USB-C電源で古いLet's Note(CF-SZ6)を使う
7年前のWindows PCでも何とか使える
さて当社(零細企業経営者兼リスク管理&IT&セキュリティコンサルタント)のお客様よりAWSの環境構築の案件をいただきましたが、そのお客様のセキュリティ上のルールで専用のWindows PCが必要となったため、Amazonで安く売られているLet's Note CF-SZ6を中古でゲットしました(AWS構築の苦労話は、また近々まとめたいと思います)。
2017年製でもう7年以上前のものですが、CPUはi5-7300U 2.6GHz、メモリは8GB、SSD256GBと必要最小限のスペックはあり、いちおうWindows 11 Proがインストールされており、まあこれで1万円台なら良い買い物であったかと思います。
唯一の欠点は、昔のACアダプターを持ち歩く必要があるということです。
メインで使っているMacBook M2はコンパクトなUSB-CのACアダプターが使えるので、いくら昔のパソコンとはいえ、辛いところです。
今更ですが
さて、そんなある日、Amazonで検索していると〜もはやポチポチ中毒としか言いようがない状態ですが〜、「Let's Note USB-C」というワードで検索すると、600円前後でUSB-CからLet's Noteの電源に変換する電源端子アダプターが売られていることを発見しました。
すでに知っている方、使っている方もいるはずで、知らぬは私だけという気もしますが(T_T)
ところがPanasonic全般に使えるという記載はあるものの、CF-SZ6に適合するかは書かれていません。ネットで検索してもあまり具体的な情報は見つかりませんでした。
とりあえず600円ということもあり、ダメ元で買ってみました。
結論としては、サイズはOKで適合し、また肝心の電源も手持ちの65WのUSB-CのACアダプターでひとまず電池のアイコン(図の右下)に電流マークが入り、使えてはいるようです。
電圧や電流は大丈夫?
とはいえ、電流が十分かは注意が必要です。
オリジナルのPanasonicのACアダプターは16Vの4Aで、16 x 4で64Wの容量があります。
手持ちのUSB-Cアダプターはマックス65Wとはいえ、定格は15Vの3Aで、45Wの容量しかありません。
オリジナルはそれなりに余裕のある設計でしょうから、45Wでも動作はしているのでしょうが、正直、もう少し余裕の欲しいところです。もしかしてCPUパワーをフルに使うような処理をする場合に、余裕がなくて何らかの性能低下やシステムダウンのようなトラブルが起きるかもしれません。
それでなくても、オリジナルのACアダプターでは常時点灯だったオレンジのLEDが、USB-Cアダプターだと点滅していて、充電する余力はないようにも見えます。
という訳で結論としては、外出や短期出張とかの際は、Macと共用でコンパクトなUSB-Cアダプターだけを持っていっても何とかなりそうですが、家で使う際は容量が十分なオリジナルのPanasonicのACアダプターを使うのが良さそうです。
よく見ると、逆にPanasonicやDELL等の古い丸型のACアダプターからUSB-Cに変換する変換アダプターもあるようで、もしかしてそちらの方が良いのかもしれません。