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【2827字】2024.07.13(土)|🍺女子高生「韓国のプリクラは盛らないのが逆に良い」

今日の『アド街ック天国』は「新大久保」が取り上げられていた。関西生まれ関西育ちである僕は、ボーッと、他人事のように眺めているばかり。ていうか『アド街ック天国』で取り上げられる場所は、毎回決まって、関東方面(基本的に東京のはず)なのだから、毎度毎度、ボーッと見ているわけだが、なぜか、時間が合ったら見てしまうという、不思議な番組だ。イノッチが好きなのかもしれない。いや多分その横に居る女性アナウンサーが見たいからかな。最近代わったみたいだけど、二人とも可愛いよ。

で。

どうやら、番組によると、イマドキの女子高生は「日本のプリクラは盛れ過ぎてしまって逆に良くない」と感じているらしく、そのような悩めるガールにとっては、「韓国のプリクラは盛れないのが逆に良い」とのことで、韓国のプリクラが、新大久保で流行しているとのことだった。

この話を聞くやいなや、僕は、テレビに向かって、ツッコミを入れた。「いや、逆やったら分かるけど、盛れ過ぎてダメ、なんだったら、盛れないようにする、とかは、簡単に出来ないものなのか?」と。

プリクラといえば、僕は、高校生の頃、あと、大学生の時にちょこっと、撮ったぐらいで、ココ10年ぐらいは、全く縁が無い。99%の確率で今後も縁が無さそうなのだが、イマドキの女子高生は、「盛れ過ぎてダメ」と思っているのかと思うと、色々なことについて思いを巡らせたくなった。今日は、その「色々」を、一つずつ、紐解いていきたい。


1.日本のプリクラ業界なんとかならんのか?

冒頭で述べた通りだが、「盛りたいけど盛れない」なら分かるが「盛れ過ぎてしまう」のは、素人考えで恐縮だが、「なんとかできるんじゃね?」と思うのだけど、そこんところ、どうなのよ。「盛れない」ことで、韓国のプリクラ業界にユーザーが移って行っているみたいだよ?対策立てた方がいいんじゃないの?

・・・いや、よくわかんないけどね。韓国のプリクラといえど、それは、新大久保に設置されているわけで。プリクラ業界も「別にどっち使っても良いんじゃね?」って思ってそうだし。どういう仕組みになっているのか、僕には全くわからんちん。顧客の奪い合いをしてるわけじゃないんなら「まぁ盛りたい人も居れば盛りたくない人も居るわなぁ」といったところなのかな?

・・・でも、待てよ。一口にプリクラと言っても、多種多様な機種が置かれているもんな。僕は詳しくないけど、当時、プリクラに詳しい女の子は、「この機種はこういう特徴があって~」とか、色々説明してくれて、「だからココに入ろう」って促してくれたものさ。あ~、なんか、懐かしいなぁ。あの空間は独特だよな。何度入っても慣れないっていうか・・・。あと、カメラ目線が、昔っから苦手なんだよね・・・。あと、シャッター下ろす時、パァッと、ライトで照らされる感じのやつ、アレも、目を閉じてしまいそうで・・・。”ライトが来るかも”と心の準備をしていると、逆に、照らされる前に目をつぶっちゃって、「なんで目閉じてんのー!」ってドヤされたり・・・。そう考えると、あんま良い思い出がないなぁ・・・。

プリクラ業界に物申すつもりが自分語りになったでござる。


2.プリクラが盛れ過ぎるって見解に激しく同意!

今の日本のプリクラの性能がどんなものかは知る由も無いが、僕が高校生の頃、年度的には2010年ぐらいの頃から、プリクラで撮影すると「THE・プリクラ顔」になったものだ。正直な話、僕は、あまり好きじゃなかった。「目が細い子の方が笑った時に愛嬌を感じられて好き」という容姿の好みを持つ僕にとって、プリクラなんて、害悪以外の何物でもない。ちょっと言葉が強い気がするけど、あくまでも、一個人の見解ということで、ヨロシク。

なぜプリクラで撮影したら目が大きくなるのか。少女漫画に出て来る主人公の女の子並みにデカい。実際、僕の周りでも「顔の半分目やんけ(笑)」と言われていた。ハッキリ言ってお化けみたいな顔に見えることも多かった。当時の女子高生にとっては、あの顔が「イケてる」と見なされていたのだろうか。それは聞いてみないと何とも言えないが。ただ、デコログ(当時はみんな使ってた。懐かしい響きだ…。)のTOP画には、その「顔の半分が目に見えるお化けみたいな顔」を載せている人が多かったのだから、おそらく「イケてる」と見なしていたのではなかろうか。だとしたら、う~む、認識のズレが甚だしい・・・。

ところが、イマドキの女子高生は、「日本のプリクラは盛れ過ぎてダメ」と言った。もしかしたら、2024年現在の日本のプリクラは、2010年の頃とは、比べ物にならないぐらい進化していて、世の女子高生達も「さすがにちょっと…。」と二の足を踏んだのかもしれないが、僕は、「時代が俺に追いついて来たか!」と、謎の感動を覚えたものだ。今考えてみるとホンマに謎。なんでお前中心に世界が回ってんねん。ワンテンポ遅れてのセルフツッコミ。


3.盛ってないお顔もステキだよ♡

前述した「日本のプリクラは盛れ過ぎてダメ」「韓国のプリクラは盛れないのが逆に良い」とインタビューで答えていた女子高生は二人組だったのだが、彼女達は、そのまま、プリクラルームに入って、実際に撮影して、撮った写真を、テレビに流す形で見せてくれた。

う~ん、なるほど、確かに、韓国のプリクラは、全然、盛れていない。「ホンマはちょっとぐらい盛れてるんちゃうんか?」と、訝しげな視線を送っていたのだが、全く、変わっていなかった。いい。それがいい。ナチュラル。そもそも「女子高生」っていう、期間限定の職業が、最大に盛れてるから。学生服着てるだけでもうみんな可愛く見えるんだよ。割とガチで。

おっと、あやうく、危険人物になりかけたが(もうなってるよ)、本当に、日本のプリクラで撮った写真と、韓国のプリクラで撮った写真とを見比べてみると、違いは一目瞭然だった。やはり、日本の方は「プリクラ顔」と形容したくなる写り方をしていたし、韓国の方は「うん?普通にカメラで撮影したのかな?」と感じる写り方をしていた。

もちろん、日本のプリクラの写り方を好む層も居るだろうが、僕は断然、韓国のプリクラ派だ。ただ、女子高生が「盛れ過ぎてダメ」と述べた理由は、番組では紹介されていなかった。例えば「実物とプリクラの顔が違い過ぎると相手にガッカリされてしまうから」なのかもしれない。だとしたら、考えは同じでも、理由の面では、僕とは異なることになる。

僕は、高校生の頃から、プリクラの写り具合に懐疑的なスタンスを取っていた。その際に「実物見てガッカリしたくないからやろ?」と度々言われてきたが、その都度、否定してきた。僕にとっては、実物がどうだとか、プリクラがどうだとか、そういうのは、些細な問題なのだ。ようし、この際だからハッキリ言うぞ。打ち消し線も使わずに、ハッキリと書くぞ。

プリクラで写った顔だと股間が反応しない。

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