移住のあれこれのお話・やっと購入！

昨年９月司法書士さんの事務所で売買契約書を作成、その後農業委員会の許可が正式に下りるのを待って手続きは進められました。

当初の予定より３ヶ月も遅れての契約でした。
水道は契約前に開栓してもらっていたのですが、なんと洗面所のパーツの劣化で水漏れ。売買成立の前に少しでも掃除したかったのに、結局水が使えない状況に。

不動産屋さんに電話すると、すぐに水道屋さんを呼んでくださり応急処置はしてもらえたものの、改めて検査・見積等行う運びに。

入居するには、電気・ガス・水道の契約なんかを済ませないとですが、わたくしそういった事をせずに過ごしてきたアラ還でして、本当にオロオロ。
それでもなんとかライフラインがととのったのは1１月になってからでした。

つまり10月は日帰りで掃除しに通っていたのです。

そしてその掃除が、かなり手強いものでした。
この物件は相場の半額程度、さらに残置物もそのまま受け入れることでさらにお得な買い物でした。
購入するだけで１００万以上の利益を得たとも言える状況なのですが、一人でコツコツと掃除するのは本当に大変でした。

とにかく居場所が無い。
ちょっとお茶を飲むにも埃がカップに入ります。
帽子をかぶらないとゴミの固まりが落ちてきます。

以前かいたように、蜘蛛の巣が垂れ下がっていたり、虫の巣がいたるところにあったりするのは当然として
埃まみれの段ボール箱が多数放置されていたり
様々な書類、生活雑貨がそのままのこされている状態です。
また荷物も多い方だったのではないでしょうか。

そんな中、掃除してなんとか自分の寝具を持ち込んで、寝泊りできるようにしなければなりません。

けど、部屋は長年放置された砂埃やなにゃらでじゃりじゃりしていて、マスクして作業を進めているにもかかわらず、鼻の中は真っ黒になりました。
壁も天井も本当は掃除したいけれど、床と押し入れの掃除を優先するしかなかったです。

いくらお得な買い物とは言え、この状況を掃除して住もうという私…
やっぱ変人かもな～　と再認識しながら汚い部屋と取っ組み合っておりました。

冬になって掃除は一時休戦しておりましたから、いよいよ本格的に再開です。窓サッシ、壁、天井、全て汚れています。ただ、それが綺麗になり輝き出す様はとても気持ちが良く嬉しいものなのです。

そう！この物件を購入したことで１００万以上の利益が出たとして、この掃除はその利益獲得のための私の仕事とも言える。

今日も埃まみれになりながらお掃除頑張りました！