間違っている文化「弱点を克服するべき」
現代には、主人公の苦手を克服して、戦いに勝つアニメや映画がほとんどですよね。
例えば運動神経がない高校1年生が、バスケットボールを始めるが試合に出してもらえない。しかし最後の引退試合で決勝ゴールを決める。
見る分には良い話だったなで終わりますが、苦手を克服するために多くの時間を割くのは「いばらの道」。これに対し、
入学してきた高校トップレベルプレイヤーが、試合に淡々と勝利していく様子を描く映画、はとても最後まで見れないですよね笑。
映画の途中で飽きるか恋愛要素をぶち込むしかありません。しかし現実的に見ると、後者が私たちの見習うべき要素だと思います。
実際、後者のような「元から恵まれている人の成功物語」はドラマやドキュメンタリー等を通して、見かけることは8割もないでしょう。
収入を上げるには役割・役職が極端に変わりますよね。
身近な例を挙げると、仕事の作業を効率よく行う新人社員→昇格して、指揮をとる役割になった上司→社長と社員の仲介を行う社長と身近な人
みんなそれぞれに得意とする能力があるのに、昇格するには苦手なことであってもやる義務がある業務内容。仕事で得意を行う機会が減ると生産性が下がってしまい、自信や希望も失ってしまうことも少なくないでしょう。
全く違う役職に就き、苦手分野にも飛び込むのは全くの別人になるようなものです。全ての機会がそうではないのですが、昇格できるのは能力があるからではなく適応する力があると認められるからだと思います。それはそれでありですが、本来ならば才能を見極めてそれに適した行動をとることが一番なんです。
理由としては、才能と苦手などに費やす時間の二つには、それぞれ限界があります。「才能×時間」を公式とすると、時間には制約があるのでいかに自分の才能を見極めてそれに時間を費やすかが大事なことだとわかります。
「今の自分」から始める。これが私たちを飛躍させ、強みを得ることができる手段だと感じています。ただし、才能は強みの一つの要素に過ぎません。強みは、3つの要素で構成されていると考えます。「才能・性格・環境」です。
結論、今の自分を見つめて恵まれた素質は何かを探ることから始めた方がいいかもしれません。達成欲が強い、学習欲が強い、内省的で一人で考えることが苦ではない等々。
次回は、この素質を中心に記事を書いていきます!ご愛読ありがとうございました!!