆スムースに締めましょう。プロデューサーである新井俊也(冗談伯爵)とのオンラインセッション企画の第1弾とのことで、また楽しめそうですね。

このシリーズは、続けようかと思います。また良いネタがたまってきたら。まあ、Stay Homeと言いながら自分は外に仕事に出ているのでまったくStay Homeではないんですけどね・・・