創発とは
*以前書いたはてなブログからの移行
このブログを開設して、、
友人に借りた教団Xを読みつつさっそく記事を書いて行こうと思います!
いきなりですが、、、
このブログのタイトルである「創発」という言葉を知っていますか?
辞書で調べてみると、
創発(そうはつ:emergence)
創発とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される
引用:ウィキペディア
有名な絵本「スイミー」もその1つの例です。
小さく単純なものが集まり、組織となることで個々の能力以上の能力が発揮される、ということです。
身の回りを見渡してみると様々なものが「創発」によって成り立っています。
例えば、私たち人間だってそうです。
ここで、人間を原点にしてマクロな観点から見ていきたいと思います。
人が集まることで村が生まれ、街が生まれ、そして国が生まれます。
決して一人ではできないことでも、一致団結することで解決できることもたくさんあります。
三人寄れば文殊の知恵的な感じですね。
街には様々な個性を持った人たちがいて、刺激しあい、時間をかけて社会を形成していきます。
その産物として、科学技術やお金、法、戦争などプラスなものからマイナスのものまで本当にたくさんありますね、
実は、当たり前だと思っていたことは全て「創発」の産物だと気づきました。
では、ミクロの観点から見てみるとどうでしょう。
人間を細かく分解していきましょう!
人は細胞からできていて、細胞は原子からできていて、原子はクオークからできていて、、、
原子一つ一つには感情も「意識」も何もありません。
しかし、人は喜びや悲しみなど感情を持っています。
なんの感情も「意識」も持たない原子が集まることで感情が生まれ、「意識」がうまれます。
不思議ですよね〜
「意識」???
「意識」って何だろう???
なんで人は「意識」を持つのだろう、、、
そもそも「自分」とは?
訳が分からなくなってきました汗
ここで冒頭にちょっと出てきた友達に借りた本「教団X」の一部を紹介します。
そして多くの脳科学者は言います。
意識「私」を司る脳の特定の部位は存在しない。
脳の大局的な働きによって意識「私」が生まれる。
脳がなければ、意識「私」は発生しない。
脳の活動が、意識「私」に反映される。
ても、意識「私」によって、脳に何らかの因果作用を働きかけることはできない。
どういうことか?
つまり意識「私」というものは、決して主体だけでなく、脳の活動を反映する「鏡」のような存在である可能性があるのです。
著 中村文則「教団X」集英社文庫より
ますます意味がわからなくなっていきました笑
「意識」とはなんなのでしょう、、、、
そろそろ眠くなってきたので、、、
次回、「意識」について考えていきたいと思います。
ありがとうございました!
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