【護符作成】お守り別素材部分のデザイン
また、ちょっと時間が空いてしまいましたが、今回は別素材部分のデザインをしたいと思います。
前回の記事はこちら
エネルギーを蓄積し、ゆらぎを与える外側部分
外側部分は、複数の素材を組み合わせることで、エネルギーを蓄積するだけでなく、微妙な揺らぎを生み出すことで、そのエネルギーを放出するという目的がありますので、前回の動力部分の外側にエネルギー蓄積とゆらぎを目的とした素材をつかいたいと思います。
こちらは、シンプルに木を採用したいと思っています。さらに、エネルギーが角から発生しやすく、安定した形として使われる六角形でまとめることで、表面のデザイン自体なくてもいいかなぁとも思ったのですが、せっかく、前回、数の概念をいれたので、もうちょっと何かできないかなと考えて、今回は伝統ある図形をとりいれることにしました。
洛書のデザインを取り入れる
せっかく動力部分が、サイバーパンクっぽくなったので、伝統ある図形といってもありきたりなものでは面白くなく、かといって、なんの根拠もないデザインだけというのも、お守りのコンセプトに反するので、古くから伝わりながらも新鮮なデザインということで目をつけたのが「洛書」
こちらは、伝説の王朝である夏王朝で皇帝が発見した、神亀の背中にあった図とされていて、八卦のベースとなったといわれている河図とあわせて、「河図洛書」とセットで語られることが多いものです。
この図形が洛書ですが、丸と線で構成されており、これだけみると、なかなか未来的でサイバーパンク感がないでしょうか?
さらに、この図形は縦横斜めを足すと、それぞれ15になるという「魔方陣」の性質ももっています。西洋では15の数字が導き出される魔方陣は土星の力があるとされていたり、並びが一緒だったりと、洋の東西を問わない数の力を感じさせてくれます。
魔除けである幸福を呼ぶ図柄とされているので、お守りに取り入れるのにはピッタリなので、この図を外側に採用してみたいと思います。
六角形と洛書をまとめてデザインしてみる
デザインしてみて、中央部をどうするかという問題がでてきました。
動力部分は中央にエネルギー蓄積用の円があるので、その中に洛書の中央をいれてもいいのですが、円がダブるようでちょっと気持ちよくありません。ということで、少し、動力部分のデザインを変形して、洛書の中央も取り入れてみました。
修正したものがこちら。
電子回路っぽさがまして、これだけだとお守りには到底みえませんが、ちゃんと色々な意味が秘められているのは、読んでいただいている方にはわかると思います。
それでは、こちらの動力部分を組み合わせて最終的な外側部分のデザインを完成させたいと思います。
QRコードに意味をもたせるべき?
まとめるとこんな感じになります。自画自賛ですが、お守りらしくない中にも神秘性が感じられて、サイバーパンク感と調和しています。
これで完成でもいいかなと思うのですが、なんかここまでサイバーパンクを意識したならば、ゴチャゴチャ感があってもいいかと思って、装飾を増やしてみました。
それがこちら。角張った文字とQRコードで、なかなかそれらしくなった気がします。
QRコードはせっかくなので、お守りに関連する内容をつけくわえてはいるのですが、果たして木に刻印したときに使えるかどうかはわからないので、あくまでも実験的なものです。
お守りとしてはシンプルなだけのほうがいいような気もしますが、デザインはちょっと趣味に走ってサイバーパンク感を強くしてみました。
いよいよこれで、全体のデザインが完成しましたので、次回からは、実際に制作に入っていきたいと思います。