喜劇王 バスター・キートン とハロルド・ロイド
シネマヴェーラにてバスター・キートンとハロルド・ロイドを観る。
(バスター・キートン)
(ハロルド・ロイド」
映画はこうあってほしいと思う。エンターテイメントとはこうあってほしいと思う。
色褪せることなく、本気でドキドキワクワクさせてくれて、夢を見させてくれる。決して懐古主義で言ってるのではなく、今見てもそう思えてしまうのが凄いです。
たとえそれがサイレントであっても、時代が変わっても彼らはスクリーンを悠々とはみ出して、暴れ出してくる。
アイデアもそうだし、本気のアクションもそうだし、何より俳優が映画自体を牽引していく瞬間をこれでもかと見せつけてくるのが凄いんです。
映画でも演劇でも何でもそうですが、やっぱり僕は“何かがある枠からはみ出てきた瞬間”に感動してしまいます。
価値観をぶっ壊してくれる体験って日々必要な気がします。
その原点を築き上げてきた二人の喜劇俳優であります。
ここに、チャップリンも含めると当時の三代喜劇王ということになるのですが、この二人に改めて注目してみてはいかがでしょうか?
最近の映画もいいですが、名画はハズレなしです。逆に新鮮だし、刺激的なインスピレーションが沸き起こってくると思います。
本当に幸せな気持ちになれますよ。
超オススメです。
河合龍之介
P.S. いつかサイレント映画の上映会やりながらお酒酌み交わすイベントがやりたいです。
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