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全国高校サッカー選手権終了〜 最高の旅

こんにちは。

日体大柏アナリストの細谷龍生と申します。

今回所属している日体大柏サッカー部は
全国高校サッカー選手権に出場し

ベスト8で幕を閉じました。

その総括ではないですが、思った本心を羅列していこうかなと思います。

まずは、関わってくださった
選手、スタッフ、マネージャー、OB、保護者、サポーターの方々諸々に感謝を申し上げます。

ピッチ内の11人だけじゃこのパワーは間違いなく出せなかった。

柏の葉メインスタンドが満員で埋め尽くされている光景を見て、すでに幸せだなと。笑

感じている自分がいました。

しかもその中で3回も試合できたんだぞと。
驕りなく、誇らしいと思いました。

まずは初戦芦屋学園戦。

見るからにわかる。全員が緊張していた。笑
そりゃそう。何もかもわからないのだから。

でもこの中でも
決めれてれば〜とか、守ってれば〜などがなかった。

チャンスを決め切り、守り切る。

これが随所で発揮できていたことが素晴らしいと思った。

失点は確かに勿体なかったが、その後の修正能力には脱帽していた。完璧。
3ー1勝利。

2回戦進出。


vs丸岡高校

この試合は、ちょっと日体を知っている人も何も知らない方からしても

あれこのチーム蹴るな?と思った方もいたかなと思います。

そうです。蹴ります。ただ、相手と自分たちを特徴を考え抜かれた中で、意図的な蹴るであって、前頼む!ではないのです。

はい。そんなこと後から言えばなんとでもなります。笑

そういう背景があることだけ感じてくださるとあーそういうことか!となってくれるはずです。

1得点目はCK守備からのロングカウンター。
相手のミスもあったが、1年間やり続けてきたんです。
そりゃあの熟練度になります。

全員がわかっている。そんなプレーが多かったのではないかなーって思ってます。

そして片野拓久のゴール。これは痺れた。
お得意の重心ずらしカットインから、練習で何回見たことかと思わせるシュート。

継続してたことが結果に結んで本当に良かったと思う!ナイスゴール!

守備も相手のエース完封!素晴らしい!!

2ー0 勝利。

3回戦進出。

vs飯塚

ここはとにかく、スタイルを貫く攻撃的なチーム。

千葉でいうと、敬愛学園と中央学院のハイブリッドかな?(語弊があったらすいません。敬愛も中央学院もリスペクトしております。)

この試合も相手のミスからだったけど、必然かな?って思っています。

ボールを持たれること=主導権を握られていることが多いのですが、この試合の相手のビルドアップに対しては、有効な前進をさせなかったかなって思います。

それは根引監督含め選手が戦略的に、ここに誘導するぞ!というのが明確にあったから、あのプレス、ブロックになったし、ゴールも生まれたのかなと。

でもウィリーそこ巻く?笑
すごいよあれ笑 ナイスゴール笑

守備陣。よく集中した。

特に右サイドバックのケイシ。
彼は攻守ともに抜群だが、上背がない分、対人でフィジカル負けすることが、比較的多かったが、大会を通して本当に守備が良くなった。

飯塚左サイドハーフの池田選手の癖を見抜いて、全く仕事をさせなかったんじゃないかな?

そしてビルドアップのいなし。あんなのできないでしょ普通は笑

そこにも彼のインテリジェンスの高さがあります。すごいです。

途中出場のリュウセイ、カズ。完璧なゲームクローズをしてくれた。

本当に助かるプレーをし続けてくれた。

1ー0勝利!
ウノゼロ!この勝ち方はでかかった!

準々決勝進出!ベスト8!

vs東山

東山とは和倉ユースで対戦した。

1ー0で勝ったけど、押されてたし、あの時とは完成度が違うってスカウティングしてて思ったから、選手には全く違うぞと。
まぁ緩んでる選手は全くいなかったけど。

東山はとにかく全員が上手くて特徴がある。

ただ、要所を抑えれば、力を出させないようにできるのではないかと分析して、戦略的には想定内が多かったと思える試合内容だったのかなと主観混じりで思ってます。

そして来たチャンス。1vs1 2回。

相手のキーパーを褒めるしかない。練習してたけど、細かいところが足りなかったんだな。
もちろん結果論にはなりますが。

この試合のビルドアップは、やっぱり集大成かなって。誰がやっているとかじゃない。

全ての選手がスペースを有効に使って、ロジカルに前進できていた。

プレーモデルを1年間通し続けることの重要性を改めて感じています。勉強になります。

それと同時に守備!

本当にいい対応続けてくれた。
センターバックのガネとヒカルは、球際、ヘディング、カバー負けないし

サイドバックのナミトとケイシも
ボランチのウエショウ、ヒロトと連携しながら、隙を与えないし。

攻撃した後なのに、自陣にいるサイドハーフの
シュウスケとリョウの守備も素晴らしい。

マナトとウィリーも相手のボランチぼかしながら、プレスかけてくれてた。

忖度なしで守備ブロックの完成度はかなり良かった、良くなったと思う。

中一日の試合でこの強度のプレーできるのはすごい。感嘆。

間接フリーキックもあった。
あれは練習してなかったなーと思いつつ、考えてやったならオッケー笑
なぜか有名なサッカーのアカウントに乗ってるし笑

入ってもおかしくないチャンスを決めれないところが今回の結果なのかもね。

そしてPK戦。やっぱり来たと。

実はめっちゃ準備してた。

ここには出せないけど、さまざまな情報からPKデータを引っ張ってキーパーに渡したり、集団心理学、神経学のことを勉強していたから、些細なことを伝えておいた。

でもそれがどう働いたんだろって。
伝えすぎた?
変な迷いが生まれたのかなだったり。

いや全く後悔はないよ。
ただ、これからこういう仕事をする上で
伝える裁量についてはまた考えていかなきゃなって感じている。

PKを立候補した
ヒラク、ガネ、ヒロト、ウエショウ、ウィリー

本当に誇らしいよ!よく勇気を持って蹴った!

この経験はサッカーだけに限らず、こんなプレッシャーは滅多にないからさ、プラスに活かしていこう!

そしてゴールキーパーのマナト!

俺のデータを信用してくれてありがとう!

3本目は間違いなくマナトが外させた!

5本目。あれは仕方ない。笑

試合で何点もチームを救ってくれたから、むしろ有り余るくらいの活躍だった。

東山
0ー0
PK3ー4

PK戦で僕たちの選手権は終わりました。

いやー悔しいよね。けど後悔がない悔しさ?
やり切ったとは違うけど。

また来年度以降ぶつけていこう。

いやでも本当に楽しかったよ。
みんな目がギラギラしてて、根引さんがいつも言っている"いつも通り"のプレー。

体現できたでしょ。最高だったでしょ。

メンバーに入ってたけど、出れなかった3年生。1番悔しいよな。俺もそうだったからわかる。

でも悔しいはずなのに、練習で嫌な顔一つせず、コンディション整えていて、強いチームってこういうことだって思ってたし。

2年、1年はこれから糧にしていこう。

選手の泣いている姿を見て、不覚ながら涙が止まらなかった。

でも前を向いて欲しい。
本当にみんなが誇らしい。
胸を張っていこう。

選手権ベスト8だよ?
この高い壁の歴史を作ったから、これから大変だ。笑

改めて全ての人に感謝!!!

誰も欠けてちゃここまで来れてない!!

新たな道に幸あれ。
頑張ろう!

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