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9月13日(火)

朝4時半頃起きて、ほめほめノート書いて、5年手帳書いて、日記書く。朝ごはんは昨日の夕飯の残りの鶏とか食べる。8歳いってらっしゃい。奥さんと1歳と4歳もいってらっしゃい。世界一楽な筋トレと3分半の腹筋のやつやって、シャワーして出て、髭剃ったりしてたらもう9時で、5分遅刻して今日はうっちーさんとサービス作りを進める日。miroを開いて「なぜ日記が書けないか」をテーマにして、付箋になぜ書けないかの理由を書き出していく。それをグループ分けするとスキル的な問題(文章に自信がない、書き方がわからない等)、メリットがわからない(書いて何の意味があるかわからない、メリットがすぐに得られるわけではない等)、書く題材がない(何を書いていいのか、書くほどのことがない)、ツールの問題(書きやすいツールがない、WPだと開くのが面倒等)、負荷の問題(振り返る、思い出すのがめんどくさい、白紙の恐怖)、時間がない、メンタル・体調の問題(疲れてる、メンタルが落ちてる等)、面白みの問題(飽きてしまう)のグループに分かれた。それを解決するとしたら..?ということも考えてこんな機能があればいいなということも考えたりして、これは良さそう!良いサービスな気がする!って盛り上がる。10時が過ぎてMTG終了。昨日から引き続きで家具屋さんのフィードバックについてデザイン修正する。STAFFの写真をイラストにすることは可能かということで、先日お会いしたイラストレーターのタケシマさんのイラストを当てはめてみるといい感じにマッチして、タケシマさんにお願いしてみたくなる。お昼を過ぎてもデザインを続けて、13時半頃に完了してデザインを先方にメールで送付。イラスト気に入っていただけるといいな、タケシマさんにお願いできるといいなぁと思う。

お昼に冷凍のカルボナーラをチンして、食べながら録画してた行列のできる相談所にPerfumeが出てる会見る。Perfumeが鳴かず飛ばずの下積み時代、ライブをしても5人しかお客さんがいなくて、そのうち3人はお店の人だったりした。中田ヤスタカにプロデュースされることになり、チョコレイト・ディスコで木村カエラに見つけてもらって1ヶ月ラジオでリピートされているのを聴いたえらい人が、次はPerfumeでいこう!ってなって、ACの環境・リサイクルキャンペーンに起用されたポリリズムで大ヒット!その後のライブで超満員のステージに立ったあ〜ちゃんが泣いている映像のところで一緒にこみ上げてきてしまった。Perfumeのこのサクセスストーリーは何回聞いても泣ける〜。見てたらいつの間にやら14時半になってて、今日ははんこ屋さんで打ち合わせの日。もう家を出る時間で、焦って準備して車で出発。

倉敷駅に着き、うっちーさんも到着する。マスク忘れて買いにいこうとしたらうっちーさん持ってるやつくれて二人とも紺色のマスクで服装もセットアップの上下でほぼ同じような格好になった。被ったというよりこれはこれでチームmonogという感じでかっこいい気がする。そこからうっちーさんが制服作りたいんですよね〜って話で、ミスチルの櫻井さんがメンバー全員同じ服を着てチームみたいな感じでツアーの移動するみたいでその感じに憧れているとのことで確かに一体感あって楽しそう。かっこいい制服ってどこで作れるんだろう。行動経済学の本を買ったということで行動経済学とはなんぞやという話を教えてくれたり、今日のコンセプトをつくる会の進め方について話たりしながらはんこ屋さんに到着。

店主さんと同級生のさちこと4人で漫画の話したりしながら盛り上がり、「コンセプトのつくりかた」の本に習ってコンセプトをつくる会をスタート。持ってきた付箋とボールペンとA4用紙を取り出す。まずはビジョンを決める。このはんこ屋さんを今後どうして行きたいか、どうなっているのが理想か等について聞いてみる。すると今ははんこ屋さんではんこだけ売っているけどこの場所で他のハンドメイド作家さんの作品を展示して売ったりすることも楽しそうで、やってみたいということや、2階が空いているので片付けてワークショップなどに使ってもらいたい、ワークショップしている方の作品が1階で買えるようになってるとかは理想。自分のことはもちろんのことクリエイターの技術の凄さを伝えたり、後押ししたりもしたいという話が聞けて、これは初めて聞いた話でおもしろい。なぜそうなると良いのか?等深堀の質問もして、ビジョンは「『ものづくり』の技術の凄さを伝え、人々に驚きと感動を与える」に決まった!とても良い!そこからコンセプトを作るトークを始める。これまではんこ屋さんをしていて課題や不満のあること等、愚痴とかを聞いていく、店主さんだけでなく、そのトークから派生して自分達の意見などもどんどん付箋に書き出していく。たくさん付箋が出てきて、A4用紙にグループ分けしていく。するとコスパ・タイパ重視の人々(ファスト映画、本の要約サービス、説明書きを読まない人等)、想像力のない人々(一つの意見に決めつける人、人の話を聞かない人等)、印鑑業界( デジタル化の波に反対するだけ、印鑑の制度を知ってもらう努力をしてない、時代を見よう等)、プロセス・こだわり(創作物のこだわり、プロセスを楽しむ人たち、あらすじや完成品だけではわからない等)、買う理由(理由を説明できる等)、人とのつながり(親から子へ、おすすめしたものを買うことはおすすめしてくれた人へのプレゼントでもある、話の種、人柄、三方よしの状態等)、ハピパ(コストパフォーマンス<ハッピーパフォーマンス、人のためにやることはハピパが高い)、感受性豊かな人々(丁寧に生きる人、想像力を働かせてくれる人、こだわりを見てくれる人)、豊かな社会(みんながお金を持っている、みんなが商売をしている、みんながクリエイター)と9つのグループに分かれて、近いもの同士のグループを上から並べていくと一つのストーリーができ上がった!コスパ・タイパ重視だったり想像力のない人がいる世の中で、そんな人々にどうやったら作ったものの結果や価格だけじゃなく、プロセスやこだわりの良さを見てもらえるか、その鍵は人とのつながりにあって、誰かにそのお店を紹介してもらうことで、その商品の裏に人がいる、人が一生懸命作ったものであるということが伝わり、それが買う理由になる。そうなれば想像力が働くようになり、細やかなこだわりに感動できる人、コスパ・タイパ重視ではなくハピパ重視(幸福度重視)するようになり、そんな人々が増えれば社会は豊かになるのではないだろうか…という物語。そして、この上のグループの人々を下のグループの人々に導くのは「人とのつながり」が重要ということがわかる。それを表す言葉を出して検討した結果、20文字の日本語にまとめると「おすすめしたくなる、贈りたくなるはんこ屋さん」というコンセプトが出来上がった!これは良いコンセプトだ!と3人で盛り上がり拍手。初めてコンセプトを作る会をやったのにこんなに上手くまとまるとは思ってなくてびっくり。これがとても気持ち良くて感動する。付箋とグループ化の力がすごい。書くことが大事だとは思っていたけど、それを3人で対話しながら言葉を見えるようにする→それをグループ化するということで、3人のシナジー(相乗効果)が生まれて1人ではたどり着けなかった場所に連れて行ってくれるというのをものすごく感じた。これはすごい。何かものづくりする時は毎回やりたいくらいに刺激的な体験だった。

いい気持ちで倉敷駅近くの串カツ屋さんに移動して乾杯。店主さんに今までの人生についてそれぞれ聞かれ、小学生の頃から振り返って話たり、その後monogの成り立ちやそれを会社にしてそれを休眠したけど今は2人で会社やってる時以上に良い関係でたくさん仕事をしているという話をしたり、いろいろ聞いてもらえて意図せず振り返りの時間になってとてもありがたかった。いろいろ振り返っていると今こんな感じで良い仕事ができていることに感謝しかない。そして今後の仕事もますます楽しみになってきて、今日のコンセプト作りの会の楽しさが今後のmonogの自信にもなった。個人事業主3人の話題は共感する部分が多くておもしろくて、また絶対やりたいねーとなって解散。いい夜だった。

初めて代行で帰る。代行の運転手さんにいろいろ質問する。タクシーに比べて代行の料金は何倍くらいなのか。1.2倍くらいらしくて、運転手さん二人いるのに安い。代行の前はタクシーの運転手をされていたとのこと。コロナ禍はタクシーより代行の方が需要が高いこと、休みの日は運転したくなくて助手席に座りたいという話、運転手さんは小さい頃はバスの運転手になりたかったとのことで、少し違うけどハンドルを握るという点では夢を叶えていますねという話。いろいろ聞けておもしろかった。家の車庫に止めてくださり、おやすみなさいと言ってくださり車を降りる。

家に戻ると小さい明かりがついていて奥さんは仕事をしていて、今日はフリーランス人生で一番くらいいい仕事をした日だった!と機嫌良く言って、それはよかったねと言ってくれて機嫌よくお風呂入り、奥さんにおやすみと言って寝室に行く。いい日だったなーと思いながら眠る。

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りゅーまち
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