10月9日(日)
6時くらいに目が覚める。ゴロゴロしてChooningに昨日のライブの感想を書こうと思い書いていたらもう7時を過ぎて、身支度をして、一階のカウンターで朝ご飯を注文する。外のテーブルに座っている人がいて気持ちよさそうなので「外もいいですか?」と聞くと良いみたいで、コーヒーを持って行って、外に座る。フレンチトーストのプレートも持ってきてくれてとてもおいしい。都会〜贅沢な朝ご飯〜と思いながら食べる。ホステルを後にして、東京駅に行く。着くと何やら行列があり、何かと思ったら東京に行く前に8歳に頼まれていたグミッツェルを買うための整理券をもらうために並んでいる人々で、これはちょうどよかったと思い自分も並ぶ。無事に整理券をもらえたけどすぐ買えるわけではないらしくて、奥さんに電話して、8歳に欲しい?帰りのが予定より遅くなるけど良い?と確認する。いいよーと余裕の返事が返ってきてウケる。11時半〜12時に引き換えできる券をもらう。だいぶ時間があるのでお土産コーナーをたくさんうろうろして回る。8歳、4歳、1歳、奥さん、実家とじっくり考えながら選ぶ。おしゃれでおいしそうなお土産がたくさん増えていてどれも買いたくなるけど、時間を持て余しているので何軒も見て回ってこれだというのを買う。人間が決断をするためのウィルパワーというものがあって、一日に決まった数が消費されるというのを思い出して、お土産選びってこれをすごい消費する気がする、だから疲れるのかと思う。お土産選びだけで今日のウィルパワーを使い切りそうだ。もう今日は岡山に帰るだけの日だと思う。まだ時間があり、丸の内のマルゼンに入る。4年前にもここにはいった記憶が蘇ってきてなつかしいなぁと思う。入るとビジネスマンが好きそうなビジネス書がずらりと高く広く並んでいて、その光景は昨日の本屋B&Bとは真逆という感じがしてとてもおもしろい。ヨシタケシンスケさんの絵本の特設コーナーがあり、4歳のお土産が少なかったので絵本をお土産にする。文芸書のコーナーに行って、昨日fuzkueに行く前に買おうと思っていた平野啓一郎さんの「本心」を買う。グミッツェルの引き取りの時間になり急いで引き取りに行く。お昼に食べるしうまい弁当を買って、8歳に頼まれた東京ばな奈も買って新幹線のチケットを買って、やっと乗る。乗る前は新幹線で仕事するか本を読むかどっちにしようか迷っていたのに、しうまい弁当の一番おいしい食べ方の順番をAIが解析した記事があったなと思い出してそれを検索して食べたり、うとうとしたり日記書いたりしていたら岡山に着いた。歳を重ねれば重ねるほど移動時間が短く感じる。乗り換えて地元の駅に着き、奥さんと8歳が迎えに来てくれてる。8歳がおかえりというより「グミッツェル!」という感じで、早く見たいらしくて箱を渡す。早く食べたいというけど家に帰るまで待ちなと言う。帰った瞬間にグミ食べ始めておいしいらしい。ちょっともらうとたしかにこれはおいしい!これは売れるのわかる。実家に4歳と1歳迎えに行って、1歳が「パパ、パパ」と指差しながら言ってきてかわいい。少し離れていただけどものすごくかわいく感じる。そんな二日ぐらいで変らないと思うけどなぜか少し成長した感じがする。8歳も初めて着るおさがりのアディダスの服着ていてかわいい。両親にお土産渡して帰る。奥さんと子供達にお土産渡してみんなで広げて食べる。晩ごはん、発酵のお店で買ったd design trabelの高知版のやつ読んで、高知にも知らない場所がいっぱい。発酵のお店で買った味噌セットを使って合わせ味噌にして、この前くろちゃんの家で掘った芋と一緒に豚汁作ってくれてこれがとてもおいしかった。あれとあれが一緒になってこれになるのか〜と感心しながら食べる。料理って自分の中にストーリーがあるとすごくおいしくなるのだなぁと思う。自炊している時に、料理って、自分で作った作品を自分の体に取り込めて、絵やデザインや音楽では感じられない、五感の中の味覚を感じられて、なんてクリエイティブな行為だろうかと思ったことがあり今日もそれを強く感じた。ご飯いつも奥さんに任せていてありがたいなぁと思うと同時に自分もひさしぶりに料理してみたいかもと思う。豚汁と海鮮丼をビール飲みながら一緒に食べる。1歳と4歳とお風呂入って、4歳はお土産の絵本読みながらおやすみ。1歳も抱っこしてすぐに寝てくれて、みんなおやすみ。家は安心して眠れるなぁと思う。
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