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【夢日記】2024.12.13(金)『ずっと主役だった』(主演:松井玲奈)
僕は、松井玲奈が主演を務める映画『ずっと主役だった』を見ていた。映画館じゃなくて自分の部屋で見ていた。豆電球だけつけて、ウイスキーと、お酒に合いそうなお菓子を適当に見繕って、一人でじっくりと眺めるスタイルで、見ていた。
【※】映画館で見る映画も好きだが、自分の部屋で見る映画もまた好きだ、というタイプ。内容によって選んでいるフシもある。アクションやホラーなど、臨場感を楽しみたいなら映画館、がまず浮かび上がるし、ハートウォーミングなストーリーだと、逆に一人でしっぽりと楽しみたいタイプ、かもしれない。
映画の中では、ショートヘアの松井玲奈が東奔西走するさまを、克明に描いていた。どうやら松井玲奈は、物語の主人公ではあるのだが、『ずっと主役だった』というタイトルに裏付けられるように、「主役」と呼ばれる立ち位置ではなく、いわゆる「裏方さん」として日々を懸命に生きている、そんな役柄を演じているらしかった。
とりわけ印象に残ったのが、電話が鳴ったら、ワンコールが鳴り止む前に通話ボタンを押して、駆け足気味に、「もしもし、お世話になっております。〇〇の△△で…。」、そんな受け答えをするシーンだった。映画製作の仕事に携わっているようだったが、カメラが回っていない、スポットライトが当たらない場所で、日々舞い込んでくる業務に忙殺されながらも、演者を気持ち良くカメラの前に送り出すため、努力している様子が窺われた。
「裏方さん」と呼ばれる人々の”見えない努力”の甲斐あって、映画は完成する。試写会、というのかはよく分からないが、関係者各位のみ観覧することが許される場で映画が上映される。松井玲奈も目立たない隅っこの辺りで立ち見を行なう。
やがてエンドロールが流れる。出演者の名前や、制作に協力してくれた人々と名前が、ズラズラと流れていく。その光景を眺めていた松井玲奈は、「自分の名前はあそこ(エンドロール)には載らないんだな…。」という事実を目の当たりにして、「私が子どもの頃に目指していた世界って、こんなんだったっけ…?」と、急に、思い煩い始めた。
そう。松井玲奈は、「主役・脇役」と二分すると、「主役」の立ち位置に居続ける、そんな子ども時代を送っていたのだ。ところが、大人に近付くにつれて、「主役」から「脇役」へと、立ち位置が変化していったさまを、映画のエンドロールから、突き付けられたようで、何とも形容しがたい気持ちを覚えたのだった。
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ココで目が覚めたのだけど、なんだか、続きがメチャクチャ見たくなる、そんな夢の内容だったので、起きてからも、色んなことに思いを巡らせてしまった。何なら今も頭の片隅に残り続けている。「X」でこんな投稿を残したくなるほどには、インパクトの大きい夢体験だった。
2024.12.13(金)
— 浜脇流星 (@Carp__Diary) December 13, 2024
『ずっと主役だった』という作品の映画(主演:松井玲奈)を見て咽び泣く夢で目を覚ます。内容を思い出して再び涙腺が緩む。主題歌はBase Ball Bear『スローモーションをもう一度 part.2』にするべきだと勝手に決める。久し振りに聴いてまた涙腺が緩む。https://t.co/JBpcYUevcU
もう一つオマケに書けば、ショートヘア姿の松井玲奈が、所詮は僕の夢の話に過ぎないのだけど、ハマり役に思えて仕方なくて、「現実化希望!」と叫びたくなる衝動にも駆られている。
その勢いでいうと、主題歌は、Base Ball Bear『ファンファーレがきこえる』でもいいかもしれない。起きた直後は、Base Ball Bear『スローモーションをもう一度 part.2』が真っ先に浮かんで来たけど。うーむ、両者ともに捨てがたい。甲乙つけがたい選曲だ。なんなら「主題歌・挿入歌」と贅沢に2曲とも使っちゃえばいいんじゃないか!?
・・・まぁ、所詮、夢の話なんだけどね。(それを言っちゃおしまいよ)
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ショートヘアの松井玲奈を拝もうと思って、彼女のインスタグラムを開いたら、「117週間前」までさかのぼってしまった。見た感じ、ミディアムロングぐらいの状態が基本スタイルっぽいけど、個人的な好みを言わせてもらえば、ショートヘアの方が好みかも。もっと年齢を重ねて行けば、木村多江さん独特の魅力に似た雰囲気を醸し出してきそうなオーラがある。好き。
映画にいない ドラマにいない どこにもいない
僕を見つけて きっと感じたい
忘れられないスローモーションを、もう一度
現実化希望!の起死回生で
さぁ、ファンファーレを鳴らそう
僕らには耀く権利がある
明日がある
【P.S.】
僕が映画に疎くて知らないだけかもしれないけど、ホントに『ずっと主役だった』みたいな映画作品があっても良いのにな、と思った。「裏方さん」にスポットライトを当てる、みたいな。ヒューマンドラマ的要素もあって、社会派モノ的要素もある、というのか。僕なら見たくなる。その時の主演は松井玲奈でお願いします!