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第八回リアルアラサー杯 0603環境 未来オーバー 解説
初めに
お久しぶりです。
本日、初開催された0603環境のリアルアラサー杯に参加してきたので構築解説です。
また0603環境があるかは分かりませんが、まとめようと思います。
構築とデッキ分布
![](https://assets.st-note.com/img/1714226680739-bplzkHbb5b.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714232372363-83P07Tp0XP.jpg?width=1200)
以上が使用した構築と今日の分布になります。
これを踏まえてお話していきます。
採用理由
特に説明の必要がないものは話を省きます。
メインデッキ
《ブローバック・ドラゴン》
【未来オーバー】のミラー戦になった際、低確率で起こる先攻制圧や、1killする際に《次元融合》を絡めて守備突破等を任せたかったので投入しました。
実際の感想としては、除去に運が絡んで使い辛かったのでぶっちゃけ要らないと思いました。
《マジック・キャンセラー》
【未来オーバー】ミラーで遅延用だったり《次元融合》を絡めた先攻制圧用カードと言った感じですが、遅延したいなら《大寒波》で全然良かったし、生贄召喚して出す場面にも出くわさなかったので正直微妙でした。
《機動砦のギア・ゴーレム》
守備力の高さで1killパーツを集める際の壁モンスターとして。
一応ライフ800払えば《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を道連れにできるのも優秀だと思っていたのですが《死霊騎士デスカリバー・ナイト》をそもそも使われませんでした。
《ドリル・ロイド》
戦闘破壊されない効果持ちや守備力の高い壁モンスター対策と1killする際に《ビッグバン・シュート》を引けない時に使いたいので採用してました。
《ナノブレイカー》
対《閃光の追放者》ピンポイントメタです。
脳内想定では【閃光ガジェ】がもっと多いと思っていたので採用していたのですが蓋を開けてみれば全然おらず、ただのステータスがそこそこある下級モンスターにしかなってませんでした。
《名工 虎鉄》
状況に応じて装備魔法をサーチする役目で投入しましたが、枚数そこまで入れる枠もなかったのでぶっちゃけ自由枠です。
《メタモルポット》
事故解消用です。
《魔装機関車 デコイチ》のリバース効果が一日通してかなり通ってたのでこのカードも割と通る気がしますが引いてないので分かりません。
《成金ゴブリン》
デッキ圧縮用ですが1枚の理由は、2枚使うと相手ライフが1万になり、1kill出来ない可能性が高くなるため、《ビッグバン・シュート》の貫通効果が通る9000ぐらいまでにしておきたかったので1枚に。
しかしこの枠は除去札にしても全然良いと思います。
《打ち出の小槌》
実質マリガンが出来るので《サイバー・ドラゴン》を引ききっても戻すこともできるし、このデッキだと弱い理由がありませんでした。
《次元融合》
個人的に今日一日通して一番評価の下がったカードです。
というのも今日のリアルアラサー杯では【未来オーバー】が半数を占める環境だった為、《閃光の追放者》などのカードを除外するメタカードが全然飛んでこないこともあり、フィニッシュにしか絡まないカードに成り果てていました。
フィニッシュにしか絡まないカードということで、1killパーツが揃ってない時に引いた時の弱さがかなり目立ち、事故率が増加する原因にもなっていたので、次回があったらこのカードと、このカードからしか基本出さない機械族モンスターは全て抜けていくと思います。
ただし、次元対策にサイドに入れておくのはいいと思います。
《闇の護封剣》
主に《霊滅術師 カイクウ》や《閃光の追放者》等のメタ効果モンスターをまとめて無力化できるカードとして採用。
あとはこちらが不利状況の時に使い、表示形式変更不可にして時間稼ぎという最低保証も一応あるのでそこそこ良かったです。
メタ効果持ちモンスターがこれから増えていくようであれば枚数増やす価値はありそうです。
《ビッグバン・シュート》
《キメラテック・オーバー・ドラゴン》に貫通付与するだけの役割ですが、《ハリケーン》があるおかげで除去としても一応使えます。
《おジャマトリオ》で盤面ロックされてもこのカードで盤面ロック解除も出来るので中々器用に使えるカードだと思いました。
ただ、1killするだけなら《流星の弓-シール》でも良いのでここは選択枠です。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》
このカードの遅延性能に助けられた場面が何度もありました。
ミラーでも機能していたので使い勝手はかなり良かったですが、反省点があるとすれば星3の下級アタッカーを用意するともっと使いやすくなるなと思いました。
このデッキで星3アタッカーを使うなら《機械王-プロトタイプ》とかは良いかもしれません。
サイドデッキ
《霊滅術師 カイクウ》
対【未来オーバー】ミラーと【バブーン】等の墓地利用対策です。
ミラーでは先攻でこのカードを立てておけば《オーバーロード・フュージョン》が打てなくなるため除去札で除去されない限り確実に1ターンが帰ってきます。(ただし、《次元融合》をされる可能性があるので除外する効果は使わない)
今日のような分布であればミラー戦が多発するのでメイン採用して罠で守る戦い方をしても良さそうだと思いました。
《エクス・チェンジ》
対【未来オーバー】ミラー専用です。
足りない1killパーツを相手の手札から引っこ抜きましょう。
《因果切断》
対【バブーン】用です。
フィールドにいる《森の番人グリーン・バブーン》に対して打ちましょう。
不採用カード
《リボルバー・ドラゴン》
事故要因になり得る最上級を採用したくなかったのと、効果破壊がかなり運によっていたので。
《機械王-プロトタイプ》
カードプールを眺めててこれを見つけたのが今週の話だった為、さすがにマイナーすぎるカードで間に合わず断念しました。
永続ロックカードをすり抜けるレベル3でステータスも高めなのでロックカードを使うなら入れておきたいなと思いました。
《サイバー・フェニックス》
機械族を守る効果を持ち戦闘破壊で1ドロー効果があるので最初は入っていましたが、ドロー効果がこの時代では表側表示でないと発動しないテキスト変更前だったので流石に弱かったので抜きました。
《大寒波》
当初は入っていましたが、初回だから【未来オーバー】以外が結構いるだろうと思ったのでなるべく幅広く対応する方向に構築した時に枠が足りなかったので抜きました。
結果的には入れている方が正解だったと思います。
《継承の印》
発動条件が中々重いものの《未来融合-フューチャー・フュージョン》のおかげで条件クリアも容易な為、蘇生カードとして2枚目以降の《早すぎた埋葬》として活用できます。
サイドデッキ
《デス・ウォンバット》
【未来オーバー】を使う上でこのカードはサイドに欲しいなと思いました。
1killパーツが揃わず耐久するという場面が結構存在したので、バーンにコンスタントに燃やされるとそこまで耐久出来なかったりするため入れておいた方が良いと思います。
実際入れてなかったせいで分布2の【ロックバーン】を全員踏んで、見事に咎められて負けました。
総評
分布が二極化した環境ではありましたが、今現在主流の型はあくまでも対【閃光ガジェ】に寄った構築なので、対【未来オーバー】ミラーが多発するならリストが更に洗練されてまだまだ改良の余地がありました。
次回はどの環境か分かりませんが構築をしっかり考えてまたリアルアラサー杯に参加しようと思います。