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第11回リアルアラサー杯 0703環境 HERO搭載バブ帝 解説


初めに

 9/21(土)に行われたリアルアラサー杯にて使用したHERO出張のバブ帝の解説となります。

デッキレシピ


戦績

予選
一回戦 バブバーン 先攻 〇×〇
二回戦 Dライダー 後攻 〇〇
三回戦 バブバーン 後攻 ××
四回戦 マシンビート後攻 ×〇〇
五回戦 水晶帝   後攻 ××
3-2 予選8位

決勝トーナメント
一回戦 アンデッド 後攻 ×〇×
ベスト8

構築の特徴

 《森の番人グリーン・バブーン》の特殊召喚トリガーとなる《巨大ネズミ》3枚と低速環境故に壁として優秀な《デスコアラ》2枚の合計5枚の獣族モンスターを搭載しています。
 それらで戦線を維持しつつ、単体で優秀な《サイバー・ドラゴン》と万能除去能力が強力な《風帝ライザー》でビートダウンによる勝利を狙っていきます。

 獣族モンスター中心の展開の間は《増援》を極力使用しない展開に持ち込めるのがベストです。
 というのも、戦っていると《おろかな埋葬》を引けず《森の番人グリーン・バブーン》の絡まない展開や、そもそも獣族モンスターを引けない展開が起こりがちです。
 そうなった際にこのデッキの出力は急激に落ちるので、それを環境的によく見かける《ダスト・シュート》で戻せない《増援》で《E・HEROエアーマン》から《E・HEROアナザー・ネオス》に繋げ、強引なハイビートプランによって相手に負荷をかけていきます。

 《増援》を搭載したことによって、メインに《巨大ネズミ》等のリクルートモンスターや《魂を削る死霊》等の壁モンスターに強く出れる《異次元の女戦士》やサイドに裏守備多用するデッキに対するメタカードの《ミスティック・ソードマンLv2》を無理なく搭載可能にしています。
 HERO搭載のおかげでメインから《D-HERO Bloo-D》も搭載可能になりメインから【バブバーン】を意識出来る構築も可能になる等、HERO出張がデッキのあらゆる欠点を和らげてくれています。

 とはいえHERO出張による欠点も存在します。
・高打点モンスターが増えることにより《死のデッキ破壊ウイルス》に対する耐性が構築単位で下がっている。
・そこまで枚数を取っていない戦士族を素引きする度に環境に存在する他の戦士族中心デッキより《増援》のバリューの落ちが早い。
・攻めに構築の比重を傾けてあるため、従来の型よりも守りが薄め
 主にこの3点が挙げられるので、この欠点をどう補っていくかが今後の課題となっています。

採用カード

 いつも通り、特に語ることないカードは飛ばします。

メインデッキ


《D-HERO Bloo-D》
 対《おジャマトリオ》メタとしての採用です。
 しかしこのデッキは《巨大ネズミ》や《黄泉ガエル》の影響で割と召喚を狙う機会もあり、3、4回くらい出しました。

《E・HERO エアーマン》
 元々このカードを採用しようと思った理由は『メインデッキに搭載してくる永続カードの除去手段を増やしたい』という所から始まっています。
 HEROモンスターのサーチが利くため構築の欠点も埋めやすくしてくれる潤滑剤的な存在になるので、採用できるなら割と積極的に採用したいカードだと思っています。

《E・HEROアナザー・ネオス》
 効果がないながらもシンプルな下級打点として優秀で、このカードによるビートダウンで勝ちを拾った試合も少なくないです。

《異次元の女戦士》
 リクルートモンスターや壁モンスターが環境的に多く採用されている環境のため、このカードを強く使えるシーンも多いです。
 除去能力のタイミングも任意なので裏守備による壁としても最低限機能します。
 制限カードなので効果使用タイミングの見極めは必要ですが、割とどのデッキでも活躍するシーンは多いと思うので今後環境で使用率が増えてもおかしくないと思います。

《ドリルロイド》
 《増援》パッケージを採用した影響で除去が若干不足している為守備モンスター突破用で採用してあります。
 ステータスも並程度はあるので最悪壁にすれば良いという気持ちでいますが、他のカードに変えてもいいと思います。

《おろかな埋葬》
 最初は2枚だったのですが、調整段階で3枚目が欲しいタイミングがあったのと、中々手札に来ない試合も多かったので引く確率を上げるために3枚に増やしました。

《貪欲な壺》
 《巨大ネズミ》や《増援》によって下級モンスターを使いきることも少なくないので採用してあります。
 2戦目以降はサイドカードを入れるために基本的にサイドアウトしていたので、あくまでも1戦目用のカードと割り切っていて良いかもしれません。

サイドデッキ

《虚無魔人》
 対【デステニー】系統や【バブーン】ミラー意識しての採用です。

《氷帝メビウス》
 対【ガジェット】やバック多めのデッキに対するメタ採用です。

《ミスティック・ソードマンLv2》
 対【デステニーライダー】とミラー系統に対して。

《王宮のお触れ》
 主にバーンに対するメタ採用です。

不採用にしたカード

《スナイプ・ストーカー》
 確率外しは世界一クソ
 強いのは分かりますが、このカードをなるべく採用せずに済むならそれに越したことはないです。
 僕は特に欲しい場面も感じていないので採用しませんでした。

《素早いモモンガ》
 壁として優秀な獣ですが、あまりにも低いスタッツに信用がなかったので。

《D-HERO ディスクガイ》
 ドロー効果が優秀な代わりに蘇生手段を別途用意するとなると枠が足りないのに加え、蘇生カードを引かなかった時にあまりにもノイズなので不採用にしました。

《早すぎた埋葬》
 ライフ消費をなるべく《森の番人グリーン・バブーン》に使いたかったので見送りました。

《リビングデッドの呼び声》
 HEROモンスターの採用により従来の構築より蘇生したいモンスターが増えているので採用しても良いと思います。

終わりに

 個人的には自信があっただけにそこそこの結果に終わったのは悔しいのでまた調整して挑みたいと思います。

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