使用者はCS入賞続出!!!「D-HERO搭載型」召喚シャドール徹底解説!!
【1.はじめに】
皆さんこんにちは。りゅーらんです!
今回もシャドールについての執筆になります。
基礎〜応用まで徹底的に解説し、2021.10月制限改訂から『シャドール』をスタートしても「これだけ情報が出てれば勝てる!!」ような濃い内容を書かせて頂きましたので、興味がある方は読んでもらえると嬉しいです!!
また、今回の記事では共同執筆者として一緒に『シャドール』を考えてた3人のプレイヤーにご協力して戴きました!
私自身含めた3人(どりゅう、ちる、りゅーらん)の使用した前環境の合計成績として
優勝×4.3位×4と上位入賞という結果を残せた為、『シャドール』を使用した事がある人ならすぐに結果を残せるポテンシャルがあると思っています。
そして、前回と同じでこの記事に対する事やシャドールについての質問等はDMでも質問箱でも受け付けております!お気軽にご連絡下さい!
共同執筆者
どりゅう@sorosorohonki
ばっど@badstaff_yp
ちる@chiru0129
サムネ作成 しの@Shino_NextPlay
【2.今期のシャドールの強み】
関東圏では出張パーツとして(D-HERO)と(勇者)ギミックを無理なく採用できるデッキが群雄割拠している傾向になります。このどちらかのテーマを入れられなかったり、極端に重く踏むテーマとして『電脳堺』『エルドリッチ』『竜輝巧』『ドラゴンメイド』『ふわんだりぃず』『LL鉄獣戦線』等、『シャドール』が苦手とするテーマが減り
(D-HERO)と(勇者)が入れられる『勇者フェニックス』『閃刀姫』『プランキッズ』『天威相剣』『オルフェゴール』『幻影騎士団』等のテーマが増えた形になります。
今環境に出てきた上位使用率のテーマを見ると、《エルシャドール・ミドラーシュ》が刺さり《影依融合》も打ちやすく、融合という手数の多さも含め『シャドール』が有利に立ち回りやすい環境と判断しました。この出張パーツが規制され無い限り『シャドール』有利の環境が続くと思います。なお、サイド後に関しては群雄割拠している事には変わりない為他のデッキでは『シャドール』のメタまで回るようなカードが入っていなく、《コズミック・サイクロン》《応戦するG》等は入ってこない為、比較的にサイド後も影響するカードは少ないです。
かなり大雑把に見える理由ですが、前期や前々期より『シャドール』が勝ちやすい理由が明確な環境なので是非とも使ってみてください!
【3.デッキ枚数60枚にした理由】
皆さんが僕に用いてるイメージは40型のシャドールが多いと思います。そんな中今期に関しては60枚にした理由が存在します。また、60型を使用した事がない方の為にも60型の強みも一緒に説明していきたいと思います!
僕が朝霞杯(9/4)に使用し、優勝した60枚の構築です。
こちらはCSでは使わず、自分の中で最適化しようとした40枚の構築です。
双方の構築を見て頂けるとわかると思いますが、どちらの構築も「D-HEROギミックによる確定枠の減少により手札誘発で戦う事をやめている」構築になります。サイド後も後手を返すためカードを採用している形になります。こちらを用いて説明します。
項目別に書きますが結論から先に言います。
①融合比率の差が少ないが、サイド後は40枚構築が圧倒的に下がる。
②ゴミを引く確率が40枚だと期待値1を超えてしまう。
これが40枚を使う事をやめた理由です。
①初動融合比率〜サイドチェンジ後手について
先に融合比率を上の構築の元に先に書かせて戴きます。
メイン戦の融合比率
40枚→81%
60枚→77%
※サイド後手の融合比率
40枚→57〜63%
60枚→72〜75%
※この構築で環境対面のサイドチェンジをした場合の平均値の確率です。細かく書くと画像が多い為、省略します。
40枚のサイド後の後手が減ってるのに対して60枚は誤差が少ないです。この理由として
40枚の構築の時にサイド後で減らされるカード候補が、「シャドールモンスター」と「融合系」カードになっているからです。
それに対して60枚構築はメインから採用されている《激流葬》《影依の偽典》《天獄の王》《強欲で貪欲な壺》など「シャドールの初手融合確率を減らさない」ように入れ替えることができています。
40のメインのみでの初動融合確率はかなり高いですが、60だとサイドチェンジ込みで確率が落ちずらいので元の融合確率が多少低くても安定した融合比率が見込めます。60枚の計算には《強欲で貪欲な壺》や《隣の芝刈り》などは含めてませんが、仮に初動として含めたら、60枚のが上かもしれません。
②40枚と60枚によるアドバンテージの違い
意識したポイントとしては《シャドール・ビースト》を重点すべきポイントにしました。
例題として、
「ビーストが成立しつつ、γとデステニーも使ってない状態で2ドロー効果を使う」にします。
ゴミとして扱うカードは40枚の構築であれば「γ×2.ドライバー×1.D-HERO×3.魔鍾洞×1」
の7枚になります。
カードの引く確率としてはデッキ枚数40枚に対して8枚が初動5枚に対して1枚を引ける確率になりますが、この地点でゴミとして7枚が入っています。《シャドール・ビースト》が単純に2ドローをする事により、期待値1の確率が上がります。初手の6枚にすると同じく期待値が上がってしまいます。
60枚の構築によるとそもそもゴミ7枚の引く確率自体は期待値1を《隣の芝刈り》で各ゴミパーツが1枚も落ちなかった場合以外はデッキ圧縮しても上回らない為《シャドール・ビースト》のアドバンテージに置いても引く確率が上がりません。《シャドール・ビースト》のアドバンテージを考えたら60枚構築のが大きいと判断しました。
相対的にみると40枚構築より、60枚のが利点がありますので実際に体感してみるとシャドール使ってる方は素直に感動すると思います!
【4.D-HEROデッドリーガイの優先度と使い方】
このカードの使い方や優先度が高い時はどんな時なのか、解説します。
①オーソドックスな展開例
《フュージョン・デステニー》発動→《D-HEROディバインガイ》と《シャドール・リザード》を落として《D-HEROデッドリーガイ》をSS
《シャドール・リザード》→《影光の聖選士》を落とし《シャドール・ヘッジホッグ》をセットし、《影光の聖選士》でリバース。
《シャドール・ヘッジホッグ》効果で《神の写し身との接触》をサーチ。
→相手ターン 《エルシャドール・ミドラーシュ》2体+リソース確保でシャドールモンスター1枚回収が成立。
展開系対面には《D-HEROデストロイフェニックスガイ》を目指す動きより率先的にこの動きを目指します。単純に融合カード引き、シャドールが足りないハンドの時は《シャドール・ヘッジホッグ》を落とし好きなシャドールモンスターをサーチしに行きます。
小技ですが、《神の写し身との接触》の発動時に《D-HEROデッドリーガイ》の効果で手札1枚コストにしてデッキから《D-HEROダッシュガイ》を落とせば次のターンに《D-HEROディバインガイ》のドロー効果を使う事ができます。
②《超融合》を持っていて対面が(D-HERO)ギミックを採用している可能性が高い時の意識
このハンドの時はこのように動くって流れです。この場合《神の写し身との接触》→《エルシャドール・ミドラーシュ》の妨害が成立しつつ、《超融合》の手札コスト+《D- HEROデッドリーガイ》の効果を使うコスト分まで用意できてます。
この場合は相手が(D-HERO)ギミックのカードが見えるまで等《超融合》をできる限り温存します。
対面が(D-HERO)ギミックを使用している可能性が高いデッキの場合、《超融合》を
相手の《D-HEROデストロイフェニックスガイ》を成立後に打つことで自分の場に《 D-HEROデストロイフェニックスガイ》を成立させつつ、1妨害を作れる流れがあります。
この流れが決まったら、どのテーマにも負けません。
③「永続罠」を突破できるパターンと《D- HEROデストロイフェニックスガイ》より
優先すべきパターンの時
これは僕が実際にCSであった状況です。
例として《強欲で貪欲な壺》からスタートし、《王宮の勅命》がチェーンされた状況で説明します。※《強欲で貪欲な壺》はセットから発動します。《灰流うらら》を打たれても同じながれにできるからです。
《天獄の王》を相手の《王宮の勅命》の処理後に効果を発動しSS→モンスターを通常召喚し
《捕食植物ヴェルデ・アナコンダ》をリンク召喚→効果で《フュージョン・デステニー》を落とし《D- HEROディバインガイ》+《シャドール・リザード》を落とし《D-HEROデッドリーガイ》をSS
《シャドール・リザード》→《シャドール・ドラゴン》の効果で《王宮の勅命》を破壊する。
という動きです。このハンドの場合は《影依の偽典》が起動できる条件を満たしている為相手ターンに《エルシャドール・ミドラーシュ》での妨害ができます。
④《D-HEROデッドリーガイ》が優先度が高い時と手札とは?
例題①②③でパターンを紹介し、お気付きの方がいるかもしれませんが、「シャドールでの融合が見込めない手札」が《D-HEROデッドリーガイ》が優先すべき手札の時です。
噛み砕いて説明しますと
・《神の写し身との接触》《影依の偽典》《超融合》等の相手ターン融合カードを引いていてシャドールモンスターにアクセスができていない
・シャドールモンスターは多くいるが、融合カードがない
よくある「シャドールの事故パターン」ですね。
こちらを解消できる役割の他に『エルドリッチ』の《スキルドレイン》発動状態でも《フュージョン・デステニー》で《D-HEROデッドリーガイ》を出し《シャドール・ドラゴン》で破壊するという永続系の回答になる=《フュージョン・デステニー》が非常に対応範囲が広いカードになります。
以上の理由から採用は必須枠だと思っています!
【5.構築論〜サイドデッキまで】
※制限改訂により《PSYフレームギア・γ》と《強欲で貪欲な壺》の規制がかかった為と、エクストラデッキの説明は前期と大きく変更する形ではない為、省略させて頂きます。前回のnoteで構築に関する記事を無料公開範囲に設定しましたので気になる方はお読みください!!
①シャドールモンスター×12
意識したポイントとして、
√1…《隣の芝刈り》で落ちて欲しいカード
√2…《エルシャドール・アプカローネ》の初動融合の成立確率
√3…《強欲で貪欲な壺》での除外確率の緩和
=《影霊の翼ウェンディ》《シャドール・リザード》が確3枚。
√4…《隣の芝刈り》による(召喚)ギミックが落ちた時に回収出来るようにする事
√5…対面の(D-HERO)ギミックの完全処理。
√6 …《影霊の翼 ウェンディ》と《影光の聖選士》の先行展開の際で使う。
=《影依の巫女エリアル》の2枚目の採用。
環境的に全体的に早い動きをする為に《シャドール・ビースト》《シャドール・ドラゴン》の効果は2度使うタイミングがなく、1枚の採用という形です。
②その他モンスター×12
√1…先後関係なく共に引いててリンク2へのチャンスが作れる
√2…相手ターンパワー魔法カードへのアクセス
√3…単体影響によるワンキル力と守備力のステータス
√4…全体除去カードのケア
上記の理由により《天獄の王》が3枚の採用です。
前述した《捕食植物ヴェルデ・アナコンダ》→《 D- HEROデッドリーガイ》の流れでの単純な手数カウントとして『シャドール』汎用最強カードであり、60枚構築であれば必須級カードです。
単純に融合を絡めた展開であれば上振れの展開だけでなく、融合できなかった際のハンドパターンとして妨害として使える《激流葬》や《禁じられた一滴》とも相性がいいです。
《天獄の王》のセットカードの選択肢は別項目で参照します。
また、(召喚獣)ギミックは融合へのアクセスや一枚初動としてのカウントなので
《召喚師アレイスター》はオーソドックスな3枚の採用。
(D- HERO)ギミックとしてオーソドックスな《D-HEROディバインガイ》《D- HEROダッシュガイ》の確1枚ずつの採用に加え
√1…《強欲で貪欲な壺》による「D-HERO」1枚飛びのリスク軽減
√2…光素材として扱えるかつ、 「D-HERO」融合モンスターでのワンキル要因
を踏まえた上で《E・ HEROオネスティネオス》の1枚採用を決めました。
③融合魔法カード×14
※前回のnoteで記述した部分を無料範囲にしました。下記URLからお飛びください。
前回と変わった部分は《フュージョン・デステニー》と、《超融合》まで増えた形になります。
《フュージョン・デステニー》はこのデッキのギミック上2回使える可能性もあり、単純な1枚初動としても3枚の採用は確定しています。
《超融合》に関しては
√1…「D-HERO」ギミックに対して打てる
√2…「D-HERO」が混ざっているテーマの他現環境の「システムモンスター」が闇or光が多く腐りにくい。
との理由で、非常に使いやすく融合総数に含めやすい為2枚の採用を決めました。
④その他魔法カード×12
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