底辺からの大脱出 Part.1
前回のブログ、『具体的数字で見る収益推移(2)』をお読みいただいた方々の大半はこう考えたのではないでしょうか?
「人気出品者達が待機している時間帯は売れないのであれば、彼らが離席中に待機することでおこぼれを拾えばいいのでは? 」と。
はい、その通りです!
それでいいんです!
おこぼれを拾いに行く、お世辞にもカッコいい手段とは言えませんが、それでも出来る限りのことはやるしかありません。
他の出品者に比べてリピーターも少なく、また経験も劣る自分が勝ちの目を拾うにはそれしかないのですから、ならばどれだけ泥臭くてもやれる事は全て出し切るべきでしょう。
なのでやはり実行すべきは他の何よりもまず待機、とにかくそれに尽きます。
ですが勿論それだけでは足りません、何故なら他の出品者様もそれくらいのことは当たり前にやっているのですから。
少し厳しい物言いになってしまいますが、もしも待機=仕事をしているという感覚でいる出品者様がいるのならば、今すぐにでもその認識は捨ててください。
待機している間の苦痛は私自身も経験しています、なのでその気持ちは痛いほどよく分かります。
特に初心者の内は『購入されたらどうしよう?』などと、売れたい気持ちとは裏腹に不安な感情になることもあれば、また売れなければ売れないで『周りの出品者は相談中なのに自分だけが待機中のままで情けない』、そんな気持ちになる時もあるでしょう。
そういった感情からも待機=仕事をしている、そう勘違いしがちですがそれは大きな間違いです。
一般的な企業で例えるなら出社時の打刻をし、その日の業務の為にパソコンの電源を入れただけ、待機という行為はただそれだけに過ぎません。
なので待機は仕事をこなす為のただの前準備、そう考えを改めてください。
後にも先にも、この考え方が出来ない限り決して現状打破はできません。
さて、ここまでは問題ないでしょうか?
なければいよいよ本格的に仕事を始めていきましょう!
ではいざ実践、実際に待機後何をどうすべきか? 勿論やれることは多々あります。
待機したところでどうせ最初は鳴らないんです、ならば有り余る時間を大いにフル活用しようではありませんか。
この時期私が実行したのがプロフ、サービス内容(タイトル含む)の見直し、修正となります。
ここから約一カ月の間はひたすらその繰り返し。
日々修正を繰り返してはサービス閲覧数とのにらめっこ、とにかく検索ワードに引っかかりやすいワードを取り入れながら自分なりの文章へと変換していきます。
こうしてトライ&エラーを繰り返すこと数百回以上、出来上がったサービスタイトルが下記のものとなります。
なんてことのないサービスタイトル、ですがこちらが研究に研究を重ねた結果です。
初期は優しく包みます、だったのですが、こちらを包み込むというワードに変更したところ、たったそれだけの修正で閲覧数は大幅増加。
また、サブタイトルの『相談』や『雑談』というありきたりなワードに加え、『お酒のお供』というワードを追加、それにより耳に聞こえた時のテンポの良さで覚えてもらいやすくもしてあります。
※ネタバレをしてしまうとこちらは松尾芭蕉の『松島や、あぁ松島や、松島や』のテンポの良さを参考にしています。
突然のI♡歌舞伎町失礼しました(笑)
『客がいないのならキャッチに行け? 』
『ハァ? 寒空の下キャッチ行くくらいなら場内指名狙うよね?』
(現在キャッチ行為は違法とされていますが、現役時代はこれで散々揉めました)
何が言いたいのかというと、どんな職業でも変わりはないということです。
ただお店で待っているだけではお客様は来店されません、昼職であれ夜職であれ、そしてそれがネットビジネスであったとしても。
つまるところ、お客様の目に留まる努力を惜しむ人間に成功などは決して訪れないのです。
この点に関しては正直私自身も甘く見ていた部分が多く、失敗に失敗を重ねた今だからこそようやくそんな当たり前な事実に気が付くことが出来ました(猛省)
少し脱線したところで、ここで一度で話を戻しましょう。
プロフやサービス内容の修正を重ね、結果的に閲覧数は増えましたが、やはりこれだけでは足りません。
ここからは方向性をガラッと変えていきます。
次は待機という概念から少し離れ、逆に待機していない間のお客様の誘導に焦点を当てていきます。つまり離席中のアイキャッチですね。
恥を承知でもう一度言います。
はい、現役時代の私流星です。銀髪、色黒、どうしようもないチャラ男です。
こんなチャラ男が当時はウケたんですよ。
ですが今の主戦場はココナラ、加えてジャンルは恋愛相談。
ならば当時のビジュアルのまま通用するわけもなく、必然的にサムネ変更を余儀なくされます。
とはいえこの部分に関してはそう難しい問題ではありませんでした。
全ての色合いを真逆にしました。
髪色は銀から黒へ、肌色は黒から白、合わせて衣服の色も全て真逆です。
アイキャッチだけならこれで充分なんですよ、実際雰囲気を柔らかくしただけでそれなりのご予約は入るようになりましたから。
※新サムネ、イラストレーターはミカスケ様。
素敵なイラスト、いつもありがたく使わせていただいております(*´︶`*)感謝♡
とはいえ、あくまでもそれなり、この段階では多少販売件数が伸びただけに過ぎません。
そもそもアイキャッチで集客するのは必要最低限、出来ていて当たり前のこと。なので大切なのはここから先になります。
本当に大切なのはアイキャッチからの『導線誘導』
アイキャッチ→0を1にする為の作業
導線誘導→1を10にする為の作業
単純にそうお考え下さい。
ただボーっと突っ立っていてもご指名はいただけません、たとえそれがどれほどのイケメンだったとしても。
サムネ一枚で勝負出来る出品者さんは極々一部、相当なネームバリューをお持ちの出品者様、あるいは資格や専門的な技術を持った出品者様に限られます。
残念ながら、私のような『持たざる者』は知恵と工夫で勝負するしかありません。
次回、底辺からの大脱出Part.2では
二枚目以降のサムネの使い方、目線の導線誘導について解説していきます。