オペラ×能×日本舞踊×雅楽
本日は稽古終わりにこんな公演に行ってまいりました。
昨年、作品でお世話になった二大師匠、能の宝生和英先生、日本舞踊の藤真勘十郎先生の共演…もさることながら、雅楽(こちらも朗読能でお世話になった三浦大先生)、そしてなんとイタリアのオペラとのコラボレーション!
そして客席には美智子様まで…(初めて皇室の方にお目にかかりました)
神々しかった…
なんと豪華な空間なんだ!
実はオペラは初めてでした。
もちろんイタリア語な訳で字幕を追いながらでしたが伝わってきました。特に今回の作品はそれぞれのハーモニーを体感するという意味で感覚を研ぎ澄ませながら観ることができました。頭ではなく体で受け止めているとビリビリ来ましたよ。
そして日本の伝統芸能がうまく溶け込んだ瞬間には何か超越した空間が築かれて行くのがわかりました。
特に能の美学がすごかった!
もともと削ぎ落とされた制約の芸能ですが、それがとても際立って濃厚に伝わって来ました!
能のミニマリズムの崇高さは突き抜けてるなと実感しましたよ!
日本はこんな素晴らしい文化を持っていることを誇りに思わねばならないですね。
歌舞伎は特に多岐にわたってコラボレーションが始まっていますが、日本の伝統芸能がこれから色々なジャンル、文化、はたまた最新のテクノロジーなどと調和していくことでもっともっとエッジが立ってきて、その価値が高まってくる気がしました。
そんな体験でした。
素晴らしかった!
P.S.
会場で朗読能で大変大変お世話になった声優の平田広明大大先生にもお会いできました。いつもこんな僕を気にかけてくれて、心の優しい大先輩です。嬉しかった。
河合龍之介
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