カラス族へ、ヨウジヤマモトを着る
最近服の全身の7,8割がヨウジヤマモトに支配されてきたことを告白します。もうすっかりカラス族です笑
地味にずーっと買い貯めていたものをやっといま自分なりに落ち着いて着れるようになってきた、気がします笑。
色々と…少し追いついてきたのかな?
実は20代の頃からヨウジが好きで。憧れていました。
勿論高い服だから簡単には買えませんでしたけど、小物やTシャツとかから手に入れてました。あとは見るだけ、観察するだけの日々笑。
ただ手に入れたものも、どうもフィットしてくれなかった。「まだ君には早いよ」と言われているような。ヨウジはそんな稀有なブランドだと思います。背伸びしてもどうにもダメだし、他の服との相性も悪い。
つまりはその人の何かがフィットしないと、というか生き方のようなものがノッてこないと絶対馴染まないブランドだと思います。
そうしてずっと封印してきたのですが、最近になって少しずつ身につけていくと何か気持ち的に落ち着くというか、前よりフワフワしないし、背伸びしてる感じもなくて、むしろ1番地に足が着いたような感覚になってびっくりしました。
今やもう制服化してると行っても過言じゃないくらい悩まず毎日着ています。
そう考えると服で成長を確かめるみたいなこともあるのかもしれませんね。
まだまだな部分とかも含め、そういうのを感じさせてくれるモノの価値って、面白いです。
いつかそういうものを自分に引き寄せるくらいのエネルギーを自分自身が持ってみたいとも思うのです。
ということで長々とすいません。
とにかく!自分の意識を高められるヨウジヤマモトって、最高だ!!
ということで、また展覧会行こうかな〜
河合龍之介
P.S.
意外かもしれませんが、今回の「孤島の鬼」の諸戸丈五郎という役はヨウジヤマモトのアイデンティティと実際の服からインスピレーションを受けた部分があります。
役作りとまではいかないですが、日常着ているものからも日々何かインスピレーションを受けることもあるのだなと思った発見でした。