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【詩】どうせ人生、一度きり

どうせ人生一度きり
いずれ死ぬさ灰になって
だからハイになって生きようと思った。
けれどイキるのは嫌だ。
いやだな、こんなこと言う大人になるのは

大人はみんなみっともない
みっともなくて、見たくもない
けれどもその見たくも無い物に近づくから、
泣いているんだ 海際で一人
泣いたイルカは、海に帰りたいといった

海に帰れば何かが変わるか
変われば何かが起こるのか
起これば何かが生れるか
生れればすべてが報われるか?
無垢な子供が救われるか

すぐには分からない
分からないから、泣いている

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