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不満や愚痴を感情に任せて言うことも大事。
ずっと同じことをしゃべり続ける人を見ると、もはや才能だなって感じるたつやです。
今回は、会社では嫌煙される「話がだらだらと長い人」についてお話しようと思います。
社会に出ると、相手に伝えるときに「結論ファースト」とか「要件だけまず手短に伝える」とか「PREP法(CREC法)で話す」とか色々ビジネススキルとして求められます。
でも、それがちゃんと出来ている人の方が少ないのが現実なんですよね。
もちろん、学んでいないから出来ていないという人もいるし、そもそも会社がそういうのを求めていないところもあるかもしれません。
今紹介したもの全部、スマートに要件を伝えて相手が理解しやすい&相手の時間を無駄にしないためのテクニックなんですが、時には感情で話長く訴えかける方が良い場面もあるのも事実です。
今回、職場で「話は長いし要件が分からないし同じことを何回も繰り返し言ってるだけ」の人(パートのおばちゃん)のお話です。
まず、この人、話が長いことで有名です(笑)
この人に捕まると小一時間消費することから、けっこう色んな人から苦手意識を持たれていたんですよ。
でも、僕はこの人との会話、積極的にしに行ってました。
他の人が嫌煙しているからっていうのもあり、きっと色んな気持ちを溜め込んでるだろうなって思ったことと、こういう感情ベースで話す人の方が、ちゃんと自分の気持ちを隠さず伝えてくれるので、仕事をする上での本音を聞けるからです。
上司からはあんまりそんなことで時間を使うなって注意をされたこともありますが、同じチームで働いているメンバーの不満を聞くのも大切な仕事だと僕は思うんです。
この人と話をするのをみんなが避け続けて、この人が不満を溜め続けるのはダメじゃないですか。
会社視点で見ると、不満が募りすぎると辞める可能性もありますよね。
仕事の生産性も下がるし、なにより信頼関係が無くなっていくとチームワークとしてもNGになります。
それはもう、一つの組織として、チームとしても悪循環になるので、チームメンバーの声を聞くことって本当に重要なことなんですよね。
だから、僕が率先してそのパートさんの話を聞きに行っていたんです。
会社のためにも、その人のためにも。
延々と同じ愚痴を聞かされるのは、時々しんどくなることがあったのも事実です。
仕事のやり方から、特定の人の悪口から、会社の愚痴など色々ありましたが、とにかく溜め込んでるものを聞いてあげることに専念です。
吐き出して、吐き出して、スッキリするまで話してもらう。
結果として、不満を溜め込んで思い悩んでいた時期とは、比べ物にならないくらい元気になってくれたんですよ。
やっぱり、話を聞いてもらうこと、気持ちを溜め込まずに吐き出すことってめちゃくちゃ大事ってことですね。
このパートさんにかなり気に入られていたのは、言うまでもないですね(笑)
僕が部署異動するときは、泣かれてしまいましたからね。。。
「たつや君が異動になったら、相談する相手いなくなる」
嬉しかったですね。
話を根気強く聞いてあげる、気持ちに寄り添ってあげる、それでも言うべきことは言う(仕事なので)
僕の人柄が、とかではないかもしれません。
話を聞いてくれたら、誰でもよかったのかもしれません。
それでも、僕が話を聞いたからこそ、話を聞き続けたからこそここまで気に入ってもらえていたのも事実なんです。
一人の気持ちを救えていたって思うだけでも、自分の存在に価値があるんだって思えるんですよね。
僕にとっては、それが心のエネルギーになります。
相手にとっても、僕にとってもハッピー、Win-Winってやつですね!笑
話をスマートに終わらせることもビジネスにおいてはすごく大事ですが、感情で話す人は感情で話すだけの理由があるものです。
その声に耳を傾けることも、時には必要ってことは世の中のビジネスマンにぜひ心に留めておいてもらいたいです。
ということで、本日のまとめです。
ビジネスの現場では、ダラダラと要点もなく話していると嫌煙されがちです。
でも、全部が全部ロジカルな要点まとめみたいな会話である必要はないんです。
人の感情を聞いてあげること、そんなエモーショナルな会話の方が、働く意欲や日常の不平不満が隠されていて、それを解決しないといつか取り返しがつかなくなる。
だからこそ、話が長くなったって、チームとして明るい雰囲気で働けるようにしっかり気持ちを通わせていくのも大事。
働くからには楽しく働きたいじゃないですか。
理想論かもしれないけど、不満を抱え続けながら働くと心も身体も疲弊するのは僕も良く分かっているので、そこは忘れないようにしたいんです。
会社としてどちらが大切かも大切な視点ですが、自分が、人としてどう在りたいかっていうことも、ちゃんと意識しておこうと思ってます。
結果、関わる人の負担が減ったり、辛い気持ちが少しでも軽くなるならこんなに嬉しいことはないです。
そんな優しい世界を、僕は自分の出来る範囲で作っていきます。
今回は、話が長い人が伝えたいことを紐解くことの大切さについてお話しました。
感情に寄り添うの大事。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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