映画「僕はイエス様が嫌い」
子供の頃に見ていた世界をもう一度追体験するような映画でした。
神様がイマジナリーフレンドのように出てきちゃうし、ユーモラスだしお茶目だし、すごく美しい映画なのだけど、残酷さも裏では進行していたり一筋縄ではいかない現実を見せつけられます。
子供の頃に見ていた世界ってこんなんだったよなって色々思い出したりしました。良いことも悪いことも。
成長とともに突きつけられていく残酷さってあるよなと。そういうものと向き合っていってみんな大人になるんだよなって。
しかし昔はこんなに世界を広げられたのに、いつから目に見えるものや目の前のことばかりに支配されてしまったのか。
大人になる方が窮屈なのかもな。
最後にじいちゃんが見た世界ってなんだったんだろう…
それに対し、主人公の彼が見た世界とは何か違ったのかな…
たぶんどちらも“新たな世界のはじまり”だったのだと僕は信じたい。
ある意味すごいタブーに挑戦したまだまだ若い有望な監督。これからがすごく楽しみです。
余談だが、最近YouTuberカジサックさんの動画を見ていたからかもしれないけど、一番興味深かった長男のイマジナリーフレンドさかなみくんの話を思い出しました。
河合龍之介
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