こんなに大好きなのに寝て起きたら忘れていそうで嫌になる
しこたま飲んだ。世間では、仕事始めの人も多数おられるのだろうか。人によっては、8日の月曜日に、仕事始めを迎える人もおられるだろう。またあるいは、年末年始休みからの仕事始めだから、カレンダー通りの勤務形態ではなく、イレギュラー的になっていることもあったり、いいや、三が日が終わってからの4日木曜から仕事始めだったが、木曜と金曜に働いたら土日はまた休みだよ、なんていう人も居るだろう。知らんけど。知らん。社会には疎いのだ。本当に。「世間知らずのならずもの」を自称しているほどに。
僕は酒に酔うと女の子のことにしか意識が向かなくなる。今日は「小学5年生より賢いの?」という番組に出演していた高橋成美という人を視姦する勢いで注視していた後、金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」に移って、千尋(千)とリンを、舐め回すような目つきで眺めていた。お酒を飲み始めた頃から何ら変わらない。大学のサークルの飲み会で酔い潰れて意識を失った後、グループLINEのアルバムに、酔いどれの僕が同期の女の子の足を抱き枕代わりにして御満悦だった頃から、何にも変わっちゃいない。僕は酒を飲むと性欲のコントロールが出来なくなる。歯止めがきかなくなる。本人は記憶をとばしていることがほとんどであるのだから、尚更タチが悪い。
そんなわけで、今夜の僕は「高橋成美・千尋(千)・リン」に御執心だったわけだが、今回は、高橋成美について、更に深掘りしていきたい。その理由は「二次元・三次元」にある。あんまりこの話題を掘り下げると反感を買う恐れがあるので声を大にして言いたくない想いがあるのだけれど、僕は「現実世界で存在している人物じゃないと気持ちがMAXまで昂(たかぶ)らない」という価値観を有しているため、その手筈となった。「千尋(千)・リン」に何の落ち度も無い。僕の趣味嗜好が原因なのだから。
高橋成美。今日、初めて知った。番組のテロップによると、女子フィギュアスケート元日本代表の選手だったらしい。にもかかわらず、僕は一度も聴いた覚えがなかった。門外漢で申し訳ない。そんな彼女であるが、キャラクターが濃いために、一度見ただけで、顔と名前は覚えられてしまう、のみならず、仕草や表情まで、バッチリとインプットされてしまう、それぐらい、僕の記憶に残る女性であった。勢いあまって、番組終了後、彼女のTwitter(X)にまで飛んでしまったぐらいだ。
この流れで言うのはどうなんだ、と思う自分もいるけれど、もしも、僕がシラフの状態で、今日、高橋成美と「小学5年生より賢いの?」でお会いしていると、僕は「この女の人、本人は何の悪意も無いけれど、周りから『目障り・耳障り』と反感を買ってしまったりしそうなタイプやなぁ…。」と、皮肉めいたことを、心の中で呟いていたかもしれない。
それぐらい、キャラクターが濃かった。一度喋り始めると止まらないタイプに見える。察するに「自分のターンが来た!」という意識が強く働き過ぎるのであろう。周りの視線はお構いなしに「私はどんな気持ちか?」「私はこう思う、」といった具合に、自分が感じたり考えたりしたことは、全て他者に伝える形で表出しないと気が済まない、そんなタイプに見えた。・・・って、今日初めて、番組内で存在を知ったような「ニワカ」が、我が物顔で語るようなことでも無かったな。すまん。聞き流してくれ。
ただ、一つだけ、言わせて欲しい。僕は、高橋成美のことが、好きだ。彼女は、僕に無いものを持っている。それは、四字熟語で例えるならば、天真爛漫、である。僕とは対極にある言葉だ。僕は、二字熟語で例えるならば、卑下・陰気・鬱屈、といったところか。彼女は正のエネルギー。僕は負のエネルギー。であるからして、僕に無いものを持っている。
僕が日頃、ウンウンと頭を捻っていることも、彼女からすれば、どうでもいいような問題であることが、ほとんどであろう。その場合、僕は、大抵の場合、“この人とは折り合いが合わないな・・・”、と思って、物理的距離&心理的距離を遠ざけようとするが、これが、恋仲にあるパートナーだったりすると、“この人は自分に無いものを持っているな・・・”、となったりする。不思議なものだ。関係性が変われば、同じ反応でも、受け取り方が180度変わることもあるなんて。
惜しむらくは、高橋成美のようなアクティブガールが、僕のようなネガティブボーイに、興味関心を示してくれるケースは、皆無に等しい、ということである。95%の確率で「あの人と居ても楽しくなさそうだし・・・」と思われる。気分的には100%と言い切っても良いのだけど、それだとさすがに救いが無いので、一縷の望みをかける想いで、95%にしせて欲しい。せめてものお願いだ。