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平家物語に筆入れ

※この先は右脳中心に執筆が展開するので苦手な方はここまで。

【 余計なお世話オブザイヤー 】

毎年毎年飽きもせずに
よくもこんなくだらない賞を続けられるなぁと我ながら思う。


『第一回余計なお世話オブザイヤー』
それは今年一年最上の余計なお世話を決める祭典


しかし今回は第一回を記念して
『余計なお世話オブザセンチュリー』
と相なった。

さて早速。

今世紀の最優秀余計なお世話で賞の発表!

(ドラムロールはセルフサービス)

デン!

"平家物語に筆入れ" デス! パチパチ

それでは筆入れの様子を見ていこう。

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
→ここまでは良い。

娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
→ここがダメ🙅‍♀️

花の色まではリズム感もよく
それまでの勢いのまま軽やかに読めるので素晴らしい。
どこが惜しいかというと、"あらはす" である。

冗長だ。

盛者必衰の理 の時点でもうなんとなくあらはされるのは分かる。
皆まで言うなということである。
非常にもったいない。

とどのつまり 盛者必衰の理。 でよいのである。

さて、続きを。

驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
→ここは良い🙆‍♀️
ただ春の夜の〜 の
タタ タタタタタ タタタタタタ のテンポ感が秀逸すぎる。

ゴーイングゴーイング!

猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
→ん〜ここも🙅‍♀️ダメダメ

あまりにも反復が過ぎる。
そろそろしつこいと思われてしまう。

結局一貫して主張しているのは
"諸行無常" ってことじゃろ?

娑羅双樹といい、驕れる人といい、猛き者といい

おーんなじことを何回も何回も言うてるだけやのに
いちいち引き合いに出されて可哀想😢

お説教の時に今関係ないこと出してくるあの感じね。

つまるところ平家物語のイントロにコンサル入るなら

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

娑羅双樹は以下同文。

驕れる人も以下同文。

たけしも以下同文。


ん〜古典コンサルは癖になるね。


こんなことをしていると
平家物語を勝手に書き換えやがって!

とおそらく大量のクレームが届くと思うが
そこは平家物語自身より言質をとっているので安心して欲しい。


諸行無常なんだろう?

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