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Stella Cadenza Vol.1全曲歌詞&解説1「クリエイティブ・ライフ!」

Title: クリエイティブ・ライフ!
Key: C major
BPM: 192

<創る楽しさを思わず歌にした。この世はインスピレーションに溢れてる。>

 ここ最近の自分は「面白いこと」が行動原理になってるなと感じて、世の中の”なんてことないことでも面白く表現したい”というふとした思い…傲慢を込めました。サブスクリプションサービスのおかげで、ビルボードから同人音楽・劇伴音楽等々様々な音楽に触れることができて、色々蓄積してきたつもりです。実のところ、この曲がなかなか終わらなかったせいで、当初予定していたリリース時期が順延になったという過去がありますが(2018年の「M3-2018春」には一部楽曲を省いた”プレ版”として出展しました)、それでもその分、列挙すれば相当な量の小さなアイデアの欠片を集結させたのが「クリエイティブ・ライフ!」です。これが私のポップミュージック※です。
 「家に帰ったらPCの前に向かう」「インプットからのアウトプット」というのはまさに自分の理想的な姿で、通勤中は音楽聴きまくって帰ったら自分の音楽を作るんだっていう戒めみたいな意味があります。「天の恵みです それは僕のセンス 育まなけりゃ罪になるだろう」という詞は、確か山本リンダ「狙いうち」の”神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる”からインスパイアを受けて入れたような気がします。次に、「嗚呼、我は表現者ぞ!」という意思表示は、半年ほど前にRIZARDIとして出した「デスパレート!蹴・SHOCK・渇・働」にも「俺は表現者!セカイの創造主!」というかたちで活きています。
 曲調やビートの着想はリスペクトする岡崎体育の「コロコロコミック40周年のうた」あたりでひらめいた一方、それまであまり使わなかった奇特なフレーズや808ドラム、使い道の分からなかったワンショットのサンプル等々をありったけ突っ込んだ結果、ポップとしては前例のない独特な楽器構成になりました。音数は最近の曲でもひと際多かったです。そして音色の面だけではなく、声をわざとザラつかせたり、2:54地点でテープを止めたような演出をしたり、音で細かな場面転換する姿勢は少々実験的でした。

※別名義RIZARDIでは過去「corega watashino POP MUSIC」(これが私のポップミュージック)という曲を作ったことがありますが、自分の声を大量に入れ、これまた使い道の分からなかったワンショットなどがふんだんに盛り込まれている壮絶な曲です。スゴイ歪んだポップ感が満ち満ちています。
https://noisejackleonberger.bandcamp.com/track/corega-watashino-pop-music

===歌詞===

この世で一番くだらないことを
この世で一番面白くするのが
僕の夢なんだ


ネタ帳を持って 外に繰り出して
きっとそこにはアイデアの宝庫
ついでに気の向くままに新譜をプレイ
サブスクリプションに絶えず感謝

家に帰ったらPCの前に向かう
インプットからのアウトプットさ
止めるな 止まるな この衝動
嗚呼、我は表現者ぞ!

この世で一番くだらないことを
この世で一番面白くするのが
僕の野望なんだ
この世で一番取るに足らぬものを
この世で一番ドでかく変えるのが
僕の夢なんだ


天の恵みです それは僕のセンス
育まなけりゃ罪になるだろう
なんて思っちゃっていいんでしょ
自信持っちゃっていいんでしょ(ね?)
インスピレーションに絶えず感謝

”進捗ダメです”なんて時もあるって
上りからの下り坂さ
止めるな 止まるな この工程
嗚呼、我は表現者ぞ!

この世で一番つまらないことで
この世で一番ドキドキさせるのが
僕の野望なんだ
この世で一番どうでもいいもので
この世で一番ワクワクさせるのが
僕の夢なんだ


誰も今振り向いてくれなくたって
クリエイトからのレクリエイトさ
止めるな 止まるな この信念
嗚呼、我は創造者ぞ!


この世で一番馬鹿らしいことを
この世で一番面白くするのが
僕の野望なんだ
この世で一番取るに足らぬものを
この世で一番ドでかく変えるのが
僕の夢なんだ

この世で一番くだらないことを
この世で一番面白くするのが
僕の野望なんだ
この世で一番くだらないことを
この世で一番面白くするのが
僕の夢なんだ
僕のクリエイティブ・ライフ!
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