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従兄弟が気を失った、我が家の◯◯
今回は、我が家の現状を知って従姉妹が一瞬気絶して倒れた話をしようと思います。
あれは、僕が小学校3年くらいの時でした。
1歳年下の従兄弟が家に来ていて、とあることから従兄弟がお風呂を使うことになったんです。
『ドサッ』と大きな物音が突然しました。
親が急いでお風呂場に駆けつけて、倒れている従兄弟を発見しました。
幸い、1分程度で目を覚ましましたが、果たしてこの事件現場で何が起こったのか。
聞いていくと、お風呂に入ろうと思ったけど、壁のカビを見て気持ち悪くて意識を失ったそう。
・・・僕はすごく複雑な気持ちでした。
我が家では、当たり前にみんなが使っているお風呂が、従兄弟は拒絶反応で気を失うようなものだったんです。
これ、けっこう酷くないですか?笑
なんだかんだで、小学3年の僕にはダメージが大きかったです。
そりゃ、古い借家でカビも多かったし、フスマは破れている箇所が多く、畳も穴がちょこちょこある状態。
そんな我が家で僕たち家族はずっと暮らしているんです。
だから、その日常を否定された気がして、すごく複雑な心境でした。
もちろん、従兄弟は何も悪くないです。
でも、やっぱり”貧乏”って普通じゃなくて、自分の当たり前は他の人にとってはおかしいことなんだって思っちゃいました。
僕も憧れていました。
友達の家や従姉妹の家みたいに、色々綺麗で、広くて、自分の部屋とかもあって、過ごしやすい家。
そんな環境を夢見ていました。
我が家はエアコンもなければ洗濯機は2槽式で屋外設置だし、テレビも貰い物の小さいブラウン管。
家の中でできる娯楽は、トランプくらい。
そんな我が家でも、僕たち家族は普通に暮らしていたんです。
そこを否定された気がして、モヤモヤしてました。
誰も悪くないのに、みんなが損した出来事でした。
ということで、今日のまとめです。
自分が当たり前だと思っていることって、けっこう当たり前じゃないことが多いものです。
今回の我が家のケースは特殊ですが、『普通』の定義が明確じゃない以上、当然起こることです。
みなさんも、”当たり前”を過信せず、きちんと相手の認識を確認したり、自分の常識に囚われすぎないように気を付けてくださいね。
そんなことを学べる、小学3年の頃の出来事でした。
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