ドラマのような借金取りは実在する
今日は、僕が小学校高学年くらいの頃に困っていた話をしようかと思います。
まぁ、タイトルからお察しなんですが、我が家が借金取りに追われる話です(笑)
親が離婚したときに父親に借金残されていた影響で、幼少期はずっと貧乏だったんです。
それはもう、電気とかガスが月末には止まるくらいには、貧乏でした。
それで、借金の返済をするためとか、生活費を補填するために借金をしたりするような生活をしていたんですけど、当然首が回らなかったんですよね。
小学校高学年くらいのときには、家の電話に借金取りから
「お母さんいるかな?」って何回も電話かかってきたし、親がいたときも居留守使うように言われてたので、その電話を親につなぐことはなかったんですよ。
そんな風に、電話に怯えながら暮らしていたんですけど、ある日から直接家に来るようになったんです。そう、借金取りが。
ほんと怖かったです。
ドンドンドンドン!(玄関を叩く音)
「開けてくださいよー!いるんでしょうー?」
ガンガンガンガン!!!(玄関を激しく叩く音)
払えないから家族で居留守を使っていたんですが、これがしばらく続いた時は本当に怖かったですね。
玄関壊されて家の中に入ってくるんじゃないかとか、色々考えたものです。
当然、そんな大声で督促されてるから、ご近所さんにも知れ渡ってたんですよね。
周りからの憐れむ目も、わりとハッキリ覚えてます。
いやぁ、僕はともかく母親がほんとしんどかったと思います。
今の僕が同じような状況でって考えたら、正直耐えられないと思うので。。。
そのおかげか、ご近所さんからもお金を借りやすかった(?)ので、ご近所さんからもお金を借りつつ、借金を返しつつ、みたいな生活を続けていたんです。
もちろん、払えない時は借金取りがエンカウントするので、我が家では借金取りが来そうな日は電気もつけずに『居留守モード』になっていたわけですよ(笑)
借金取り側からしても、払ってくれない最悪の客だったかもしれないですけど、我が家も生きることに必死でした。
かわりに、今謝っておきます。あの時は仕事増やしてごめんなさい。
今の借金取り事情は知らないですけど、20年くらい前はそんな感じでした。
この頃は、"普通"ってなんだろうって本気で考えていましたね。
今となっては、住む家があって、母親がいて、五体満足だったから、別に普通だったのかもって思わなくもないですけど、当時の僕がそこまで達観できるわけもないですからね、、。
そんな感じの、僕の幼少期の借金取りとの戦いの記録でした(笑)
美化した要約をすると、どんな経験も自分の糧になって、それが自分にとっての『普通』を形作るよねって話です。
あんまり面白い話じゃないのにここまで読んでいただいてありがとうございます!
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