映画「荒野に希望の灯をともす」
1984年からアフガニスタンで、医師として、2003年からは、用水路建設にも尽力され、2019年に残念ながら、何者かに銃撃され亡くなった中村哲先生のドキュメンタリー映画を見に行ってきました。
東中野のポレポレ坐です。
特に、用水路建設では、医師のはずの中村先生が測量したり、重機を操縦して岩を動かしたりして、いったいこの人は何者なんだ?!でしたねえ。
長い年月をかけて、砂漠を森に変えた映像を見て、あきらめないってすごいことなんだと思いました。
いやあ、普通の人はあきらめざるをえないとなりますよね。
そして、中村先生の、いくつもの平和についてのメッセージ。
世界中の人に知ってほしいですね。
映画を見て、記憶だけで書きますが、印象に残ったことばの1つは、
「水(川)には善も悪もない」。
あたりまえかもしれないけど、物事のほとんどすべてがそうかもなと思ったり。
先日見た映画「とりつくしま」のラストシーン、
あんな印象的な素敵なシーンが、ドローンだからこそ撮影できたわけなんだけど、ドローンに爆弾を運ばせることもできる。
もう1つ、印象に残ったことばは、
「裏切られても、裏切り返さない」。
心情的には難しいことだなあ。
つい「むかつくー!!」ってなる自分には💦。
アンガーマネジメントとしては、そこから離れることしかできないけど、
中村先生は、そんな相手に、信頼を寄せられるまでいくんですよね。
この辺は、本を読むと、あるいは、また映画を見ると
まだまだいろいろ感銘を受けそう。
上映後は、監督の谷津賢二さんのお話。
中村哲先生、本をたくさん読んでたそうですが、クレヨンしんちゃんの漫画も好きだったらしいです。
その後はパンフレットを購入して、監督にサインをもらって、少しお話もしました。とても優しい雰囲気の方で、たくさんの人にこの映画を広げてほしいと言ってました。
NHKでも放映してたみたいですが、たくさんの人に見てほしい映画です。
まだの方はぜひ〜。