私の就活物語⑤~東京の昼間人口の一人に刻まれたパーツがエラーを起こした~
この物語は続編です。
始めから見ると、より面白いのでこちらから見たい方はどうぞ!
冬のインターンが一通り、一旦は落ち着いた。
しかし、就職活動の対策は続く。
なぜなら、早期選考がスタートしたからだ。
早期選考はインターンシップや特別優秀だと感じた人たちを早期選考へ呼び優秀な人を囲い込むための戦略である。いくつかインターンシップに参加していたからこそ、早期選考や優秀者限定イベント(イベントといいながら実質選考でしたが)などには、それなりに呼ばれた。
※その際に、オンラインでの面接や説明会が多かったこともあり、パソコンスタンドに救われていた。詳しくはこちら↓
そんなときに、ふとインターンで東京へ行った思い出や早期選考で東京へ行った時を思い出していたのだ。
元々、「大学の中でもみんなが行かない大手に行きたい、あの先輩みたいになりたくない」。そういった思いで就職活動を進めようと心に決めて就活をした。そのためには何が必要か。何をするかも全く分からない。そんな中で、得たインターンの参加。一週間東京にいるときもあった。
そこには、今まで見たかった超有名な大学生の世界。しかし、就職活動を通じてそういった人と関わることが出来たし、選考対策なども一緒に行うことが出来る環境に巡り合えたし、何より、街並みに感動した。いつかはここにいつでも行ける環境にする。といった具合に。
当時は、東京勤務確約の会社と
全国転勤だけど、福利厚生や今後の事業の拡大しそうな2社あった。
しかし、東京勤務確実の会社は選ばなかった。なぜなら、自分の実力で求められたとき、行こうと考えられるようになったからだ。
よく考えれば、東京のMarchと呼ばれる大学群の割合は約15%ほどだといわれており、大学受験という戦争を勝ち抜いた精鋭でもあるといえる。
それなのに、それで負けているところで就職という道で東京へ行くのは正解なのかと感じるようになった。
会社というのは自分を最も考えてくれる場所ではない。
自分自身がどのようにしたいか。
そのための手段としてなぜその会社を選ぶのかを考えろ。
このようなことを言っているユーチューバーがいたが、当初は全く意味が分からなかった。しかし、ホテルへの帰路でその意味が分かったような気がする。
私なりに思うのは、欲求を叶えようとすればするほど後で苦しくなるんではないかと。実力を認められて行きたい場所、住みたい場所に住む。それまでは、実力を証明し続ける。これを叶えたとき、東京へ行こうと感じるようになった。
私には当時大学生で取るような資格、FPや簿記、TOEICなどはもっていなかった。けれど、内定をくれる。このように、新卒採用が能力重視じゃないなら、ポテンシャルや人となりを見て採用する。みんなと給料は同じ。なら、自分のわがままを聞いてくれるような人も場所もない。
だから、頑張る意味あるんかな
就活で東京にいるとき、みんなで飲んだあとの帰り道。
東京の昼間人口の一人に刻まれたパーツがエラーを起こした。
りゅうき
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