リピ限ビデチャは諸刃の剣 Vol.2
Vol.1では主にリピ限ビデチャの危険性について解説してきましたが、今回のVol.2では実践的な部分に触れていきたいと思います。
まず出品にあたり、サービス内容やサムネ画像に関しては通常の電話サービスほど気にもされる必要もないでしょう。もともと既に関係値の作られているリピーター様専用ですからね。
また、Vol.1ではあえてサービスの中身に触れることをしませんでした。
それは何故か? 通常の電話サービスと中身は変らないから、だけに過ぎません。
ここに関しては暗黙の了解というか、要約するなら『普段と同じ内容のサービスをリピーター様にだけ特別価格で提供しますよ』ということですね。
ただし名目上は、オンラインレッスンやコーチングといった形でなければ審査上弾かれてしまいますのでご注意を。
ならばどこに注力をするべきか?
こちらは実際に着手する順に挙げていきます。
【価格設定】
具体的にいくらでサービスを提供すれば売れるのか?
簡単です、安ければ安いほど売れます。当然ですね。
それこそ、どんな枠組みであれ最安値の1,000円で出品すれば飛ぶように売れるでしょう。
ですが、前回ブログでも解説したとおり、売れ過ぎてもまたダメなんです。
リピ限を有効活用する為の肝は絶妙なバランス感覚、何よりもこれに尽きます。
電話、ビデチャ共にバランスよく件数を上げていくことこそが、長期的スパンでの収益に繋がるとお考えください。
また、電話サービスに比べ100円、200円程度の売り上げアップを狙うのであれば下手に手を出さない方がよいでしょう。それならば電話サービスで少しでも長く話していただいた方がよほど利益は上がります。
では具体的に、いくつかのパターンで算出してみましょう。
《30分枠/2,000円の場合》
こちらのパターンですと、儲けは僅か330円差ほどにしかなりません。
仲の良い購入者様に対して少しでもお安く提供したい、そういった出品者様なら悪くはありませんが、それでも少し人が良すぎる価格設定にも思われます。
この330円という差額分、通常の電話サービスでも僅か9分ばかり通話が長くなるだけであっさりと逆転する金額です。更に付け加えるならば、プラス9分お話していただけるお客様は10分、15分と長くなっていく傾向もある為、最終的には普通に電話サービスをこなした方がプラスになることも少なくはありません。
逆に、どうしても30分キッチリで終わらせたい時間効率重視の出品者様や、最初から延長分も同時購入いただける見込み客相手であればこちらの価格設定でも悪くはないでしょう。
このように、サービスに対する値付けというものは非常にシビアでデリケートなものなのです。
他の出品者もこの価格でやっているからなどと、小さな視点だけでご自身のサービスを安売りする必要はありません。もっとご自身のサービスに自信を持った値付けをしてください。
ここで一度、立場を変えて購入者様側の目線に立ってみてください。
大半の出品者様はリピーター様への御礼価格、という名目で出品されていますよね?
だとするならば、お客様からしてみれば1円でも安い時点で既に『自分は他の購入者とは違う』という特別感を得られているわけです。
なので値段などあってないようなもの、言ってしまえば1円でも安ければ時価でも構わないというお客様がほとんどなのです。
以上を踏まえて、今度は少し価格を上げたパターンで算出してみます。
《同じく30分枠、2,500円設定の場合》
30分枠であれば500円ほど単価を上げたこちらの値付けでも十分売れます。ちなみに、こちらの差額分720円を1分100円の電話サービスのみで稼ぐとなると、約18分ほど通話時間を伸ばしていただく必要があります。当然その分のトークスキルも要求され、尚且つ時間効率的にも非効率になる為、ここは素直にビデチャのみ、キッチリ30分で締めるのが妥当なところでしょう。
さて、ここまで問題がなければ次の段階を目指していきたいところですが、次となるといよいよ3,000円台に突入です。とはいえ、1分/100円と同額となる30分/3,000円という値付け、よほど特別な何かがない限りお客様にとってのメリットはありません。もとより、その『特別な何か』があるサービスであればリピ限にする必要もありません。
なので30分/3,000円枠は潔く切り捨てて、新たに60分枠を設けていきます。
30分が60分に変わったところで何も難しいことではありません。30分枠同様に顧客満足度、出品者側利益率、双方の最大値を設定するだけの話です。
ここまで問題がなければ次のステージ
リピ限ビデチャ運用にあたって最も重要になる部分、実際にビデチャに誘導するお客様の選別方法、こちらについて解説していきましょう。
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