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"ビルドアップ3-2-2-3"vs『4-4-2』『4-2-3-1』『4-3-3 』プレス回避 ケーススタディ

こんにちは!

日体大柏高校サッカー部アナリスト細谷龍生と申します。

今回は久しぶりのnote投稿になります!

テーマはビルドアップのケーススタディについてまとめたので、羅列していきます!

また今回は、最近のトレンドである

"3-2-2-3"ビルドアップに対しての
4-4-2.4-2-3-1.4-3-3 プレッシング

これらのプレー原則、プレーパターンをケーススタディ出来るようにまとめました!

では本編で解説していきます!

3-2-2-3
vs4-4-2 プレス回避

プレー原則
・ファーストラインに対しての数的優位
(6vs4の創出)
・4DFを3枚ピン留め→+1の考え方
・ハーフスペースからの前進
・良い距離間を取りつつ、トランジションの準備

▪️前進方法
・2FWを締めさせ、脇から前進
・サイドハーフに運んで引きつける
・局面でのオーバーロード(3vs2)

パターン1 サイドハーフ→IHのインナーラン

パターン2 IHのサイドフロー→SBに対して2vs1創出

▪️FWワンサイドカットで追い込む守備に対して
・キャンセル出来る持ち方から真ん中へ戻す
・VOの斜めパスラインからレイオフフリーマン
・スペースが出来たら逆サイドへ展開

▪️ボールホルダー前向きの良い状態
・IHは落ちない ライン間キープ
・IHに矢印を出したDFの背後を狙う
(味方と相手を見てオフを決める)
・ボールの球質はスペース基準

3-2-2-3
vs4-2-3-1 プレス回避

プレー原則
・ファーストラインに対しての人数の掛け方
・2CB vs1FW +1CBの考え方
・ワンサイドカットさせないサポートと選択
・セカンドプレスに引っかからない立ち位置と準備

▪️前進方法
パターン1
・CB運んでファーストライン突破→サイド+1CB侵入
・サイドハーフ引きつけサイド前進→WGインサイドで厚み出す

パターン2 ドリブルで超えられない
・VOのレイオフする準備
・2VOvs1トップ下の互いの立ち位置
・レイオフを受けるCBの角度→SHのセカンドプレスに真正面に受けないようにする

3-2-2-3
vs4-3-3 プレス回避

プレー原則
・3トップのファーストラインをコントロールして、スペースとフリーマンを作る
・ブロックを広げてライン間のアンカー脇を使う
・2VO←2IHをどう活かすか

▪️前進方法
プレーパターン1
・CB運ぶ CB脇が開いて、相手のWGを広げる
・手前と奥の関係性でライン間を使用

プレーパターン2
・3CB←3トップをぶつけてWG裏スペース創造
・IHサイドフロー アンカーに管理されない位置でサイド2vs1
・VO常に間からパスライン
受けても受けなくてもIHを止めれる
意味があるオフザボール

プレーパターン3
・3CB+VOサリーダ
なぜ落ちる必要がある?
→IHに捕まり続けると、出口が消えることがある
・ファーストラインに3vs3+1VOで前進
(マークのIHを困らせる)
・良い状態の前向きから、同サイド押し上げ
→ローテーションからボールサイドパスラインの厚み

まとめ

今回は以上になります!

3-2-2-3の配置が良いのではなく、それを基準として、相手のどこが弱みなのか、自分たちの強みとスペース、フリーマン、ズレを起こせるのか。

形ではなく、こちらが解決策として持っているだけで、選手がプレーしやすくなるようなモノになると幸いです!

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