特別な力
特別な力を持つ時、
あなたは、どの様に使うのだろうか?
私は、どの様に使うのか?
皆が憧れる、千里眼が欲しかった
何でも視えたら、凄い
とても憧れた
弱点もある
自分自身を性格に視る事が出来ない
視えるだけで、
手を差し伸べる
未来を変える事をすると
特別な力は失われてしまう
顔見知りに、不幸が続いたため、
少し先の話しをした
それがTVでも見たかの様に正確だった
話しを聞いた顔見知りは、
不幸を回避する事が出来た
そして、顔見知りは、
奇跡が起きたと、
回りにも人に事あるごとに、
この話しをした
その評判を聞いた人たちが
特別の力を体験したくて
話しを聞きにきた
はじめたは、
自分が話しをするだけで
おもしろくて
相手が喜んでくれるのが
印象的だった
更に噂を聞いた
権力者が訪れ
大金を払って行った
権力者から専属になれと
更に大金を積まれた
折角の申し出ありがたいですが
考える処あり
お話しを辞退させて頂いた
それから
権力者は、悪い噂を流して回った
今では、誰も寄り付かなくなっていた
これが、特別な力?なのだろか?
ここで、
エンディングが3つ用意されていました
1、闇落ちする
2、心を入れ替える
3、特別な力を返却する
答えは
そういえば、
特別な力の使い方
決めてなかったな
誰の為に?
どんな未来が相手に取って幸福か?
この特別な力は、
自分自身の為には、
使う事が出来ないのだから、
私を支えてくれる
関わりのある人たちに、
幸福になって欲しい。
折角、頂いた
特別な力なんだから
世の中ため
人のために
この特別な力を使うと
誓ったのです
その後、
闇落ちしそうな、
恨みの心が雲の様に
すーっと、遠くに離れて行きました
自分だけが活き様とする
自己中心的な考えを手放し
相手を活かそうとする
利他の心にしました
そうすると
今まで恐れをなして
離れていた人たちが
自分たちが作った
お菓子や
野菜を持って
また話しを聞きに来る様になりました
それから回りの人たちも
噂話をしなくなりました
彼はこの町で寿命を全うしました
周り人たちが
町の神社の隅に
埋葬したおかげでゆっくり眠っています
それから
年に一度、お祭りが開催されています
神が住んだ町として
住民たちに語り継がれています
この物語が、
大切な人に届きます様に。。。
隆馬