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【夢日記】2024.12.16(月)地獄のラスカルツアー

「ラスカルツアー」なるキャンペーンに応募した僕は、添乗員(って表現で合ってるのかな。いわゆる先導役の人)を務めていた「生き物博士」と名乗るおじいさん(見た目は芸能人で例えるなら藤村俊二)に付いて行く形で、山道を歩いていた。

鬱蒼とした雰囲気が漂っている。にわかに嫌な予感が芽生えて来る。良く分からないけど、こういうところを、獣道、と呼ぶんじゃないかしら、と思い始めていると、おじいさんが、「この道を抜ければラスカルに会えますよ。あともう少し」と背中を押すような言葉掛けをしてきたので、もう少しの辛抱だ、と思って、先を歩いていく。

しかし、ココで問題が生じた。

おじいさんが「この穴をくぐったところにラスカルが居ます」と説明してくれるのだけど、その穴が、なんだろう、言葉で説明するのが難しいのだけど、いかにも、「ココはヤバい!」と言いたくなる、不気味なオーラが充満しているのだ。

例えるなら、なんだろう、貞子の井戸、とでも言うべきなのか・・・。井戸と穴では根本的に違うけれども、”なんか知らんけどヤバそう”、そんなオーラが漂っている、という意味では、あながち間違いではない気がする。

案の定、と言うべきか、僕以外のツアー客も、難色を示していた。みな一様に、「これ以上先に行ったらヤバい…。」と感じている様子だった。しかし、おじいさんは、どこ吹く風。「じゃあ行きましょう」とだけ告げて、穴の中へ、ズンズンと進んでいくではないか!

そうなったらなったで、今度は、こんな場所で専門家の人とはぐれる方が怖い、という観念も湧いて来るのか、一人、また一人と、恐る恐る、穴の中へと入って行ったのだ!

こうなると僕も怖くなってくる。穴の中に入る恐怖。一人ぼっちになることへの恐怖。天秤にかけると、「赤信号 みんなで渡ると 」怖くない」ではないけれども、「穴の中 みんなで入ると 怖くない」のスイッチが作動したので、僕もまた、意を決して、穴の中へと入って行った…。

「キャアッ!」

必然、と言うべきか、女性の甲高い悲鳴が、穴の中でこだました。「キャアー!」ではなく「キャアッ!」だった。語尾は伸ばしてなかった。それでも、耳をつんざくような、大きい大きい、悲鳴だった。

恐怖うんぬんの前に、反射的にその声に反応して、視線を向けた先には…。

・・・なんだろう。この生き物は。

ラスカルのようにも見えないこともない、のだが、いや、明らかに違う何かだ、少なくとも、ラスカルみたいな愛嬌は、微塵も感じられない、パッと見のフォルムは似ていたとしても、獰猛な野生動物であることは確からしい、そんな見た目をしている生物が、「シャー…。」という擬音語を付けたくなるような鋭い目つきを、コチラ(ツアー客一同)に向けて来るではないか!

【※】こんな感じで鋭い牙を向けて来た。

(「あっ、コレは絶対、ヤバいやつだ…。」)

咄嗟にそう感じた僕は、慌てて身を翻し、今来た道を引き返した。みな一目散に走る。その先頭を走っているのは僕だった。「普段走る時は遅いのに逃げ足だけは速いんだよな…。」なんてことを考える余裕は、微塵も無かった。(起きてからそう考えている自分が居た)


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