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【もっと使おう】日本における世代別AI普及率


最近、「生成AI」という言葉を耳にする機会、増えていませんか?
ChatGPTに代表される文章生成AIや、絵や音声、動画をサクッと作れる技術まで、2023年以降どんどん盛り上がってきています。

でも、日本の普及率はまだまだ低いと聞いて、「え、そうなの?」って正直びっくりしました。

自分の場合は、毎日生成AIを使っており、使わない日はないし、逆に使わない生活にはもう戻れないです。それだけ、日常生活にも浸透している生成AIですが、確かに周りを考えてみれば、ChatGPTに課金している人は見たことないです。。。

そこで、2023年から2025年にかけての世代別利用率の動きについて、公開データをもとに簡単に整理してみました。


2023年:若者だけが先に走ってる

まず、2023年時点での日本の生成AI利用経験率は約9.1%
これ、中国の56.3%や米国の46.3%と比べると、雲泥の差なんですよね。

引用:https://www.ai-souken.com/article/ai-generation-next

ただ、10代・20代男性では30%以上の利用率という調査結果もあって、「え、そんなに使われてたの?」と驚きました。
一方、40代以上は数%程度で、高齢層になるほどさらに低い。

つまり、2023年は「名前は聞いたことあるけど、実際は使ってない」って人がまだ多い段階で、若年層だけが突出して試してみている状況だったんです。


2024年:一気に利用率が倍増

ところが、2024年に入ると、一部調査では「利用率が5%未満→約20%に急上昇」なんて数字が出始めました。
要するに、「気になるけどまだ手を出していなかった層」が次々と使い始めている、というわけですね。

  • 10代の利用率は26%前後

  • 20代は20%前後

  • 40代や50代でも微増しつつあって、性別による差もだんだん縮まってきているらしいです。

それでも、高齢層(60代以上)は5%未満との報告があるようで、世代間ギャップはまだまだ大きい。
けれど、若者が先陣を切った流れが、ようやく幅広い層にも広がり始める大事なタイミングになってきたのが2024年という感じです。


2025年:さらなる普及拡大が予測

そして2025年
ここからは、AI技術の進化と日本語対応の強化、さらにはスマホやクラウドサービスとの連携が一気に進むと予想されています。
そうなると「AIってちょっと難しそう…」と思っていた人でも、より気軽に使い始められる環境になりそうです。

  • 10代・20代は30~40%超の利用率に達する可能性

  • 30~40代も2割前後になる見込み

  • 高齢層でも5~10%くらいまで上がるかも

まだまだ「どうやって使うの?」とか「デマや誤情報は大丈夫?」といった不安材料もありますが、それでも多くの調査が「2025年にはさらに利用率が上昇」と予測しているのは確かです。


結論とこれから

結局、「若い世代ほど生成AIに飛びつきやすい」という構図は2023年からずっと続いています。
ただ、2024年には利用率が倍増し、2025年までにさらに広がる見通し
日本もようやく「若者のもの→みんなのもの」へと移行していく段階に来たんですね。

もっとも、高齢層のリテラシー支援や誤情報対策、セキュリティの整備といった課題は山積み。
ただ、「使いやすい」「安全そう」と感じられれば、世代を超えて一気に普及が進む余地は大いにあります。

「2025年にはあなたも生成AIを当たり前のように活用しているかも」――そう考えると、ちょっとワクワクしてきませんか?
身近なアプリにAIが組み込まれていく未来、楽しみながら追いかけてみたいですね。


感想

日本って、世界の中でも技術大国ってイメージが強いじゃないですか。だからこそ、生成AIがまだ浸透していないって聞くと、「え、意外!」って思っちゃいます。
生成AIって、クリエイティブな仕事の効率を上げたり、新しいアイデアを生み出したりするのにすごく役立つツールなのに、活用されていないのは正直もったいない気がするんですよね。

もちろん、文化的な慎重さやプライバシーへの配慮など、いろんな理由があるんだろうと思います。
それに「まず様子見しよう」って考え方も、ある意味日本らしいですよね。
「便利そうだけど、どう使えばいいの?」と感じてしまうハードルもあるだろうし、実際の生活で「今困ってるわけじゃないし」って思うと、新しいツールを学ぶモチベーションが湧かない場合も多いのかな、って。

でも実際に少しでも触れてみると、「あ、こんなこともできるんだ!」っていう気づきがあって、意外と身近に感じられるものでもあると思います。
だからこそ、日本でももっと積極的に取り入れてみてほしい。
チャンスを逃さないように、まずは興味を持ってみることが大事なのかな、って思いました。


(参考:総務省「情報通信白書」、AI-SOUKEN.COM、EDU.WATCH.IMPRESS.CO.JP、NRI.COMなどのレポートより抜粋)

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