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歴史を繰り返す国は衰退するエッセイArticle43
戦後80年談話――国家の誇りを守るか、それとも再び謝罪の連鎖に陥るか?
歴史は、繰り返す。だが、それを受け入れるか否かは我々の選択にかかっている。2025年、戦後80年を迎える日本。戦後70年談話でようやく「謝罪の宿命」から脱却したはずのこの国が、またしても同じ轍を踏もうとしている。
安倍晋三が戦後70年談話で「未来志向」を掲げ、謝罪外交にピリオドを打ったことは、日本の外交戦略の大転換だった。しかし今、石破茂首相のもとで、新たな談話が検討されている。この流れは、保守派だけでなく、すべての日本人が注目すべき問題だ。
謝罪は外交カードとして利用される
歴史を見れば明らかだ。戦後50年の村山談話は「植民地支配と侵略」を認め、謝罪した。戦後60年の小泉談話はこれを踏襲した。そして結果として、中国や韓国は、日本に対して「謝罪が不十分だ」と言い続ける口実を手にした。
これが「戦後レジーム」の実態だ。自民党の有村治子氏が明言したように、「10年ごとに談話を出さなければならない決まりはない」。にもかかわらず、新たな談話を模索する動きがある。なぜか?
それは、日本が「謝罪を繰り返す国」であることを望む勢力がいるからだ。日本が過去にばかり囚われ、前に進めない状態こそが、彼らにとっての理想なのだ。
我々が取るべき行動
石破政権の動向を見過ごしてはならない。
戦後70年談話で、ようやく謝罪外交の呪縛から解放された日本。しかし、80年談話という名の「新たな鎖」を自ら身につけるのか? それとも、未来を見据え、強い国家として進むのか?
その答えを決めるのは、あなたの意志だ。
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※高倉 龍之介(政治フリージャーナリスト・映像クリエイター)