リピ限ビデチャは諸刃の剣 Vol.1
過去ブログ、そのほとんどがココナラ出品者様の中でも比較的初心者向けのものでしたが、今回は全ランカー様向け。レギュラーからプラチナランクの出品者様まで、誰もが陥りがちな「あのシステム」について解説していこうと思います。
僕流星がビデオチャットの存在を知ったのは2022年10月ですが、通常の運用ではなく『リピーター限定』としてシステムを構築し、実際に稼働し始めたのは翌年2023年の一月末。
稼働までにかかった日数約四ヶ月、ここまで慎重に事を進めてきたのには当然相応の理由があります。
その理由とは?
今回の題材でもある『リピ限ビデチャは諸刃の剣』、直感的にそれを感じていたからに過ぎません。
早速本題へと入りたいところですが、読者様の中にはココナラデビュー間もない方もいらっしゃるかと思いますので、まずは改めてリピ限ビデチャについてのおさらいをしていこうと思います。
【リピ限ビデチャとは?】
文字通り、過去に電話サービスをご購入いただいたお客様専用、御礼価格でのビデオチャットサービスです。
通常の電話サービスよりも価格帯が安い為、お客様も購入し易く、かつ出品者側に入る売上金は電話サービスよりも多くと、まさに至れり尽くせりなシステムになります。
具体例
(こちらは実際の僕のサービス価格設定となっております)
その差額、同じ60分でも驚きの1,440円
出品者側にとっては夢のようなシステムですよね🤗✨✨
などと、そんなにウマい話などあるわけもなく
初心者から中級者、油断をすればトップランカー陣ですらもが陥る罠、それがリピーター様限定ビデオチャットなのです。
どれほどリスキーかといえば、マチアプで知り合ったばかりの女の子に歌舞伎町のバーに連れて行かれるくらい、それほどリスキーなシステムといえばその恐怖はお分かりいただけるでしょう😱💰👋😎
ではなぜそれほどまでに危険なシステムが今現在こうも流行ってしまっているのか、その背景には「通常の電話サービスよりも簡単に稼げてお得だよ♪」などと、根も葉もない噂が蔓延していることが原因と考えられます。
ですが、いざ蓋を開けてみれば本当にうまく使いこなし収益に繋げている出品者様は極々僅か。大袈裟ではなく二割〜三割程度、といったところでしょうか?
先ずはじめに、誤解のないよう伝えておきます。
ここで言うところの収益とは、ビデチャのみの単発的な収益ではなく、他サービスも含めた月ベースでのトータル。また二ヶ月、三ヶ月、一年先まで繋がる収益としてお考えください。
なので単発的な収益を目的とした出品者様や、純粋に仲の良い者同士安価で楽しみたい出品者様、また実際にビデオ機能が必要用不可欠なサービスを出品されている方々は今回のブログはスルーしていただいても問題はございません。
さて、前置きはこれくらいにして早速核心へと触れていきましょう。
簡単ではありますが、リピ限ビデチャを最大限有効活用する為の条件を3点ほどまとめてみました。
【リピ限ビデチャでトータル収益を上げる為の必須条件】
これら条件が満たされていることがリピ限ビデチャをフルに活用し、より効率的、また長期的な収益に繋げる為の最低限の条件であるとお考えください。
※あくまでも最低限ギリギリの数字です、母数は多いに越したことはありません。
何故ここまでシビアにならなければならないのか?
一言で言えば、相談雑談系ジャンルは『水商売』と同じなのです。
その際たるものが相談系になります。
こちらは二度、三度とご購入いただいても、相談内容の解決まで到ればそこまで、余程の理由がない限り問題解決時点で需要はなくなります。実際に問題解決後のココナラ退会率はおよそ30〜40%と、かなり高い数字が出ております。
続きまして雑談系。
こちらはご購入者様との関係性次第でビデチャへの誘導が容易であり、なおかつ通常のお客様はもとより、仲の良い出品者様同士で安価で楽しむにも適しています。
ですが、、、
本当にその関係はこの先もずっと続くのでしょうか?
答えはNOです。この部分に関しては通常のお客様然り、出品者様然りです。
毎月のように新たなお客様や出品者様が会員登録されては、それと同等数の方が去ってしまっているリアルな現状、きちんと把握出来ていますでしょうか?
試しにご自身の顧客データをチェックしてみてください。
仲良くやっていたかに思われたお相手が、いつの間にか退会していることもそう珍しくはありません。
僕の体感的にはリピーター様含め、月200件ほどの購入数があったとしても、やはり内2〜3名のお客様が三ヶ月以内には退会されています。
リピ限ビデチャに頼った結果、瞬間的な利益は多少増えたとしても、残念ながらそれはいつまでも継続するものではありません。
そもそも運営自体がビデオチャットに重きを置いていませんし、もしも本当に簡単に稼げるのであれば皆必死に電話サービスの待機などしないですよね?
ここまで読んでいただいた読者様の中には既にやらかしてしまった方もいるかもしれませんが、それでもまだ大丈夫、まだ挽回は可能です。
ですがそれはあくまでも、常に新規のお客様が途切れない出品者に限っての話になります。
ならばそこまで頻繁に新規のお客様に恵まれない、また仮に新規客を掴んだとしてもリピーターまでに至らない出品者の末路はというと———
答えは自ずと決まってきます。
想像を絶するほど、果てしなく長い停滞期の始まりです。
【まとめ】
ビデチャ誘導、当然その間電話サービスは待機出来ず。
離席中であるがゆえ、次に控えていた可能性のあるお客様も獲得出来ず。
↓
一度でも安価なサービスを利用されたご購入者様を再び価格帯の高い電話サービスに誘導することは困難であることからも、結果、その時のお客様はリピ限ビデチャの常連へ。
↓
上記理由により、本来であれば電話サービスで獲得出来たであろう分の件数を大幅ロスト。
自ずと電話サービスのランキング順位も下がり続け、いずれはお客様の目の届かないところまで急降下。こうなってしまっては新規獲得など到底皆無、それでも日増しに落ち続けるランキング。
↓
新規獲得が出来なければリピーターの獲得にも至らず。ならばせめて今いるリピーター様だけで収益を積み上げていこうとも、先にも述べたように相談雑談系は水商売と同様、頼みの綱のビデチャリピーター様もいつかは退会されます。
気付いた時には完全に手遅れ、最終的な収益はビデオチャットを活用する前より大幅に落ちることでしょう。
と、ここまでが一連の流れとなります。
それでも、常日頃から長時間の電話サービスを購入してくださるリピーター様がいれば挽回は可能ではありますが、言うほど簡単な作業ではありません。
では実際にリピ限ビデチャを乱用した場合どうなるのか?
勿論試してみました、そうでなくては最善の活用法も見つかりませんから。
その結果、当時相談系オールジャンルでランキング1位〜3位付近をウロチョロしていた僕のランキングは僅か2週間ほどで20位近くまで急落、一ヶ月の収入としてはビデチャ活用前に比べ4万円ほどマイナスで着地しました。また、その間新規客も減少の一途を辿ることも必然です。
そこから再びランキング浮上までにかかった日数、実に半月以上。毎日5〜6時間ほど、ほぼノンストップで電話相談をこなしてどうにかこうにか、それほどまでに苦痛な期間でありました。
ありがたいことに、僕の場合はそれなりの数のおとくい様がいたことからも自信を持って今回の施策に踏み切れましたが、もしもこれがそうでなかったとしたら・・・
もはや浮上は絶望的、売れていない出品者のイメージが定着するくらいであれば、いっそのことアカウント自体を作り直しての新サービス出品、新着順に載せてゆくことで復活を狙った方が早いでしょう。僕ならその方向にシフトします。
と、ここまでマイナス面の話ばかりになってしまいましたが、活用法さえ間違えなければ出品者様、購入者様共に本当に素晴らしいシステムであることは間違えありません。
ではどのように活用していけばよいのか?
ここで大切になってくるのが
重要なのは以上の二点となります。こちら二点に関しては、具体的な価格設定や誘導トークなども含め、次回の『リピ限ビデチャは諸刃の剣 Vol.2』にて解説していこうと思います。
ビデチャ、その他諸々、どうぞお気軽にご相談ください。
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