写真家とフリー素材モデルのコンビが世界各地の空を跳ぶ「ソラリーマンズ」とは?
フリー素材モデルの大川竜弥です。
2023年からソラリーマンズのモデルとして精力的に活動しています。今年は春にアメリカ・ニューヨークで撮影を行いました。
「ソラリーマンズ」とは?
ソラリーマンは、「空跳ぶサラリーマン」の愛称であり、ジャンプ写真を撮り続ける写真家の青山裕企さんが、現代社会を静かに支えるサラリーマンにスポットを当てるべく、2006年に立ち上げたプロジェクトです。
そして、「ソラリーマンズ」は、青山さん自身が被写体となり、スーツを着て空を跳ぶという2023年にスタートしたプロジェクト。私は青山さんの相棒としてモデルを務め、これまでに東京、香港、京都、北海道、ニューヨークなど、世界各地で撮影を行っています。
2023年9月に、写真展「ソラリーマンズ -東京・香港・京都-」を開催し、写真集『ソラリーマンズ』も発売。
また、今年は「LIVE BOARD」と「365Graph」のコラボ企画により、東京、香港、京都、北海道で撮影した作品が、全国9都市75か所にあるデジタルビジョンで放映されました。
「いつか撮影しましょうね」が実現
青山さんとの出会いは、2018年の秋。そのときはモデルではなく、ライターとしてWebメディア「FANZA Magazine」の取材でお会いしました。
青山さんの作品は昔から知っていて、憧れの写真家でした。ありがたいことに、青山さんも私のことを知ってくれていて、取材の後に「いつか撮影しましょうね」と話したことを覚えています。
ソラリーマンズの話をいただいたのは、2022年の年末のこと。青山さんとお会いして、「来年は香港と京都、再来年はニューヨークで撮影をしようと考えています」という計画を聞かせてもらいました。
個展の開催や写真集の出版など、活動の規模は大きいものの、ソラリーマンズは青山さんが個人で行っているプロジェクトです。国内はもちろん、海外へ行くのにはかなりの予算が必要です。まさか、香港やニューヨークでの撮影が実現するとは思いませんでした。貴重な経験をさせてくれている青山さんには、とても感謝しています。
私が青山さんにできる恩返しは、ソラリーマンズの話題づくりをすることです。今年は国内での撮影があと1回あり、詳しい予定はまだ聞いていませんが、ニューヨークで撮影した作品の公開もあるのではないでしょうか。セントラルパークや自由の女神、タイムズスクエアなど、有名な観光地でスーツを着た写真家とフリー素材モデルが跳んでいます。
私もまだ完成した作品を見ていないため、公開がとても楽しみです!