龍の保健室だより クリスチャンの龍4
長野県、南相木村2日目。立岩湖でのんびりとし、Hさんの歌声を聴いたり、あまね理樺さんのライトランゲージの撮影をした。
立岩湖は暖冬の影響で真冬だというのに、氷が張らず水面は穏やかに輝き、鳥達が湖面でのびのびとしていた。
氷が張ればこの立岩湖にはアイスバブルという現象が起き、それは素敵な湖面が楽しめるそうで、村民の皆さんはアイススケートをしたり、ワカサギ釣りをするそう。
その後この村で大事にされているお諏訪さまでお詣りをした。
この旅では4人同時にお辞儀をし、手を叩いた。
手を合わせ、目をつむると私の前に赤い目の龍が現れた。
龍の顔の上には金色の光る輪っかが大きくなったり、小さくなったり。
目を開け、理樺さんと顔を見合わせ
「大事にされている神社だね〜」と感想を述べ合い、見えた龍の事を話した。
「頭に輪っかがあったんだけど、なんだろう・・・」
みんなは見えないからハテナでしかないのはもちろん。私にもハテナでしかなかった。
2/22帰宅しSNSにて今回の旅の様子をお知らせする。
出張カフェでお世話になったオーナーさんから、「いとこのお店でやっているお店だ」とコメントを受けた。
そう。賛美歌を聴いたお店のオーナーさんと、その賛美歌を歌ったお店のオーナーさんがなんといとこ同士だったのだ。
車で3時間半の距離の場所。
そんな、びっくりする出来事。
そしてその時に思い出した。
南相木村に着いた時にHさんが話してくれたこと、、、
「ここ、祝平(はふり平を音で出すとほうりだいらと発音しているようです。)っていうところがあるんだよ。その昔この地は隠れキリシタンの村で、ほら、ホーリーナイトってあるじゃない。祝平はそのホーリーなんだって。」
このお話は都市伝説のようなもので、事実とは異なるかも知れません。でも、私の頭の中で結びついたのは、
あ、お諏訪さまの赤い目の龍はキリスト教の輪っかをつけていたんだ!!!!
という事。
今回の旅は賛美歌を届ける為のものだったのだとしか思えない。
ここからは全くもって推測ですが、もしかしたら隠れキリシタンがいたとして、お諏訪さまでキリストさまへのお祈りを捧げていたのかもしれない。
そして、お歌を歌ったお店のオーナーさんの家系は熊本から落ちてきた皆さまだったそうですから、なんだかどこかでこの龍の保健室の旅と繋がりがあるのでしょう。そして一緒に歌を聴いていた蜘蛛はご先祖さまだったかも知れません。
暖かい村で、暖かい賛美歌を聴き、そしてまた新たに暖かい繋がりを持てた龍の保健室だよりでした。
3月、Hさんがまた南相木村を訪れる時にはぜひお諏訪さまであの歌を歌ってほしいものです。
後日Hさんからメッセージが
帰宅して南相木村村誌を調べました。どうやらホーリー平説はフェイクっぽいです。ごめんなさい🙏
祝ははふりと読むのだそうです。音に出すとほうりになるので、村の噂話でホーリーかもってなっているみたいです。 はふりとは、神官らしいです。禰宜さんより身分が低くて庶務を担当する人たちのことを言うようです。 はふりさんたちが住んだ地域なので祝平となったのかもしれないですね。
そして、更に
諏訪神社は現在の場所に移る前に祝平の奥にあったようですから、諏訪神社と祝平は関係が深いと思われます。
と、益々深まる南相木村のお話し。
土地にはそれぞれの歴史があり、文化があり。
それぞれがその大地と繋がり暮らしていてその土地や大地のエネルギーが龍として見えているのかも知れない。
何で龍が見えるのか、何でこんなに感動する事ばかりが起きるのか。
何で一緒にいる人々は龍が見えないのに同じエネルギーを感じる事ができるのか。
謎は謎のまま。
私はこの偶然のようなものを楽しんでいきたいと思う。