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自分の人生で何を残せるのか。何を創れるのか。
君にしか出来ないのって何?
君じゃなきゃ行けないのって?
去年の9月にアワードに足を踏み入れたときに、
一番最初に言われた言葉。
自分でも分かっていた。
今の自分は"空っぽ"な人間なこと。
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中高大と勉強で進学して平凡に生きてきて、
大学二年の夏に少し道を外れてみたけど、
結局残ってたのは「自分じゃなくてもいい感」
その結果、大学三年生の夏にもなって、
自分の中にあったのは、
いくつかのスキルとちょっとの自信と、
なんとなく生きている自分でした。
「あなたの夢は何ですか?」
とても聞かれたくない言葉だった。
変にプライドだけがあったからいっちょ前に
「とにかく人に求められるエンジニア」
なんて答えていた。いまとなっては恥ずかしい。
けど大学四年の今は、
胸張って言える"なりたい姿"がある。
これからもアップデートするのは間違いない。
けど今のゲンザイチは胸張って言える。
(自分の夢を書くと長くなるので省略)
自分の生きる価値は
『自分の満足×人から求められる数』
つまりは、
『自分は何を創り続けたいのか?』
僕たちは"仕事"をしなければ、
生きていくことは出来ません。
これはおそらく変えられない事実。
じゃあ仕事って何?
そう考えることは当然なんじゃないか?
もちろん、一人一人の答えがあると思う。
僕なりの解釈は、
『誰かに何かを創ってGIVEすること』
全ての仕事はそうに決まっている。
農家さんは『農作物』を創りGIVEする。
ITのエンジニアは『プロダクト』を創りGIVEする。
カヌーのインストラクターさんは
『体験』を創りGIVEする。
じゃあ将来をbeing単位で考えたとき、
"夢"を描くたった一つの方法は
一目瞭然なんじゃないか。
君は何を創りたい?何をGIVEしたい?それは誰に?
もちろん僕だってまだまだわからない。
けど考え続けることが大切なんだと思う。
と思ってふと考えたときに、
「これまでの僕のようなオモイに
共感してしまう人って多いんじゃないか?」
僕と同世代の大学生というのは、
学校と社会の狭間の時期です。
これまでは"なんとなく"が通用した。
けど社会に出た瞬間に違う。
『自分で』全てを選択しなきゃいけない。
ならせめて僕は思う。
『自分だからしたいと思える未来を描きたい』
このオモイを体現させたのが、
『TUKURU CAMP 2022』
やっとこさ、出来たこと。
今日はその振り返り。
"創る"ことを大切にする
TUKURU CAMP
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自分自身の『TUKURU』を探すことを大切にする。
みんなにはこれを感じて欲しかった。
ちゃんと届いたのかな。
今回は僕の思いを運営含め、
全ての参加者に届けるために、
四つのコンテンツを用意しました。
①子供の頃を思い出して欲しい
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『創る』を思い描いたときに、
真っ先に思い浮かんだのは、
「子供の頃って公園に行っただけで、
すごくドキドキ楽しかったな」ってこと。
そこで今回は"野遊び"を最初にしました。
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「人生に、野遊びを。」なんよね。
今の僕たちは何か楽しいことをしたいときは、
スマホを見て調べるか、それとも何か、
USJとかとか楽しそうな場所にいくか。
けど子供の頃って、
公園で友達と鬼ごっこしたり、
サッカーしたりとそれだけで、
楽しかったなって思いませんか?
そんな頃を思い出すために…
今回は『50人で逃走中』を行いました
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本物さながらの広大なエリアに、
ミッションや復活チャンスを用意して、
さらにはハンターも陸上部ばかり…
思い返せば最近、
こんなにも走ったことなかったなって
「こんなテレビの中のことしてみたい!」
「もっとでっかいことしてみたい!」
昔ってやりたいって思えること、
たくさんあったんじゃないかな。
けどだんだんと成長するにつれて、
徐々に現実見せられて諦めて、
僕はそんな生き方は悲しいなって思います
人って案外踏ん張ってみれば、
出来なさそうなことも出来ちゃうのかも。
ちょっとでもみんなの心の中に
灯火がついてればいいな。
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"遊び"って距離を縮めますね。
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②"創る"を味わって欲しい。
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普段、自分の食べるものや買うものって
どんな基準で買っていますか?
「安いとかコスパがいいとか?」
「食べログの評価が高いとかかな?」
多くの方がこういった形で、
モノを買うのではないでしょうか?
ここで僕が残したかったのは、
『創った人のオモイ』を知れば、
おいしさって倍増するんじゃない?ってこと。
(手作りが美味しいのと同じ理論)
そんなオモイの中で、
今回はアフタヌーンティーという形で、
食べ物に"オモイ"を感じれるような、
そんな機会を創りました。
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僕たち学生団体mapsは、
『地域の生産者』の方々との繋がりを
もっと増やしていきたいと活動しています。
地域をふと見渡してみれば、
色んなところに『オモイ』は溢れている。
『オモイ』をもって創る生産者の
言葉に耳を傾けてみたことってありますか?
僕はその言葉に耳を傾けたとき、
徐々に"創る"ことを自分ゴトに
出来るんじゃないかなと思います。
僕はこれからも関わり続けたいし、
少しでもそんな生産者の声を、
同じ大学生に届けたいなと思います
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③自分たちで創ってみようか
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ここまでで昔を思い出し、
そして実際に"創る"オモイを感じました。
けど、実際に自分自身で創ってみないと
何も始まらない。
ということでみんなで創ったBBQ。
班ごとに創るモノは別々。
だから"こだわりもって"創らないと、
みんなが美味しいモノは食べられない。
大切なのは"オモイ"を込めること。
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別に端から見ればただのBBQ。
だけどここまでくればただのBBQなんかじゃない。
自分には何が出来るのか?
これを考えてみて欲しかった。
別にこの空間で料理を作る人だけが、
すごいなんてモノじゃない。
場を明るくする人だってすごいこと。
大切なのは『自分は誰かのために何が出来るのか?』
これがとてつもなく大切なコトだなと思います。
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④最後は名残惜しみたい
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そして最後はやっぱりたき火。
実は最初の導入の遊びは、
新メンバーたちだけで考えてくれました。
すごく素敵な企画をありがとう。
そしてそのあとのみんなで
キャンプファイヤーを囲んでのダンスは、
ダンス経験者の有志が創ってくれました。
素敵な空間をありがとう。
実はさ、もっと時間に
余裕がある予定だったんだよね。
もっと本当はゆっくり語らいたかった。
けど、コレもまたカタチかな。
正直ここは心残りがある。
けど、間違いなく火を囲んでの
あの空間は素敵な空間だった。
『自分は何を創りたいのか?』
家に帰ってからでもいいから、
ふと考えてくれていたら嬉しいな。
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僕がみんなに伝えたかったこと
みんなが本当に創りたいのはなんですか?
こういう話ってさ、
なかなかバカ真面目に話したら、
こそこそ陰口言われそうだよね。
まあ、それが同調圧力ってもんです。
けど、僕はそんな空間は創りたくない。
バカ真面目に自分の将来を
笑いながら語れる空間であって欲しい。
別に今は明確になくったっていいじゃない。
今の時点で決まってる人生なんか、
逆になんかつまらなさそうじゃん。
大切なのは『考え続けること』
でもただ考えるだけじゃなくて、
実体験で検証し続けること。
"創る"を大切に出来る人が
少しでも増えますように。
次回開催について
実は次回の開催日程が
決まりつつあるんですよね。
8月27日28日@豊田
詳細はまたお知らせします。
もしも気になる方は僕宛でもmapsでも
お声かけいただけると嬉しいです
2022/06/04 東海龍宜
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エピローグ(読まなくても大丈夫です笑)
僕は実際創りたい未来は、
『大切にしたい人が増えていく未来』
だからこそ地域を大切にしたいし、
コミュニティマネジメントを学んでいるし、
たくさん色んなマチへと足を運ぶし、
ゲストハウスを創りたいと心から思う。
ただもっと自分が強くならなくては、
その未来は創れないなと実感する毎日。
僕は今絶賛院試勉強中ですが、
なぜ情報に行ってエンジニアになりたいのか。
漠然な理由でしか言葉に出来ない自分に、
少しいらだってしまうことが多々あります。
けど多分、人生こんなもんなんだろうなって思います
人生は旅なんだから、
言葉に出来ない思いの一つや二つ、
あるのが当たり前なんだと思う。
だから、なんとなくでも、
いいんじゃないかなってふと思う。
多分、エンジニアになれれば、
自分のオモイをプロダクトとして、
直接誰かに届けられるようになる。
コミュニティマネジメントや経営を
ガチンコにしっかり学びきって、
ゲストハウスやれれば、
きっと面白い人たちで溢れる、
そんな宿に出来るはず。
そんな心から楽しいだろうなって
思う未来をめがけて、
今は苦痛だけど将来への投資のために、
毎日図書館に籠もって勉強しています。
次はもっとたき火の時間に、
みんなでしっとりと夜遅くまで、
語らえる時間を創れればいいな。
僕もなかなあ素直に将来の話を
話せるタイプではないからさ。
次回はどんなキャンプになるだろうか。
fin