昔のネタ動画を見返してみた
これね、深夜4時頃に書き始めてます。
普通に仕事終わりにボーッと昔の自分たちのネタ動画を見返してたんですよ。
時代時代でどんな感じだったのかなぁってふと思って。
まずは5年前の、高校生時代の漫才。
「バスガイド」や「高校受験」、「お見合い」に「好きなタイプ」。
まぁ、ひどいひどい。
昔はネタ投稿して、コメント欄に
「黒歴史確定」
「見てるこっちが恥ずかしくなる」
「左の人の顔は潰れてるんですか?」
といったことが書かれてて。
最後しか当てはまらんだろ!って思ってたんですが。
まぁ、今自分たちが見返しても、酷すぎますね。
まず、何が酷いのか。
これは、まずスピードですね。
当時、ハイスクールマンザイの予選や準決勝に出すためのネタをひたすらに撮ってたので、
制限時間の2分を遵守しようと、必死だったわけです。
2分は守りたいけど、ネタはギッチリしたい、そう思った結果、早口で何を言っているか分からない状況が出来上がったのです。
そして次に。ツッコミのセンス。
無い。全くもってない。今もそこまで無いけど、昔はこれでイキってたんだから。雑魚すぎる。
そして、テンポ感。
スピードばっかり意識してるから、そりゃあ間もテンポもない。
だからこそ、いつ笑えばいいか分からない。
なんとも高校生のノリでやってる感出ちゃう。
こんなネタばっかり作ってて、
「あのコンビは変だ」とか思ってた自分たちが恥ずかしい。
圧倒的にみんなの方が凄かった。
そう思って今度はM-1に出始めてからの漫才を見ました。
M-1グランプリ2020の予選ネタ。
「バースデーパーティー」。
実はKentaRyuの中でも自信作だったネタ。
だった、というのは、過去に2回人前に出して、2回ともそこまでウケなかったからお蔵入りにしたやつ。
個人的にはボケが好きだったんだけどな。
まぁ、これのどこが良くないか。
ツッコミが、関西弁ベースなのか、標準語ベースなのかが分からない。どっちつかずだからイントネーションも狂ってる。
そして、ツッコミのワード。
健太郎「ここから内容に入るんだけど」
龍世「全部直されたろ」
どういうこと?
いやいやいや、どういうこと?
直したからなんなのよ。
そして、「えっ?暗っ?」
なんか演技力足りなすぎて。テンションが上がりきってない。見てて痛い。
更には、健太郎のリズム感のなさ。
ドラムの音が全く体に染み付いてないから、全然ドラムの音が再現できない。あんなに音楽好きなのに。
そして終盤。大事な「宴もオキナワ」。
ここをサラッと言いすぎて。なんか良くない。
全体を見ても、まだまだブラッシュアップできた感凄い。あんなに自信ネタだったのに。今や四軍。あんのかそんなにネタ。
次は、2021の予選ネタ。
「週刊誌」。
テンポ感は今までで最高。
ただ、何かが物足りない。
なんだろう。分からない。シンプルに面白くないのか?
それとも題材自体が良くなかったのか?
何かが足りないという悲しさ。
自分でも見つけられない。
ボツ。今までありがとう、週刊誌。
続いて2022ネタ。昨年の自信作、
「大家族のこども」。
まず俺が太りすぎている。まん丸だ。もう中身が入ってこない。
頑張って中身を入れよう。
テンポ感も良い。話してる内容も悪くない。
やはりネタ飛ばしが原因か?
いや、違う。
これはあれだ。
俺がちょっとサイコパス過ぎる。
やっと分かったぞ。
これはサイコパス過ぎる。
怖い。途中で笑っていいのか分からなくなる。
これは大変だ。
もう少しサイコパスの演技を削れば良かった。
なるほど。そういうことだったのか。
この数年の漫才の動画。
高校時代と今とでは雲泥の差なことは分かった。
ただ、もう少し昔のネタも再利用していけば。
もう少しブラッシュアップしていけば。
使えるものが増えるかもしれない。
SDGsの世の中に合ってるかもしれない。
ここからまた沢山ネタを輝かせよう。
まずは今年の予選ネタからだ、よし、頑張ろう
それでは、おやすみなさい。
良ければ昔の黒歴史で相方の顔が潰れてるネタ動画でも見てやってください。
そして、チャンネル登録も是非。。。