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【基本編】企業分析ってどうするの? |RyuLog

はじめに

就活生はとにかく忙しいです。自己分析をして企業説明会に行き、エントリーシートを書きながら面接対策を各社毎に考えてと、毎日息つく暇もありません。そんな中で、面接対策の中でも企業分析に苦戦しているという相談をよく受けます。就活中には何十社と企業を比較検討する方が大半だと思いますので、企業分析が疎かになってしまう気持ちは十分に分かります。裏を返すと、ここを抑えておけば他の就活生に差をつけることが出来ますので、今日はそのノウハウを伝授します。もう就活が終盤の方にとっても役に立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧になってください。

1 動画で企業や社員の雰囲気を掴む

ここ数年、企業説明会や面接をオンラインで行う企業が急速に増えました。就活だけではなく、会議や株主総会など様々な場面で企業は、オンラインツールを使いこなしています。その影響で、説明会や就活生へのメッセージをアーカイブで残している会社も少なくありません。説明会を開催するために、企業は原稿を作って出来るだけ伝わりやすくなるように動画を残していますので、ホームページを見るよりも視覚的・聴覚的にわかりやすい情報が私達に入ってきます。まずは動画を見て、シンプルに会社を理解してみましょう。

2 社長のTwitterをフォローし、インタビュー記事を読む

次のステップでは、SNSを有効活用しましょう。IT企業を中心に、社長や社員がSNSを使って情報発信を積極的に行っている企業が増えています。会社によってはTiktokで新入社員にダンスを踊らせ、悪い噂が立っている会社も散見されますが、それも含めてSNSには社風がリアルに表れます。企業側も一言一句投稿を取り締まることはできないので、その会社の方々が常日頃考えているリアルな声を、Twitterなどを通して拾ってみましょう。自分の価値観にあっているかどうか、尊敬できる人がいるのかどうか(その逆もまた然りです)瞬時に判断できると思います。

3 新卒採用ページで先輩のインタビューを読む

新卒採用ページは企業の採用広報の中でも一番力を入れて作っているページだと言っても過言ではありません。転職希望者もそのページを参考にするほど丁寧に作られている会社が多いです。
SNSでの情報収集と同時並行で社長や社員のインタビュー記事を読んでみましょう。こちらも編集で多少のバイアスはかかっていると思いますが、それでも創業の経緯や、働く中で感じていることや大事にしていることを情報として拾うことが出来ます。特に、ベンチャー企業を中心に働くメンバーの写真や会社内の写真を公開している会社も多いので、直感的に働きたいと思えるかどうか考えることが出来ます。インタビュー記事を通じて、自分もそこで働きたいと思えるかどうか想像してみましょう。さらには、新卒で入社し活躍している世代の近い先輩が取り上げられていることも多いです。そのページを見るだけで、キャリアパスを描くことが簡単になっていますので、必ずチェックしてみましょう。

4 その他情報源のまとめ

・決算発表会、IR資料
社長や役員の方々が、事業成績や今後の展望について株主に対して語る場です。最近ではYoutubeで動画があがることも多く、企業の意思決定を担う、舵取り役の人々が語る言葉をヒントに、どんな世界観を見据えているのか、足下ではどんな活動をしているのか、想像してみましょう。

・書籍
こちらはかなり具体的な情報を知ることができます。伝記系の本であれば、創業期やサービスを作り出された背景を知り、その企業が大切にしている「精神」「指針」など価値感について知ることが出来ます。ノウハウ本であれば、考え方を具体的に知ることができるので、実際自分が入社したときに、どんな考え方を大事にして動くべきか想像できますね。

・商品・サービスから想像する、調べて見る。
例えば、Appleのiphoneは、Appleならではの考え方の元、設計製造されているのはご存じかと思います。このようなモノだけに限らず、商品・サービスというのは、その会社の考え方を色濃く反映します。また、商品・サービスを創り上げるまでのストーリーなどもあったりします。どんな人々が、どんな経緯で、その商品・サービスを創り上げたのか知ることも、会社の特徴や分析をする上で非常に有効な手段になります。その際、競合についても調べたりしてみると、より広い視点でその企業さんについてしることができるかも知れません。

終わりに

企業分析はやり始めるときりがありません。
人間と同じく、企業も人が集まり活動し続けているので、絶えず変化し続けています。特に、志望度の高い企業となるとやってもやっても不安になるかと思いますが、そんな企業の分析により多くの時間をかけられるように、本日は入門編をお届けました。まずは、基礎的な部分からやることで、深く企業について知り、判断ができるようになっていきます。さらに上級編の凝った内容に関しては、別途公開しますので、楽しみにしていてください。

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