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「方向音痴がいつも助けられているエピソード」③(みんなありがとう感謝してます…)
皆さん、おはようございます。
さて、全話3部にもなってしまった私の方向音痴話…。
ここまで付き合ってくださった方には感謝します(笑)
不慣れなもので…(汗)
私の一人外出は恐怖と隣り合わせなんですよねえ。
あー、方向音痴じゃない人が羨ましいです…。マジで…。
車に乗っていて道がわからなくなると、なぜか右折してしまうという癖…。
窓を開けて、人差し指を出し「風を読んで方向を探る」と言ってみたり…。
ナビの指示通りに右左折できない、車線変更が間に合わない…。
ナビの指示通りに走ると山奥に連れて行かれた経験数回…。
車の運転は苦手ではないと思っていますが、何せ、方向がわからない。
そしていつも「ナビの嘘つき!」と車内で一人大声を出しては、心細くなってしまう…。
前置きが長くなってしまいましたが、前回の続きです。
私は、来た道を折り返して帰路につきました。
うん、ここは通ったところを戻ってる。そう確信していたうちは良かった…。
しばらく走ると「次の信号を左折してください」とナビが…。ちょっと待って、車線変更できないじゃん、ここ直進ルート。車がたくさん走っていて車線変更が間に合わず…。
新しいルートをナビが検索してくれ指示通りに進んでいくと…。
住宅街…。
やっぱり小さな道になって、見覚えのない景色が広がり…。
(チュンと折れる心の音が聞こえる…)
住宅街を何とか抜けるころにはキレイな夕焼け…。
まだ、その街から脱出できないうちに1時間ほどは走っています。
そんな時に限ってコンビニを見つけられない
(ただテンパっていただけでしょうが…)
ナビだけではなく、道路標識もちゃんと見ているんですよ、でも表示してある地名が1つもわからない…。
そして、どこをどう走ったか今では記憶にありません
(往路の悪夢再び…です)
郊外のコンビニに着いた頃には、辺りが真っ暗。
そして非情にも携帯の充電が…。赤い…。
充電器、忘れてた…。
なけなしの充電携帯で旦那ちゃんに電話をかけました。
「迷子…」
わんわん泣きながら訴えます。
「今、どこにいるの?」
「コンビニ…」
「どこの?」
「わかんない…大きな駐車場があるコンビニ…」
「わかんないじゃこっちもわかんないからコンビニの店員さんに聞いてみ?」
「泣いてる顔じゃ、恥ずかしい…充電も無くなっちゃう…」
「帰って来れないよ、泣いてても!」
「……わかった…」
恥ずかしさを拭って店内で店員さんに聞きました。
「コンビニを右に出て少し走ると右手に高速入り口がありますよ」
…思ったよりも近いところまで来てた!
でも、若い男の店員よ、30代後半の女が道に迷って泣いてることがそんなに面白いか…?
笑いをこらえているのは、わかってんだぞ…
んまあ、いい。優しい旦那ちゃんが待つ家に帰るぞ…。
決意を新たに出発し、無事高速の入り口に辿り着くと、見えた。
私の住む町の地名…。そのまま高速を走り、住む町で高速を降りてやっと家に着いた頃には、ヘトヘトになっていました。
「よく帰ってきたね」
旦那ちゃんの言葉にギャン泣きでしたよ。
後日、相談に乗ってくれた友達たちに報告すると、大爆笑され…。
いやいやこっちは、クソ真面目に大変だったんだってばさ…。
何しに行ったか目的がわかんなくなってたよ。
行きは約4時間半・帰りは約5時間半かかった道のり…。
彼女たちは1時間半かからずに着く場所だと述べる衝撃の真実…。
最初は2時間半で着くことが目標だったのに…。
それでも、彼女たちは優しかった。
次、大学に行かなければならない日、付いてきてくれました。
下の道は手書きで地図を作成させられながら…。
私が研修中は街で遊びながら待っていてくれ、帰りは地図を逆さまにして見ている私を馬鹿にしつつ(怒 あるある ですよね?)
家まで送ってくれました。
先生は大学の駐車場まで毎回送迎してくれました。
旦那ちゃんは、車用の携帯充電器をセットしてくれて
GPSを入れてくれました。
おかげで残り数回の研修を無事終えることが出来たのです。
人には、得意なこと・苦手なことあると思いますが、私はこの経験で勇気をもってチャレンジした自分を褒めようと思います。
(んまあ、やるしかなかっただけ…かも)
そして、旦那ちゃん・友達・先生のお陰で目的を達成できました。
「本当にありがとう」
研修を受けることが本来の目的ではありましたが
方向音痴と向き合ったことも立派な目的達成じゃないですか!(笑)
一人では困難なことも、小さくてもいいから勇気を出してチャレンジしてみる。
きっと、誰かが支えてくれチャレンジした勇気をサポートしてくれると思います。