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【夢日記】2024.12.25(水)レースゲームが僕のせいで台無しになる

僕、I.M、K.R、女子の4人で、レースゲームを楽しんでいた。I.MとK.Rは地元仲間の男友達だが、女子が誰だかよく分からなかった。見覚えは無かった、と思うのだけど、昔のクラスメイトだったりしたら、ごめんなさい…。

【※】どんな女の子だったか思い出していたら、『キッズ・ウォー』の井上真央を思い出した。見た目も年齢も多分これぐらいだったはず。だとしたら子どもの頃の夢だったのかな。こんな”おてんば娘”が僕の家に遊びに来てくれるなど、まさに、夢のまた夢だな、と思った。(遠い目)

結構本格的なレースゲームだった。『マリオカート』的な、老若男女問わず、取っ付きやすそうなゲーム、というよりも、F1カーを操作して、ラリーを制する、みたいな。それも、耐久レースらしく、長丁場のバトルが繰り広げられていた。同じコースを何周も回って、合計タイムを競う、そんな感じだった。

僕達4人は、1~4位を独占した上でゴールしよう、と誓い合って、スタートした。僕以外の3人は「1、2、3」でフィニッシュ。残るは僕一人。レースは佳境を迎えている。あと一周回ればゴールだ。現在の順位は5位だが、視界に4位の車を捉えてピタリと張り付いている。“射程圏内”と言える距離に陣取り、抜き去るタイミングを、今か今かと窺っていた。

いよいよラストのコーナーがやって来た。ココを曲がったらゴールだ。4位の車がブレーキを踏む。僕はまだブレーキを踏まずアクセルベタ踏み状態。その勢いのまま抜いて4位に躍り出てからブレーキを踏んだ。踏むタイミングを遅らせたのは、焦りから来るものではなく、抜くための車幅を確実に確保出来るにはココしかない、と踏んでのものだ。言わば、”心は熱く、頭は冷静に”を体現出来ている状態だった。

しかし、

僕がブレーキを踏むタイミングが遅かったのか、外に膨らむようなコーナーリングとなる。すると、「待ってました!」と言わんばかりに、5位に後退した車が、小回りをきかせたコーナーリングで、内の走行ラインを見事に確保する。敢え無く、抜き返されてしまった。

「あぁっ。」(僕)
「あぁ~。」(I.M)
「あーあ。」(K.R)
「はぁ…。」(女子)

四者四様の嘆息がこだまする。僕はそのまま5位でゴールイン。突如、重苦しい空気が流れる。3人の視線が痛い。思わず顔を伏せる僕。

「なんであんなムチャな走りをしたのか」
「勝負を焦らなければ勝機はあったはず」
「4人で喜べると思っていたのに台無し」

3人から詰問を受けたことは覚えているのだが、誰がどのセリフを発したのか、ハッキリと思い出せない。それぐらい、気が動転していたんだと思う。ただただ、「まったくもってその通りだ」と、力無く頷く他は無かった。

【※】「基本に忠実に内の走行ラインを確保しようとしても、やはり車幅が邪魔をして、抜き去るのは難しかったのではないか…?」という疑念が、湧かないわけではなかったのだが、こんな状況で口答え出来るほど、僕は肝が据わっていない。

空気が重たくなり過ぎていると感じたのか、1位でゴールしたK.Rが、「まぁまぁ…。」と助け船を出してくれた。その一言で僕に向けられる非難の言葉は止(や)んだが、やはり空気は、重たいままだった。

僕もまた、K.Rの心遣いに感謝しながらも、

(5位になった俺のせいだし…。)
(4位でゴール出来ていれば…。)
(ラストまでに抜いていれば…。)

と、自責の念に駆られていた。沈黙の時間が流れれば流れるほど、居た堪れない思いが増すようだった。

この空間から逃げ出してしまいたい、と思ったところで、目が覚めた。

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