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【エッセー】「場所」に「ちんちん」って書かれてて草生える【TikTok】

【場所】

  • ちんちん

  • おすすめにのりたい

  • しんど

  • ぷりん

僕の認識によれば、「場所」と言われたら、

  • 富士急ハイランド

  • 長島スパーランド

  • 東条湖おもちゃ王国

  • ハウステンボス

などといったスポットの名前がズラーッと並んでいる印象なんやけど(思い付きで4つポンポンと書いてみただけで特に意味は無いで)、これはいったいどういうことなんやろうと、ふと、考え込んでしまったんや。

まぁなんといっても、先頭の「ちんちん」のインパクトが強烈やわな。その文言で「えっ!?」と、猛烈なパワーで、僕の認識に上がって来たと言っても過言じゃないわな。その勢いのまま、「おすすめにのりたい!?」「しんど!?」「ぷりん!?」「ぜ~んぜん『場所』と関係ないやんけ!!!」と、心の中でノリツッコミを入れてしまったよな。

せっかくの機会やから、ちょっと、考えてみようや。「ちんちん」は、大トリに相応しいから、後ろから順番に攻めていくで。


1.場所:ぷりん

う~ん、プリンの生産量とか、プリンの消費量とか、そういうデータがあるとしたら、1位の都道府県に、今居ますよっていう、一種の謎解き要素の気がしたんやけど、どないやろ?

全国平均は5.55個ですが、トップは、佐賀県で12.89個となっています。
逆に、最下位は沖縄県で、年間3.06個となっています。

おっ、なるほどな。消費量のデータは開示されてるんやな。佐賀県が1位なんや。沖縄県は最下位か。へぇ。両方とも初耳。

てことは、「場所:プリン」は、「今、ワタシは佐賀県にいま~す!」を、クイズ形式で出題してみましたっていう、遊び心の可能性があるな。僕はそう結論付けよっと。みんなはどう思う?


2.場所:しんど

「しんど」をどう解釈するかで考え方が変わって来るわな。なんとなく「しんどい」の「い」を省略して「しんど」と書いたんちゃうかなぁって思うんやけど。「震度」を変換せんと「しんど」とだけ書いた可能性も否めへんかなぁとも思った。割合的に言うと「しんどい8-2震度」ぐらいやな。やから「しんどい」の路線で考えてみるで。

「これも労働時間ランキングとか都道府県ごとにデータが出てるんちゃうか・・・?」とも思ったけど、同じ手を二度も使うのは芸が無いし、もっと違うベクトルで、具体的な場所を割り当てたいよなぁ・・・。

(長考タイム)

・・・よし。分かった。「しんどい」と言えば『堂本剛の正直しんどい』やろ。右に出る者はおらんレベルの知名度の高さやろ。知らんけど。てことは、「場所:しんど」は、堂本剛の出身地、ということになるよな。知らんけど。

Wikipediaによると、堂本剛は「奈良県奈良市出身」とのこと。やから、「しんど」は「奈良県」や。多分あれや、鹿のせいで渋滞とか起きて、全く身動きとれんくなって、「はぁ~!しんど~!」って、投稿したんやろうな。知らんけど。


3.場所:おすすめにのりたい

これが意外と難問や。「おすすめ」の適用範囲が広すぎるねんて。何のおすすめやねん、ってなる。「のりたい」って続くから、なんかこう、ライド系のアトラクションなんちゃうかなぁって、アタリを付けることは出来るんやけどなぁ・・・。

僕が関西人やからか、どうしても、ユニバーサルスタジオジャパンがチラついてしまうよな。今、おすすめのアトラクションとかさ。それに乗りたい~って言ってるわけよ。あれや。待ち時間中、暇やから、投稿したんやろうな。「おすすめだから沢山待たないといけないけどそれでもワタシは乗りたいの!」みたいな。せやろ?

よっしゃ。その線で行こか。ユニバの中でも、待ち時間長めのアトラクションに乗ろうとしてるんや。「おすすめにのりたい」の場所は大阪府。間違いない。知らんけど。(間違いないのか知らんのかどっちやねん\でもこういう使い方する人結構おるねんな。「絶対そうや!知らんけど」みたいな)

  • 鬼滅の刃 XRライド:61分

  • マリオカート ~クッパの挑戦状~:50分

  • ヨッシー・アドベンチャー:40分

TOP3はこんな感じ。この3つの内どれかやろ。「おすすめにのりたい」の場所タグをつけて投稿した人の、他の投稿をチェックしてみて、鬼滅ファンなのか、マリオファンなのか、ヨッシーファンなのか、探ってみれば、どのアトラクションに乗りたいのかも、推測することが出来るんちゃうかな。


4.ちんちん(仮)

出たな。ラスボス。これはもう、真っ先に思い付くのは、アレやろ。小便小僧。あのオブジェクトが飾られてるのって、ドコやったかな。日本じゃなかったのは確かやけど。

世界各地に置かれている小便小僧。
その元祖は、1619年にベルギーのブリュッセルに設置されました。

いや、ちょっと待てよ。「世界各地に置かれている」とか書かれてあるやんけ。それは困るって。聞いてへんぞ。そんなこと。特定するのが難しくなるやないか。

まぁ、でも、ゆうて、アレやろ、ベルギーで間違いないやろ。「元祖ちんちん」やろ。やっぱし。念には念を、という人には、他の投稿をチェックしてもらうしかないやろな。「あっ、これ、ベルギーの特産品や!」って投稿があれば、間違いなく、「ちんちん」は「ベルギー」を指してるってことになるな。

・・・でもさ、この結論で終わるのって、なんか、コレジャナイ感、あるやろ。うん。僕もそう思う。せやから、もうちょっと捻ってみよか。


5.ちんちん(真)

ハッキリ言うわ。コレはあれや。彼氏とヤッてるんや。この子は。ハメ撮りでもしてるんやろ。TikTokの撮影時間は最大10分に伸びたわけやし。撮れんことないやろ。本番に入ってから撮り始めたら、十分の尺になるんちゃうか?

ただな、あからさまに卑猥な映像は見せられへんやんか。そこでな、一種の匂わせ投稿的な感じでな、受け取り方によっては「ちんちん」を連想出来ないこともない(ベタなとこでいうとウインナーとアワビか?)を撮影しながら、撮影者(男女)は性行為に勤しむ、パンパンと打ち鳴らすような音が聞こえて来る、果たしてこの音はいったい何を意味しているのか、それは神のみぞ知る、ってことにしとこか。とりあえず。

フィニッシュを迎えたタイミングで撮影は終了。妄想をかき立てられる音だけ拾って、映像にうつってるのは、ウインナーとアワビのみ、いわば、メタファーというわけやな。そして、「場所:ちんちん」と記載して、投稿した。まぁ、ざっとこんな感じや。

てことは、「ワタシ、今、彼氏とのヤリ部屋に居ま~す!」ってアピールしたいときに使うタグなんちゃうかな。知らんけど。

となると、具体的な都道府県名を特定するのは難しいわな。投稿者の出身地とかが重要なヒントになるやろうし。あと、「ちんちん」としか書かれてへんってことは、不特定多数のちんちんも含む、とも解釈出来るから、一概には言えんわな。人によるやろうけど。「彼氏専用」ってこともないやろ。知らんけど。

そこまで考えると、「彼氏とのヤリ部屋」じゃなくて、「Myヤリ部屋」の可能性が出て来るな。「エッチする時はこの部屋に集合!」みたいな。性に奔放な人なんかもしれへん。まぁそれもええと思うで。「性欲」は「食欲」と「睡眠欲」に比べると、やたらと倫理観に縛られてる気がするしな。

やから、結論としては、「場所:ちんちん」は、「投稿者の出身地」ってことになるな。それも、よりピンポイントに伝えたい時に、使うタグなんちゃうか。「ヤリ部屋に居るから都合付く人来たらアナタも来なよ!」みたいなさ。

最近のティックトッカーさんは、お盛んなんやなぁ・・・。


【追記】

読み返してみて、「さすがにウインナーとアワビは無いやろ・・・。想像力も貧弱やし、露骨過ぎやし、食べ合わせ的にも良くないやん」と思って、他に良いの無いかなぁって考えてたら、閃いた。ええのあったわ。

2005年に土産物問屋の株式会社キョーワ(札幌市)が、日本の特別天然記念物である阿寒湖の「マリモ」に「もっこり」をひっかけたダジャレをもとにキャラクター化。携帯ストラップの販売を始めた。発売当初はその下品さから賛否が分かれ、北海道内のホテルの土産物売り場などで販売拒否されたこともあった。

これや。まりもっこり。「モッコリ」やぞ。もうこれしかないやん。もう決まりやろ。ぬいぐるみでも買っとけば半永久的に使えるわけやし。『シティハンター』の冴羽獠もニッコリや。モッコリだけに。

飲酒セックスと洒落込む時はマッコリでも飲むとするか?韓国人とヤる時はそうしよか。投稿文に「ソウル・モッコリ」(チャン・グンソク風に🤭)とか書いとけばええんや。知らんけど。

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