【夢日記】2024.12.17(火)コンビニの女性店員にドキドキ
僕、I.M、O.T、M.M、K.T(地元の友達/全員男)の5人で飲み会を催していた。時期的に言うと忘年会だったのかも。現実世界では彼らと新年会を催す予定となっている。定期的に集まる飲み仲間といった感じ。
みんな、好きなものを注文して飲み食いしているのだけど、僕だけ、”お腹は空いてる感覚はあるんだけど食べたい気分じゃない”といった感じで、お酒メインでその時間を過ごしていた。「食べている姿を見ているとお腹一杯になってくるんだよ」だとか「美味そうに食べる姿がまた酒の肴になるんだ」などと言いながら、お酒ばかりを飲んでいた。
【※】この感覚は結構ある。学生の頃は沢山食べていたのだけど、社会人になってから、急に食べられなくなったというか…。多かれ少なかれ、その傾向はあるみたいだけど、「よく食べるなぁ~」「まだ若いなぁ~」と、盛んに言っている気がする。同世代に対して。
ところが、お店を出ると、急に食欲が湧いて来てしまった。それと同時に空腹感にも襲われた。なんという悪循環…。その旨をみんなに告げると、じゃあコンビニにでも立ち寄ろうか、ということに。食べ足りないやつはそこでテキトーに見繕えば良い、ってな感じで。
【※】「飲食店を出た瞬間にお腹が空いて来た」という経験は無いが「お店を出た瞬間にトイレが行きたくなった」という経験は、メチャクチャある。よく「じゃあ店に居る時に行っとけよ~」とドヤされるのだけど、そのたびに「いや、外気に触れると、尿意を催すんだよ…。」と、バツが悪い顔で返すようにしている。たまに共感を貰えて安心する。冬場限定。
僕達は近くのコンビニに寄ったのだけど、みんな酔ってるためか、話し声のボリュームが、いつも以上に大きくなっている感じで、「これはちょっと他のお客さんに迷惑なのではないかしら…。」と心配し始めた。酔っていても、そういうところには、気が回る、というのか、酔って気が大きくなっても、瑣末(騒音トラブルなんて気にするなという意味ではない)なことにばかり意識が向かってしまう、と形容すべきだろうか。
【※】むしろ酔ってる方が鋭敏になってるんじゃないか、と思うことすらある。僕の感覚で言えば、酔ってる時は、酔ってない時と比べて、”見られていること”への意識が弱まり(気にしなくなり)、相対的に、”見ること”に意識を注力することが出来るため、そう感じるんじゃないか、と思う。付け加えれば、相手もまた、酒が入ることで、”見られていること”への意識が弱まったりするので、人間観察を行いやすい状況になっている、とも言えるかもしれない。
どうやらメンバーの中で音の問題を気にしているのは僕だけらしく、みんな、コンビニの商品を見ながら、ボリューム大きめの雑談を交わしていた。その輪から離れて(一声かければ良いのに物理的に距離を置いただけだった)、弁当やパンのコーナーをジーッと凝視していた。
ただ、どうしても、決め切れないのだ。食べ物に手が届く、となると、食べたい気分じゃなくなって、食べ物に手が届かない、となると、食べたい気分になる、みたいな。優柔不断モードの成れの果て、みたいな心理状態になっていた。
【※】何となくこの感覚もある。この場合って、食べ物に限らず、”自分自身も認識出来てないけど何かしら望みのものがある”ってことなんだろうと解釈している。何に触れても「コレジャナイ感」が拭い切れないというか…。「じゃあ何がいいねん!」とドヤされるのがオチだが、ピカーンと、自分のお眼鏡に叶うものがあるはずなんだよ。きっと。でも、悲しいかな、運命的な出会いを果たせることって、なかなか無いのよねぇ。(恋人でいうと2人ほど「運命」を感じるパートナーと出会えたのだけど、2人とも別れてしまった。切ないねぇ。)
とはいえ、さすがにコンビニでも、何にも買わず店から出て、また食べたくなってきた、ってのは、周りに迷惑が掛かる、と思ったので、「ええい、ままよ!」と、「唐揚げ弁当・缶ビール・梅酒缶」を手に取って、レジへと並んだ。
レジに並んでる間、「あぁ…。失敗したかな…。」と、後悔の念が湧いて来た。正直、唐揚げの気分じゃない。肉の気分でもなければ揚げ物の気分でもない。でも手を伸ばしてしまった。「迷ったら唐揚げ食っとけ」みたいな、子どもの頃からの癖が出た形だ。
【※】思い返せば、コンビニのホットスナックの、唐揚げ棒だとか、からあげクンだとか、「ホンマに俺は唐揚げが食べたいんか?」と思いながら食べていたような気がしてならない。でも「何か買う?」と聞かれたら、反射的に「じゃあ唐揚げで」と言ってしまう、みたいな…。会話のキャッチボールを円滑に済ませるための唐揚げ、みたいな感じがある。揚げ物だけに、潤滑油的存在…。(別に上手くないぞ。味は美味いけども。)
そうこうしていると、自分の番が回って来た。レジの店員は女性だった。愛想は、良いか悪いかで言えば、正直、悪い、に属する部類だったけれども、エロティック寄りの色気を醸し出している感もあり、面と向かっていると、ドキドキしてくる。言葉を選ばずに言えば、性的興奮を覚えた。
「あたためますか」
「あっ、はい」
唐揚げ弁当を温めるのか、という意味だが、ぶっきらぼうな物言いで、語尾が上がる感じも無かった。ボソっと呟いただけで、相手に伝える気遣いも感じられなかった。接客態度が悪い、と言ってしまえばそれまでだが、彼女に似合っている気もした。ドキドキは募る一方だ。
レンジでチンしている間、彼女の姿をじっくり眺めていた。芸能人で言うと、ヒコロヒー。そう考えると、声もハスキーボイスっぽかった。好みは分かれるところだが、僕は、ああいう女性が好きだ。”同族感”と表現すると、相手に失礼かもしれないけれど、似た匂いを感じて、居心地良さを覚える。
【※】ただ、そういう女性には、「えっ、タバコ吸わんのや」「えっ、ピアス開けてないんや」と言われて、ガッカリ感を与えてしまうことが多い。どうやら僕の見た目は、タバコも吸っててピアスも開けてそう、と感じる人が多いらしい。どちらかと言えば、「タバコ・ピアス」は、マイナスに働くことも多い気がするが、彼女達にとっては、プラスに働く模様。けど、好かれるためにタバコとピアスをデビューします、ってのも違うしなぁ…。そもそも、もし付き合えたとしても、「いちいち話なげえんだわ」と一蹴されそう。
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ヒコロヒーのことを思い出す夢だったので、その流れのまま、XやInstagramをしばらく眺めていた。レジの女性店員さんの見た目のイメージでいうと、こんな感じ。やっぱり居心地良さそう。一緒に居てもソワソワしない異性に対して、「オンナ」を感じた時に、一気に惚れる性癖が、僕にはある。