私たちは また騙されるのか?〝消費税12%・15%への布石〟(エッセイ集 Article 22)
「歴史は繰り返す。だけど、それは私たちが学ばなかった証拠だ」
石破茂という政治家は、もはやファンタジーだ。大連立を匂わせるかと思えば、「今は考えていない」とすぐに後退する。どうだ、まるで信用できない友人みたいじゃないか?彼が語る「中道政治」なんてものは、ただの曖昧な言い逃れだ。本当に国民のためを思っているなら、裏でコソコソするんじゃなくて、堂々と真実を語るべきだろう。
その石破が頼るのが、増税のトラウマを私たちに植え付けた野田佳彦だ。「使い勝手佳彦さん」なんて揶揄されているが、実際その通りだ。彼が過去にやったことは、消費税を5%から8%、そして10%へと引き上げることだけだった。それで誰が得をした?財務省か?政治家か?いや、間違いなく私たちではない。
そして、前原誠司。彼も「中道」を標榜するが、どこを目指しているのか見えやしない。維新との連携?それとも立憲民主との大連立?どっちつかずでフラフラしている姿に、私たちは失望を隠せない。結局、彼らの「中道」とは自分たちが生き残るためのポジションでしかない。
さらに背後にいるのが財務省だ。この役所は本当にしぶとい。25年度予算を何が何でも無傷で通したいのだろう。だからこそ、選択的夫婦別姓のような「どうぞご自由に」という政策を餌にし、次は増税を持ち出してくる。ホップで夫婦別姓、ステップで消費税12%、ジャンプで15%だと?冗談も大概にしろ。
「歴史は繰り返す」と言うが、二度目は喜劇で終わることを願いたい。だが、今の状況を見ると、それはただの悪質な笑い話だ。私たちは、またしても政治のゲームに巻き込まれ、気づいたら負担を押し付けられる立場にいる。
このままではいけない。今、声を上げなければ、また彼らに好き勝手やられるだけだ。「どうせ何を言っても変わらない」と諦めるのは簡単だ。でも、その諦めがどれだけ高くつくか、私たちはもう知っているはずだ。変えられるかどうかはわからない。でも、変えようとする意思を持たなければ、歴史は何度でも繰り返される。それは、私たちが学ばなかったことへの罰なのではないのか。
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※高倉 龍之介(政治フリージャーナリスト・映像クリエイター)