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#6【夢日記】彼女の父「娘のどこを好きになったんです?」

・彼女の家(兵庫→千葉)にお邪魔してひとときを過ごす
・彼女の父とお酒を酌み交わしながら雑談に興じる
・彼女の父「娘のどこを好きになったんです?」
・僕「意志の強さや言葉の強さ。自分があるところです」
・彼女の父「我が強くて困ることもあるんだけど(苦笑)」
・僕「この人となら対等な関係を築けるって思いましたよ」
・彼女の父「そうかい。じゃあ良かったよ。ありがとうね」
・僕「いえいえ、全然。こちらこそありがとうございます」

内容

昨日元カノの夢を見たから彼女の父が駆け付けたのか?

昨日の今日ですよ。こんなことありますか。フィクションじゃないんですよ。ノンフィクション。人間ってよく出来てるんだなあ、というのか、なんなのか。面白いですね夢って。改めて思いました。だからこうやって日記として綴りたくなるんだよ。

そういえば夏目漱石も『夢十夜』なんて作品を書き著していましたか。分かるよ漱石。そんな気分ですね。どの口が言ってんだ。

さて。

いやあ、昨日ね、元カノへの想い、いわばポエムみたいなメッセージを書きしたためた記憶があるのですが・・・、なんでしょう、危機感を募らせたのでしょうか。「こんなヤツに大事な娘を付き合わせていて良いのか?」っていう。

まあ少なくとも、僕の脳内では、そんな現象が起きていたんでしょうね。「まかり間違ってこの記事を彼女や彼女と縁の深い人に見られたらどうすんのよ」みたいな。心の葛藤があったんでしょうね。だから夢の世界に現れてきたと。

来てもらってばかりで行ってない自分への当て付けか?

これもありそうです。

これね、どういうことかというとね、僕と彼女はね、遠距離恋愛なんですよ。兵庫と千葉の。

で、会いましょうかってなった時、毎度毎度、千葉から兵庫に、馳せ参じてくれるわけです。彼女が。遠路はるばる。

そこに対しての申し訳なさみたいなのが、せめて夢の世界ぐらいは自分から行った方が良いよね、ってなったのかなと。

まあそうなんですよね。自分が彼女の父親だったらどう感じるのかなっていう。そんな想像はしますよね。やっぱり。

で、想像が始まると、人間ってのは悪い方、悪い方に考えがエンドレスに続く生き物でありますから、そりゃ当然、心象が悪くなっても致し方ない、みたいな結論に行き着くわけです。

まあ実際問題、心象が良いこともなさそうですが。だって顔を合わせたことないんだよ。一度も。嫌だよね。面と向かって出てこない人。

今なんて、スーパーで野菜買おうかなって思っても、「私が作りました!」みたいな顔写真が添えられているよ。そういうのが、どこか安心感を覚えたりする。人間ってそんなもん。

うん、分かってるんなら、夢の世界だけじゃなく、現実世界でも会いに行ってください。返す言葉もございません。すいません。出不精で。ホントに。ごめんなさい。

現実世界で父から彼女の好きな所を詰問されたくないっす

とは言え、単刀直入に「娘のどこを好きになったんです?」と言われるのは、ちと辛いものがある。せめて、お酒が入った状態で、恵比寿顔で、聞いて欲しい。真顔で聞かれたら、なんて答えていいのか分からなくなりそうだ。

まあ、夢の世界で答えている内容は、現実世界でも言いそうだなあって内容かなあ。出会った当初から感じていることですねぇ。

ある意味、カップル感が無いというか。イチャイチャ感、キャピキャピ感が無いというか。ソコがなんか良いな、みたいな。これまでお付き合いしてきた女性とは一線を画す部分ですね。ちゃんと話出来るな、みたいな。それまで話が出来なかったと言ってるようで、表現がアレだけどさ。

「あ、会話のキャッチボール出来るな」

こう言った方が正しいかもしれない。この感覚って皆さんありませんか。キャッチボールが出来ているのか、それとも、お互いに壁当てをしているだけなのか。この違いってあると思うんですよ。

彼女と話をしていると、自分が投げたボールはキッチリ受け取ってくれるし、またそのボールを、本人の正しいフォームを確かめながら、丁寧に僕のもとへ投げ返してくれる。そんな感じです。

だったら僕も誠心誠意、真心込めて、ボールを投げ返さないとな。そう思わせてくれるんです。今お付き合いしている彼女は。この感覚ってあんまりなかったなあっていう。恋人関係でね。

お互いにリスペクトし合える存在って気がして、ソコが好きになった理由なのかなあって、僕は思うんですね。相手はどう思ってるのかなあ。そこんところはよく分かんないけど。

一つ言えるのは、出会うタイミングが早ければ、恋愛感情に発展しなかっただろうな、って。それなりに年齢を重ねて来たからこそ、な気がします。何事もタイミングなんですよ。そう。これ口癖。全てはタイミング。

この縁をこれからも大切にしていきたい。

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